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そうりゅう型潜水艦

2015年06月26日 12時08分16秒 | 防衛省装備

世界の軍装備

そうりゅう型潜水艦 そうりゅう型潜水艦 自衛隊 装備

 

そうりゅう型潜水艦 そうりゅうがたせんすいかんJMSDF SS Sōryū class

海上自衛隊が運用及び取得中の、新型通常動力型潜水艦。

 


概要
 海上自衛隊初のAIPAir-Independent Propulsion、非大気依存推進)潜水艦。1番艦が平成16年度(2004年度)予算で建造される潜水艦(SS)であるため16SSとも呼ばれる。

 そうりゅう型は計画段階では改おやしお型と呼ばれていたが、性能面では従来艦と比較して大幅に向上しており、水中排水量4,200トンは現代の通常動力潜水艦としては世界最大となる。

また、AIP潜水艦としては既にスウェーデン海軍のゴトランド級潜水艦やドイツ海軍の212A型潜水艦などが就役しているが、いずれも水中排水量2,000トンに満たない小型艦であり本型はAIP潜水艦としても世界最大 (2011年現在)となった。

 


船体
 船体はおやしお型とおなじ“葉巻型”だが、舵に水中運動性が高く舵損傷の危険の少ないX舵を採用した。前級のおやしお型では、船体及びセイル側面にとどまっていた吸音タイルが、船体の上構部を始め艦全体に取り付けられ、セイル前面基部にフィレットと呼ばれる流線形の覆いを追加し、静粛性向上が図られている。

 「あさしお」のAIP化改造では、全長で約9m、基準排水量で340トンの増加となったが、そうりゅう型では、機器の小型化やAIP区画以外の各区画でスペース圧縮が図られた結果、おやしお型と比較し全長で2m、基準排水量で150トンの増加に留まった。省力化により乗員は逆に5名減少している。

 

動力
海上自衛隊では次世代潜水艦の AIP Air-Independent Propulsion非大気依存推進システムとして、スウェーデンのコックムス社のケロシンと酸素を燃料とするスターリング機関 (4V-275R MkII)の採用を決定し、2001年には練習潜水艦「あさしお」を改造して搭載し、実艦試験を行ってきた。そうりゅう型ではその改良型である4V-275R MkIII(連続定格出力75kW、川崎重工業でライセンス生産)を4基搭載し、数日間が限度だった低速時の水中持続力を 2週間以上に延長した。

『75kw=102ps(1 kワット(W)=1.36仏馬力(PS))』

電動機は直流から交流へ変更された。

 

 

 

 センサー
潜望鏡は従来の光学式2本から、従来型と非貫通式潜望鏡1型(イギリス、タレスUK社製非貫通式潜望鏡CMO10を三菱電機でライセンス生産)各1本へ変更された。ソナーシステムは、おやしお型のZQQ-6から「そうりゅう」はZQQ-7に、「うんりゅう」はZQQ-7Bに改良されている。

指揮管制支援ターミナル(C2T:Command and Control Terminal)の装備など新機軸も採用されている。

 

                


 艦ごとの装備の違い [編集]2番艦(SS-502)からはソナーがZQQ-7Bに変更され、7番艦(SS-507)からは新たなXバンド衛星通信装置が装備されており[3]、8番艦(SS-508)からは新たに潜水艦魚雷防御システム(Torpedo Counter Measures :TCM)が装備される予定である[4]。

また当初は、5番艦(SS-505)から、主蓄電池として、従来の鉛蓄電池と比べ、2倍以上の重量容積あたりエネルギー密度と、1.5倍以上の繰り返し充放電回数を持ち、充電時間が短く、放電による電気容量の低下を抑えたリチウムイオン蓄電池を搭載する予定であったが[5][6]、財政難によりいまだに搭載する目処が立っていない。リチウムイオン蓄電池の搭載が実現すれば、艦の巡航速度が改善し高速航行可能な時間が増大する予定となっている。

さらに防衛省は、スターリング機関の後継の2020年代の次世代潜水艦用AIPシステムとして、2006年度から2010年度まで「次世代潜水艦AIPシステムの研究」の名目で燃料電池システムを研究したが、予測より水素吸蔵合金の技術的進展が遅滞し調達コストが高価になる見込みとなったため、事後の政策評価において、開発移行については技術進展を踏まえつつ十分な検討が必要であると結論付けられた[7]。

 


艦名

 「そうりゅう」は、大日本帝国海軍の御召艦 蒼龍 (初代目) 」 、航空母艦 「蒼龍(二代目)」 と同じく、蒼い龍を指し、「うんりゅう 」 は航空母艦 「 雲龍 」 と同じく、雲間を飛ぶ龍を指す。海上自衛隊は「海象(海の自然現象)と水中動物の名」を潜水艦の命名基準としていたが、2007年(平成19年)11月5日付けで行われた命名付与基準の改正で「瑞祥動物(縁起の良い動物)の名」が使用できることとなり、「龍」を用いた命名はこれに基づく。

 従来から、「しお」の海象名を使い果たした場合は「りゅう」を採用することが検討されていたが、実際には海上自衛隊の潜水艦は最大でも十数隻で、「しお」を繰り返し使うことで対応し、これまで「りゅう」の出番はなかったとされている。潜水艦に動物の名を与えることは、かつてのアメリカ海軍はじめ各国に例があり、世界的に見れば珍しいことではない。

 アメリカ海軍やイギリス海軍では、かつての戦艦の名称を持つ潜水艦が存在するが、これは弾道ミサイル型や次世代攻撃型(いずれも原子力推進艦)が戦艦に代わる地位を占めるとみなされたためで、通常動力潜水艦での例はない。 (通常炸薬の代わりに、核弾頭を搭載すれば、戦略核攻撃兵装となるのば、外国から見れば常識。)

Wikipedia より抄出 画像添付と編集を、岩水にておこなった。 )

 

2021 02 08 海自潜水艦が民間商船と衝突【保管記事】 海自潜水艦と民間商船が衝突

 

 番艦 そうりゅう
 source

 

 2番艦 うんりゅう

 http://www.vspg.net/jmsdf/ss502.html

 

  3番艦 はくりゅう

 

 

けんりゅう 4 けんりゅう

2012 03 22 「 そうりゅう 」 型 4番艦 潜水艦 「 けんりゅう 」 就役 【朝霞新聞】

 

      5番艦 ずいりゅう

 

 

2014 0 09  日本の潜水艦、大洋に乗り出す 【ロシアの声】

2014 04 08   日本、オーストラリアと潜水艦の共同研究 【みずきの女子知韓宣言】

2012 04 13  三尺流れりゃ 水清し 【わが郷

 

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