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ロシア新鋭原潜、太平洋艦隊に…日米中に対抗
【モスクワ=貞広貴志】ロシアが、ソ連崩壊後初めて開発・建造した戦略核搭載の潜水艦「ユーリー・ドルゴルーキー」を年内に太平洋艦隊(司令部・ウラジオストク)に配備することが本決まりになった。
米国に対する核抑止力の維持・向上を狙ったものだが、中国の軍事力拡大に対抗する布石との見方もあり、緊張を高める東アジアの戦略環境を複雑にする要因となりそうだ。「潜水艦の試験はうまくいっている。年末までに太平洋艦隊に引き渡される」。プーチン首相は5日、与党・統一ロシアの集会でこう言明した。首相は「海軍を近代化し、核抑止から海洋権益の確保まであらゆる問題を解決する能力を備える」と配備の趣旨を説明した。
射程8000キロ・メートルの弾道ミサイル(SLBM)「ブラバ」を搭載する最新鋭原潜の1号艦の母港は、カムチャツカ半島のビリュチンスクになる予定だ。配備の主な狙いは、老朽化が著しい潜水艦隊の更新。現在、極東海域に配備されている潜水艦約20隻のうち米本土を射程に収める戦略原潜は「デルタ3型」4隻程度とみられる。就役は30年以上前で、作戦行動に支障を来しているとされる。新型艦は、性能向上に加え、騒音を抑えて敵による発見・追尾を困難にする機能も備え、日米にとって新たな脅威となりそうだ。
(2011年9月7日21時21分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20110907-OYT1T00955.htm
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