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EU:銀行の自己資本比率大幅引き上げを、配当とボーナス制限も提案
10月12日(ブルームバーグ)
欧州連合(EU)の行政執行機関、欧州委員会は、危機に見舞われた域内銀行の資本強化とギリシャ融資第6弾の実行、恒久的な救済枠組みとなる欧州安定化メカニズム(ESM)の発足前倒しを呼び掛けた。欧州委のバローゾ委員長が12日、域内債務危機への包括的解決策を示した。
バローゾ委員長は声明で、「最も質の高い資本で構成する自己資本の比率の相当大きな引き上げ」を実現するための「協調したアプローチ」を呼び掛けた。公的資金注入の可能性を排除しない一方、そのような支援を必要とした銀行には配当とボーナスの支払いを禁止する考えも示した。
委員長は「危機のさまざまな側面に対する後手後手で小出しの対応はもはや十分ではない」とし、「先手を打たなければならない」と訴えた。
決定的な危機打開策を打ち出す期限として、今月23日に欧州の首脳会議が迫っている。
バローゾ委員長はドイツの主張をくみ、「システム上重要な」銀行はまず市場からの資本調達、次に自国政府による支援に頼り、欧州の救済基金の活用はその後に最後の手段としてのみ可能だと論じた。
EUの銀行監督機関である欧州銀行監督機構(EBA)は、域内の銀行に対し自己資本比率9%を求める可能性があると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ソブリン債からの損失を吸収するため、前回のストレステスト(健全性審査)時の合否ラインだった5%から引き上げるとみられる。
バローゾ委員長はまた、欧州が4400億ユーロ(約47兆円)規模の暫定的な救済基金、欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の効力を高める必要があるとの考えも示した。委員長は「EFSFは防火壁以上のものにならなければならない。本物の弾薬が必要だ。その能力を最大化しなければならない」と語った。
さらに、恒久的なESMを計画よりも早い2012年半ばまでに設立することもあらためて呼び掛けた。
ユーロ圏の経済管理強化については、各国の予算策定にEUの中央機関が関与する権限を高めることを中心に据えた。
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=ac_.mE4apV8M
記事の紹介終わりです。
2009 11 30 剰余資本と余剰資本 【わが郷】
今度は別の手を打って来ています。インフレがダメなら、デフレがあるさ。誠に単純な発想。今度は少し、国家経済からの泥棒には手間がかかります。政府からの泥棒は国債の発行。そして経済からの泥棒は、債権とりわけ株式の細工で行います。前にも書いたことがありますが、特定の企業の株式を高騰させて、乗っ取り劇を演じるのでした。すんなりいく場合はFRBの輪転機で刷り上げたドルを行使します。日本の放送局乗っ取りで使った手は、日本政府関連の金融機構から円の融資を巻き上げる方法を行使しました。ドルを円に変えたわけです。
昨年のリーマンショックでは、沈没駆逐艦からお宝を運び出し、タックスヘブン島へ隠しました。経理上はサブプライム破綻の損金と計上して誤魔化します。その盗んだ分以上のカネが、政府資金注入として穴埋めされました。
2009 12 07 いたづらにわが身世にふる 【わが郷】
ザックリと表現すれば、97億から4千590万円を減じれば、96億5410万円が株式市場のメカニズムで生まれた価値であると謂う。実体経済に置いて、古式ゆかしいマルクス時代の資本家が得る剰余価値と比較してみれば、月とスッポン。この資本の大変身ぶりは、天文学的な脅威である。このマジックでできあがった怪物が、全世界的な連携で、実体経済に襲いかかるのである。これこそ当に、虚像イルミナティの実態であろう。レーニンは生産力と交通・通信の発達が、政治経済に及ぼす影響を語っていたが、今日のその変貌ぶりは、彼の想像できる事象を遥かに超えている。
サロメでなくとも、加害の悦楽を貪りたい、そんな衝動は人間性の原始の闇には潜んで居るものなのです。信じられないことですが、右足を切断のハズが、正常な左足を切り落としてしまった。そのようなことも、実際あると医療内部では謂われています。
解剖整理学の学者が調べたところ、脳動脈流は被検体の3%に見つかったとの研究報告があります。ですが最新のMRIやC-Tで画像検査をおこなってもそれほどは発見できません。古くて精度の悪い機器を使用していたり、あるいは検査技能が劣っていたり、原因は様々ですが、実際の発見例はその拾分の1もありません。また動脈瘤がすべて破れるわけでもなく、ほとんどの人は動脈瘤があるのさえ知らずに一生を終えます。
しかし此処にたとえば、サロメのこころを持って、ヘロディアの邪な謀(きかりごと)に背中を押される、そのような医師がいても不思議ではありません。(全文は、こちら をクリックしてご覧ください)
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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