CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

22-043「プロジェクト:ユリシーズ」(ドイツ・スイス)

2022年02月13日 14時55分22秒 | ドイツ映画
マッチは一本残した
 近未来。気候変動や伝染病、戦争による汚染のせいで人類は地球に住めなくなり、ケプラー209惑星へ逃げ延びた。
 しかしケプラーでの生活は人間の生殖機能に悪影響を及ぼし、彼らは地球へ帰還するためのプロジェクト「ユリシーズ計画」を始動。地球への着陸に唯一成功したユリシーズ2号機の乗組員ブレイクは、変わり果てた故郷で探査を続ける。
 やがてブレイクは何者かに襲われ、地球に生存者がいることを知る。(「作品資料」より)


 「インデペンデンス・デイ」等、常に地球を滅亡の危機に晒すローランド・エメリッヒが製作総指揮にあたったSFサバイバル・アクション。

 本作では、地球は汚染によって住めなくなり、人類はケプラー209惑星に既に移住しているという設定。

 しかし、生殖機能が低下し、子供がいなくなったことで、再び地球に帰還するため〝ユリシーズ計画〟を開始し、1号は消息不明になったものの、2号機は事故がありながらも何とか到着。

 乗組員のブレイクは探査を開始するが、生存者たちに襲撃され、捕らわれてしまう。

 誰も住んでいないと思われた地球に生存者がいるという展開は、これまでも何度か見た展開。

 しかし、更にブレイクを捕らえた者たちを襲撃する者たちが現れる。

 その中心となっているのは、1号機に乗っていたギブソン。

 ブレイクと顔を合わせたギブソンは、彼女を歓迎するが、彼らの行為が非道なものだと感じ、捕らえられた子供たちを救い出そうと決心するブレイク。

 これもありがちな展開ではあったかな。

 実は、ブレイクの父親も1号機に搭乗し、行方不明になっており、もしかすると生存者たちを襲撃する側に立っているのかなと思ったが、そういう役回りではなかったな。

 ギブソンの計画が露わとなり、それを阻止しようとするブレイク。

 〝マッズ〟と呼ばれる生存者たちと共に戦う。

 果たして、戦いの果てに辿り着く結末は。

 話としては、王道的であったが、興味深い展開であった。
 
 結末は、思っていた以上に綺麗で穏やかな終わりだったかな。

/5

監督:ティム・フェールバウム
出演:ノラ・アルネゼデール、イアン・グレン
   サラ=ソフィー・ボウスニー、ショペ・ディリス、セバスチャン・ロッシェ
   ジョエル・バズマン、ベラ・ベイディング、エデン・ゴフ
於:ヒューマントラストシネマ渋谷

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