経済と国債にかんする、雑感です。
みなさんは国債の功罪はお話ししますが、金融の統制や指導で経済発展させていた、1970年代以前のことは、書きませんね。
国債発行よりも、銀行や株屋から税金を毟り取り、業績不振な金融は倒産させればよい。
国債をどんどん発行して、金利をゼロ%とか、国債自体の価格破壊まで、どんどんやったらどうだ。
現在の日本経済の国内不調は、70年代以前とは真逆の金融政策による。
石油コンビナートを作ったり、製鉄あるいは自動車産業を興したのは、主に民間金融資金であった。アメリカに追いつき追い越せとの目標に向けて、官僚や政治家が金融の尻をたたいて、資金を大量に注入したからこそ、日本は世界一の工業国になることが出来た。
ウドの大木、強権国家のソ連と対峙しつつも、実際の敵は日本であるとの認識は、世界金融この場合は、ユダヤ金融にあったのだろう。
一般の日本人は、律儀すぎるから、経済活動つまり会社経営のことがよく見えない。起業して20年ほど会社を経営してみた経験から言えば、急激な企業成長には金融からの、サポートが絶対に必要なこと。売り上げを伸ばしても、売掛金はすぐには入金されない。しかし、給与は一月以内に払うのが一般的だ。このつなぎをするのが銀行からの融資である。また人員を増やすにも、長期的な資金を手当てしなければならない。成長している企業は実際は、赤字つづきなのが普通なのである。赤字の企業にはカネは貸しづらいしかし、黒字で資金に余裕のある会社はカネなど借りなくてすむ。そこで黒字になる営業計画を銀行に提出して、赤字企業が融資を受ける。現実は赤字、そして金融対策のときは、工夫して少しは黒字を出す。銀行は本当の現場や、決算上の合法的なやり繰りなど判らない。
官僚天下りの銀行役員や、世襲あるいは政治家や取引先の、情実入行にはこのような経営の機微など判ろうハズもない。それで『企業経営は利益確保が大前提』などとの、ユダヤ金貸しのご託宣を信心するだけの、世間知らずといおうか、実業知らずの本読みがずらりとそろう。欧州ユダヤが発明した、信用の創造とは、1㎏の金塊の預かり証(つまり紙幣のこと)を、数倍以上に発行してしまう、ある意味インチキではある。企業経営も返せるハズもない借入金を延々と借り換え、借り増しする作業が、財務の基本である。
『不良債権』 とは、この 「返せるハズもない借入金」 のありさまを世間にアピールするためにつけた、センセーショナルな渾名であった。経済社会全体を、国民経済学的な俯瞰の視点から眺めれば、銀行借入は全部が全部、不良債権である。これがあるから企業は売り上げが伸ばせる。人も雇える。歴代の内閣が、経済のイロハも解らない、若い女性を 「少子化対策の特命大臣」 に任命する。会社経営して給与や賞与を払った者から眺めれば、笑止のきわみではある。給与が多く貰えれば、子供を作れる。教育が進んで、避妊具の製造も簡単にできる工業国や、先進国では性交をしても子供はできない方法はいくらもある。女性は子供を産む機械ではないので、如何に若い女性を大臣に任命しても、1人でナン万人も子供を産めるわけがない。
国家を経営することができないユダヤ教徒は、何千年ものあいだ荒野を彷徨い、貧民窟や特別区に押し込められて生きてきた。そこで得たものは絶対的な、人間不信であったのか。『1㎏の金塊の預かり証(つまり紙幣のこと)を、数倍以上に発行してしまう』この不正とインチキの秘匿は、彼らだからこそできた。しかしこのことが、経済の発展に貢献した。経済成果の実物が生まれる前に、『信用(貨幣)』をデッチあげる。こうして生み出された紙幣が銀行から、世間に流れてゆく。カネを貰えれば人々は働く気になる。カネが手には入れば、ものが買える。ものが売れれば、経済は拡大する。
日ユ道祖論などは、ユダ公の最大の嘘である。人をダマして、垣根を壊し、殺戮破壊のかぎりをつくすのがユダヤ教徒である。日本人は村を挙げて水稲栽培を行ってきた。水は仲良く公平に分けなければ、村の豊作は実現できない。日本人は調和と平和が最大の特徴である。ユダヤはダマして壊して殺して奪う。
国債発行は悪である。
政府がまともな経済政策を実行できないから税収不足となる。一般経済から搾れば、経済は疲弊する。カネを溜め込む不届きものから徴税すれば、財政は確実に潤うし、余剰資金は経済の現場へと戻ってゆく。
国債を増発して、政治家や官僚周辺にバラ撒けば、タコの足喰いでしかない。
利益が請け負い金額の50%もある公共事業は、政府や官僚を腐らせる。
その腐った政治家や官僚、役人の取り巻きの経済家も腐ってくる。
金融で経済を活性化させる。全体を眺め回して、あまってカネがだぶついているところから徴税する。これが国家経営の要諦である。いまの菅内閣の政治は、カネがだぶついている財界にもっとカネを溜め込ませる。金が無い中小の実業現場や、一般家庭生活から、ムリムリに徴税する。これでは経済はかれてしまう。葉っぱの前は水不足。根っこには水が停滞して根腐れである。
水をどんどんやれば、根が浸かっている鉢受け皿に、水がたまる。
国債を発行して、どんどん公共事業をやれば、太根のまわりに水はたまる。国債の原資の預貯金はどんどん増える。しかしそれをネダる政治家の心根が腐る。汚沢の水辺にはこのような建設・土建の雑木ばかり生えている。日本のマングローブは、永田町にあり。痴呆政治の公共事業部にあり。
省エネ自動車の販売促進費補助と、家電のそれは、自動車の宣伝でも流れていたが、えこひいきである。しかしこの二部門では経済は活性化したのは事実である。
本来の70年台以前の金融は、貸し越し、貸し越しで、この政策を市中金融が行っていた。借り入れた経営者は、自己の個人資産まで担保に入れて、責任を負っていた。経営が破綻すれば、自分も破綻する。まさに武士道の経営であった。