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中国首相「製造強国へ転換」 先端分野など高度化
2015/3/5 23:35【北京=阿部哲也】「中国は製造大国から製造強国へ転換する」。5日の全国人民代表大会(全人代)開幕式。李克強首相は経済の安定成長に向けた産業振興の基本方針を示した。その目玉となるのは「中国製造2025」と名付けた新たな10カ年計画だ。
2025年までに労働集約型の単純なモノづくりから脱し、先進国並みに高度な製造業を生み出すことを目指す。先端分野への優遇策を手厚くするほか、研究開発を奨励し、企業の技術改良や新興産業の勃興を促す。李首相は「製造業は中国が強みとする産業だ。重要分野で先手を取っていく」と狙いを強調した。
具体的には情報ネットワークや半導体、新エネルギー、新素材、バイオ、航空エンジン、ガスタービンなどの分野で「世界競争を勝ち抜く主導的な産業に育成する」(李首相)。総額400億元(約7650億円)の新興産業向け基金や中小企業向け私募市場なども整備し、製造業の変革を金融面からも支える。
背景にあるのは、安い労働コストを前提にした従来の産業振興策に無理が生じ始めたことだ。「世界の工場」として世界中の製造業の進出が相次いだ中国では、北京や上海など主要都市だけでも最低賃金が過去5年で1.5倍以上に急上昇した。中国政府は生産現場への工業用ロボット導入なども進め「高付加価値型」産業への移行を促す。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM05H7G_V00C15A3EA2000/
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