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社長ら4月退任 提携も先送り
記者会見で退任を表明した高山社長
オリンパスの高山修一社長は18日の記者会見で、4月後半に臨時株主総会を開き、自身を含む取締役6人が退任すると発表した。(庄野和道、戸田雄)企業統治の強化に向けて、新たな取締役の過半数は社外から招くなど、損失隠し再発防止策を説明した。
ただ、他社との提携など抜本的な再建策は新体制に先送りする姿勢を示し、経営混乱の収拾はなお時間がかかりそうだ。
高山社長は不祥事について、「多くの人に迷惑をかけて心苦しく、おわびするしかない」と陳謝した。取締役11人のうち、提訴された6取締役は臨時株主総会で退任し、残る5人も「しかるべき時期に交代する」と述べ、全取締役の退任を表明した。監査役3人も提訴されたため、6月の定時株主総会後に辞任する見通しだ。
社長は現在の執行役員16人から選ぶか、社外から招くか、幅広く検討が進められる見通しだ。高山社長は事件の原因に「社長への権力の集中」を挙げており、新取締役の過半数を社外から招くとした。
取締役候補は新設した指名委員会が3月中旬までに選び、外部の専門家で作る経営改革委員会の承認を得て決める。経営陣の在任期間の制限なども導入する。
企業統治に詳しい日比谷パーク法律事務所の久保利英明代表は、社外取締役の増員について、「肝心なのはノーと言える取締役を選べるかどうか」と指摘する。
医療堅調、電機大手が注目
高山社長は財務状況について「(4・5%の)自己資本比率はかなり厳しい。業務提携などで資本注入は必要」と認め、提携は不可避との考えを示した。ただ、「(臨時株主総会で選出される)新体制で方向付けしたい」と、新経営陣に交渉を委ねる意向だ。マイケル・ウッドフォード元社長が臨時総会での委任状争奪を断念したことや、本業の内視鏡事業が堅調に推移していることから、新体制が発足する4月後半まで、提携先の選定など重要事項の決定は先送りできると判断した模様だ。
しかし、欧州や新興国経済の行方など経営環境が激変する可能性もあり、経営体制の空白が思わぬリスクとなる可能性もある。
一方、医療事業は今後も成長が見込まれるため、業界内では提携候補として、内視鏡に力を入れる富士フイルムホールディングスのほか、ソニーやパナソニック、東芝などの名前が次々と挙がる。ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長は「取引先として良い関係だが、それ以上はコメントしない」と述べ、パナソニックの大坪文雄社長は「我々が特別なことを考えていることはない」と慎重姿勢を見せる。
高山社長は「どういう提携があるのか考えている」と水面下の交渉入りを示唆するとともに、「2社、3社もある」と複数企業との提携可能性も示した。東京証券取引所は近く、オリンパス株の上場維持を正式に決める方針で、今後も争奪戦は激しくなりそうだ。
(2012年1月19日 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/manda/20120119-OYT8T00367.htm
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■ 2009年7月9日
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