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公園の噴水遊びは「騒音」 訴え認める 東京地裁支部(朝日新聞) - goo ニュース

2007-10-06 00:59:35 | ニュース
公園の噴水遊びは「騒音」 訴え認める 東京地裁支部(朝日新聞) - goo ニュース
2007年10月5日(金)12:27


 東京都西東京市緑町3丁目の「西東京いこいの森公園」にある噴水で遊ぶ子どもの声やスケートボードの音がうるさいとして、近くに住む女性が市に対して噴水の使用とスケートボードで遊ばせることをやめるよう求める仮処分を申請し、東京地裁八王子支部がこれを認める決定を出していたことが分かった。決定は1日付で、市は2日から両施設の使用を中止している。

 市によると、噴水は地面に埋め込まれた噴水口から水が断続的に噴き出し、水の間を縫って遊べる構造になっている。女性の家は公園に隣接し、噴水からは数十メートルの距離にある。都条例で同地域の騒音規制基準は日中で50デシベルと定められているが、市が女性宅付近で測定したところ、噴水で遊ぶ子どもの声が60デシベル、スケートボードの音が58デシベルと、ともに基準値を上回っていたという。

 女性は心臓などを患い療養中で、噴水で遊ぶ子どもの声などが精神的苦痛をもたらすと主張。これに対し、市は、子どもの声は基準値を超えても受忍限度を超える騒音にはあたらないと主張していた。

 なんだか世知辛いニュースに思ったんですが、よくよく調べると都の公園計画そのものが、どーなのって感じです。

 新しい公園で、それまでは東大原子核研究所跡地だったそうですから、閑静な場所だったのでしょう。さらに、この女性が療養中であることを考えると、平成17年4月29日開園以降に引っ越してきたとは思えない。それまで、静かなところに60デシベルは結構つらいと思う。

 さらに地図からすると、おそらく公園北側の池のようなものが噴水なのでしょう。あんまりにも、住宅地に接近しすぎてると思う。せめて、住宅地側に高木の緩衝地帯でもあれば良いのでしょうけど、それもなさそう。もっと公園中心部にして、周囲を樹木で囲うとか、思い切って反対側の東大演習林側に持ってきても良かったのではと思う。

 市民が計画段階から参加し、市民が育てる公園を目指していたそうだけど、騒音等の専門的なアドバイスはやっぱり自治体側がキチンと行ってかないとダメだろう。失礼な言い方だが、素人の言いなりでは困るのだ。
コメント (2)
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