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「シーカヤックで羅臼向かう途中流された」

2011年08月26日 06時44分18秒 | 保管記事


 

  記事の紹介です。

 

 

「シーカヤックで羅臼向かう途中流された」

 
根室港の岸壁で取材に応じる栗山さん(25日午後6時29分)  北方領土・国後島付近の海上で今月21日にロシア側に身柄を拘束された、琉球大医学部生栗山圭輔さん(37)が25日、ロシア国境警備隊に解放され、根室海上保安部の巡視船で根室港に到着した。栗山さんは、シーカヤックで知床半島を回っていて、波が高く海流で沖に流されたと説明。「迷惑をかけ、申し訳なかった」と話した。

 栗山さんの身柄は、北海道野付半島沖の日露中間ライン付近で、巡視船に引き渡された。罰金などは科されないという。

 栗山さんの説明によると、16日に知床半島オホーツク側の斜里町ウトロから出発し、根室海峡側の羅臼町相泊を目指したが、18日に知床岬沖で流され漂流。21日夜、ロシア国境警備隊の巡視船に見つけられたという。

 栗山さんや根室海保によると、栗山さんは約1週間分の食料と、ヒグマに遭遇した時に音を出すためのおもちゃのピストルを持っていた。全地球測位システム(GPS)があったため、国後島付近に流されたことは分かっていたという。根室海保は、持っていたとされるナイフについても話を聞いている。

 栗山さんは「国境警備隊に、素直に計画を話した。ピストルはヒグマ対策と説明したが、わかってもらえなかったようだ」と話した。

 栗山さんはシーカヤック歴3年という。

(2011年8月26日  読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20110826-OYT8T00012.htm


国後拘束:琉球大生が根室港に帰還
 
ロシア側から引き渡され、根室海上保安部の巡視船から下船する栗山圭輔さん=北海道根室市の根室港で2011年8月25日午後6時18分、本間浩昭撮影 北方領土・国後島沖で21日、ロシア国境警備局に拘束された琉球大医学部6年の栗山圭輔さん(37)が25日夕、根室海上保安部の巡視船に引き渡され、北海道根室市の根室港に帰還した。栗山さんはシーカヤックで知床半島を1周する予定だったといい、「悪天候のため、自らの力で戻って来られず、ご迷惑をおかけしました」と話した。健康状態に問題はないという。


ロシア側から引き渡され、根室海上保安部の巡視船から
下船する栗山圭輔さん=北海道根室市の根室港で
2011年8月25日午後6時18分、本間浩昭撮影

 栗山さんによると、16日に知床北部の斜里町ウトロを出発。シーカヤック(全長約5メートル)に1週間分の食糧を積み、知床南部の羅臼町相泊に向かった。18日に知床岬を通過しようとした際、風と北東の強い流れに引っ張られ、沖に流されたという。国後島の地図は持っていなかったが、全地球測位システム(GPS)で位置は把握できたといい、「このまま流されると助からないと思った。国後島が見えてきたので助かる可能性があるかもしれない」と島の沿岸に近づき、ロシアの警備艇に拘束されたという。

 ロシア国境警備局は当初、栗山さんが「ゴムボートに乗っていた」とし、無許可渡航の疑いもあるとして同島の古釜布(ロシア名ユジノクリリスク)に移送し事情を聴いていた。しかし、栗山さんに意図的な渡航の意思はなかったとし、25日午後4時半ごろ、警備局の船が根室沖で根室海保の巡視船と落ち合い、栗山さんを引き渡した。【本間浩昭】

毎日新聞 2011年8月25日 21時31分(最終更新 8月25日 22時51分)
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110826k0000m040094000c.html

  記事の紹介終わりです。

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