Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

睡足軒の森

2009年03月30日 | 史跡・名所
風雅な空間

(1)


私のブログで時々ご紹介しています「睡足軒の森」です。
これは今まで撮影したことがないカットで、気がつかなかったなぁ・・・・という感じです。
入り口にほど近い場所で奥まっていたからでしょうか。
なかなか気に入っている写真です。

撮影地:埼玉県新座市「睡足軒の森」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/30秒 f/4.0) -1.0EV 50㎜(80㎜相当)
撮影年月日:2009年3月29日(日)



(2)


ソメイヨシノはまだ二分咲きといったところで、木々の芽吹きがようやく始まったところです。
紅葉や桜が満開の時季は訪れる人も多いのですが、ちょうど中途半端な感じなんでしょうか。
訪れる人も疎らで、このように広がりのあるカットを撮影することが出来ました。

このカットではC-PLフィルターを使用していますが、屋根瓦や熊笹などの葉の輝きを奪いたくなかったため、その効果は控えめにしてあります。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/100秒 f/6.3) -0.7EV 45㎜(72㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


ここは昨日記事にしました平林寺とは通りを隔てた場所にあります。
茶室などもあり、なかなか風雅な感じがするところです。
折りしもお茶会が開かれていたようで、このような演出がされていました。
「和服を着た若い子が通らないかな?」と待っていたら・・・

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/5.6) -0.7EV 82㎜(131㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


運良くうら若き女性が通りかかりました。
行く先には茶室がありますので、きっとお茶会に行くのでしょう。
若いのに感心なことですね。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/4.5) -0.3EV 105㎜(168㎜相当・C-PLフィルター使用)

平林寺の桜

2009年03月29日 | 
「平林寺の枝垂桜」となる筈が・・・

(1)


えー、3月29日は朝から青空が広がって、写真撮影には絶好のお天気でした。
ところが、例によって朝寝坊をしてしまったZEISSメにござりまする。
10時過ぎの起床では遠くへ行くことは儘なりません。

そこでこう考えました・・・「そうだ、平林寺へ行こう!」と。
あれ?何だか昨日の記事と似通った書き方になってきたゾ(笑)

平林寺には立派な枝垂桜があって、何度か撮影しに出かけたことがあります。
勝手知ったる場所ですから気軽に出かけて行くと・・・ない!枝垂桜の花がない!!
どうりで人の数が少ない訳です。
「空いている方が撮りやすくていいや!」と前向きな考えで撮影開始です。

撮影地:埼玉県新座市「平林寺」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/5.6) -0.3EV 92㎜(147㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月29日(日)



(2)


久々にソフトフォーカスレンズを持ち出しましたので、ここで使ってみることにしました。
光が滲むように写るだけでなく、コントラストが弱まりますから花やポートレート向きのレンズです。
135㎜と焦点距離が長いため、疎らに咲いている桜でも圧縮効果で賑やかに見えますね。

撮影機材:キャノンEOS40D SFEF135㎜ f/2.8
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/1600秒) -0.3EV 135㎜(216㎜相当・ソフト目盛1)



(3)


2枚目とほぼ同じポジションで、レンズを換えてやや広い範囲を取り込んできました。
普通に撮影すると、またイメージが異なって見えると思います。
ソメイヨシノは今週半ば過ぎが見頃だと予想されますが、その時はもっと豪華絢爛な感じがしますよ。

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/5.6) -1.0EV 84㎜(135㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


望遠ズームに換えて、幹に咲いている花に思い切り寄って撮影してみました。
こういった場合に、つくづくf/2.8の大口径ズームからこのレンズに取り替えて良かったと思います。
以前より30cmも被写体に近づくことが出来ますし、何よりも手ぶれ補正機能がついているのが心強く感じます。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


やや薄い雲がかかってはいますが、何よりも青空が広がって太陽の光が燦燦と降り注いでくれることが嬉しく思いました。
何しろこのところお休みといえば、愚図ついたお天気の方が多かったですから・・・
次の土日もいいお天気でありますように!!

撮影機材:キャノンEOS40D EF24-105㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/8.0) -0.7EV 24㎜(38㎜相当・C-PLフィルター使用)

皇居東御苑・枝垂桜

2009年03月28日 | 
華やぎの世界

(1)


「えっ、どこが枝垂桜なんだい?」って声が聞こえてきそうですね。
はい、仰るように背景に写っているのはソメイヨシノの大木です。
実は、手前に大きくぼけて写っているのが枝垂桜なんです。

撮影地:東京都千代田区「皇居東御苑」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM(共通)
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年3月28日(土)



(2)


これは↑の画像とのちょうど逆バージョンといったところです。
ピントを合わせる位置を変えれば、全くイメージが異なる写真となります。
トップ画像にするつもりでいましたが、それではちょっと面白味に欠けるかな?と・・・

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/400秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


残念なのは太陽の光が弱々しかったことです。
今日、3月28日は天気予報とは大きく異なり、朝からどんよりとした空模様でした。
仕事から15時過ぎに解放されて、「さて、どこへ行こうか?」と思案しました。

実は、この二日前に仕事で日本橋へ車で行った時に、皇居の外周を通った時の印象があったのでしょう。
「そうだ、皇居東御苑へ行こう!」という考えが咄嗟に浮かびました。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


現地に着いたのは、もう16時に近い時間帯でした。
16時30分が閉門のようで、16時10分あたりから追い立てるようにアナウンスが繰り返されました。
そして、皇宮警察官(だと思う)が何人も巡回を始め、車両が何台も園内の至るところに現れました。

こうなると、もう撮影を諦めざるを得ません。
「あともう少しで太陽が雲間から顔を出すんだけれどな~」と思ったところで始まりません、
仕方なく大手門へと向かった私です。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 138㎜(220㎜相当)


(5)


大手門から皇居東御苑を出た私は諦めきれずに堀に面して立っている枝垂桜を被写体に選びました。
若木のせいかどうかは???ですが、かなり色が濃い花でした。
この時になって、やっと太陽が雲間から顔を出してサーっと光を掃いていきました。

撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/320秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)

黄色い花

2009年03月27日 | 
シナマンサクと日向水木

(1)


毎年欠かさずに見に行っている和光樹林公園のシナマンサクです。
撮影したのは二週間ほど前で、とにかく風が強い日のことでした。

残念なことに、今年は完全に出遅れてしまったようです。
辛うじて花が残っている木を撮影しましたが、最盛期はこんなものではないんですよ。
辺りが黄色く染まるような感じで咲くのが殊の外美しく感じられます。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(1枚目から3枚目)
     東京都練馬区「光が丘公園」(4枚目から6枚目)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/800秒) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年3月15日(日)



(2)


シナマンサクの花を近くで見ると、いつも連想するのは「錦糸玉子」!!
「あぁ、ちらし寿司が喰いてぇ~!」と思うのは私だけ?
いや、きっとあなたもそう思っている筈ですよ(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/3200秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


背景の抜けが良い場所を選んで、二つの木を絡めて撮影したものです。
左右のバランスを考えて、「これが一番いいかな?」と思ってレリーズしました。
今思えば、もうこのレンズは手元にはないんですよね。
つくづくいいレンズだったなぁと思います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2000秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(4)


所は変わって、こちらは光が丘公園に咲く日向水木です。
土佐水木よりも花は小さいのですが、好きな花の一つです。
時季が早かっただけにアップ気味に捉えてあります。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 SS1/1000秒AE(f/6.3) -0.3EV 60㎜(96㎜相当)



(5)


引きで撮ってみましたが、最盛期は凄いんですよ。
遊歩道の両脇がレモンイエローで染まるような感じです。
でも、もう今では花は終わっているようです。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 SS1/640秒AE(f/5.6) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(6)


やはりこういった花は透過光で捉えるのが好きです。
繊細な花弁が一際輝くからですが、基本的に花の撮影は逆光が一番だと思っています。
何しろ「逆光馬鹿一代」を名乗るほどですから、この春は逆光で捉えた花の写真が多くなると思います。
でも、お天気とお休みがなかなかシンクロしないなぁ(涙)

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 SS1/1000秒AE(f/4.5) -0.3EV 60㎜(96㎜相当)

ユキヤナギと彼岸桜、そして・・・

2009年03月25日 | 季節の彩り
和光樹林公園も春本番♪

(1)


先日ご紹介した彼岸桜の手前には、見事なユキヤナギがあります。
今回はそのユキヤナギを中心に配して、白とピンクの競演をお届けすうることにしましょう。
残念なことは、この日はあまりにも風が強くて、ユキヤナギの花のアップを撮ることが出来なかったことです。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM(共通)
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/80秒) 0.0EV 73㎜(117㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月20日(金)



(2)


このユキヤナギの左右から撮りたかったところですが、桜の木の下に花見客がいて無理でした。
まぁ、こればかりは先着順ですから致し方ないところです。
朝早く行かないとこの時季は撮影が思うようにはいきません。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 63㎜(100㎜相当・C-PLフィルター使用)


(3)


可愛らしいヒメコブシの花も徐々に咲き始めました。
まだ蕾が半分以上もあることから、今度の土日が見頃だと思われます。
でも、日曜日のお天気があまり良くないという予報があって凹みますね。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 85㎜(136㎜相当・C-PLフィルター使用)


(4)


樹林公園で一番大きな辛夷の木は倒されましたが、その近くにある辛夷の木は健在でした。
ジョギンギコースのすぐ脇ですから根っこの傷みが気になるところです。
でも、今年も頑張って咲いてくれました。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/60秒) 0.0EV 25㎜(40㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


↑と同じ場所で横位置で捉えたものです。
左側には大きな桜の木があって、今から花開くのが楽しみです。
この和光樹林公園は紹介は殆どされていないものの、隠れた桜の名所なんですよ。

撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/100秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)

航跡

2009年03月23日 | 船舶
それは去り行く船への惜別の言葉か・・・

(1)


船舶が去り行く姿には独特の感慨があります。
その昔の若かりし頃の話ですが、南西諸島を旅していて何度か港での見送りをしました。
船はゆっくりと進むため、別れが何とも切ないものに感じてしまいました。

別れと言えば、携帯電話は人から「別れ」を奪った存在であると誰かが書いていましたっけ。
確かに、たった今別れた相手と携帯電話で話すことは容易な話ですよね。
このように、携帯電話という便利な機器は人から情緒といったものを奪うツールなのかもしれません。
「便利」の裏側に潜む「罠」のようなものかも・・・

撮影地:東京都中央区佃島界隈(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/320秒 f/9.0) +0.7EV 125㎜(200㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月21日(土)



(2)


場所は変わって、佃島を右手に見て進む水上バスを捉えたカットです。
背景には近代的な建物が急速に増えつつある豊洲方面を選んでいます。
距離は相当離れていますが、望遠レンズを使うと近くにあるように見えます。
いわゆる望遠レンズが持つ圧縮効果ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4×
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/400秒 f/13.0) -1.3EV 98㎜(157㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


トップと同じ船ですが、これは佃大橋から狙ったカットです。
右奥には私が大好きな中央大橋があり、写真に華を添えてくれました。
中央大橋と言えば一昨年の暮れ近くに、お気に入りのモデルさんを連れて行ったっけなぁ・・・

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/250秒 f/13.0) +0.7EV 36㎜(58㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


佃島へ来たのならば、やはり「HIMIKO」を外すわけにはいきません。
むしろ私の場合は、この「HIMIKO」を見に来ているようなものかもしれません。
今回は通過時間を勘違いして、二箇所でベストタイミングを外すという失態をしてしまいました(涙)

あっ、これはその失態ではありませんよ。
この時は大好きな中央大橋と絡めた後の去り行く「HIMIKO」を収めたものです。
光輝くメタリックな船体が美しいですよね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/640秒 f/8.0) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)


(5)


水上バスの後姿ばかりでは飽きちゃいますよね?
働く船を前から狙ったカットも掲載しましょう。
航跡は何も後ろからしか撮れないものではありません。
橋などの高い位置から狙えば、後ろに残ったものを鮮明に捉えることが出来ます。

そうそう、右手にある佃島の茶色く見える木はソメイヨシノなんですよ。
次の土日は見頃を迎えるので、ここでお花見というのもオツなものかもしれません。
その時は一人では寂しいな・・・

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/200秒 f/10.0) +0.3EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


最後はやはり後姿になりますね。
これは乗船客が「かっぱえびせん」などをユリカモメに与えていたのでしょう。
さもなければ漁船でもない船にユリカモメが就いて行く筈がありません。
ここで閃いたタイトルが「カモメが飛んだ日」(笑)

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO400 プログラムAE(SS1/400秒 f/10.0) 0.0EV 125㎜(200㎜相当・C-PLフィルター使用)

天上の花・・・辛夷

2009年03月21日 | 
春の訪れを告げる花

(1)


和光樹林公園の辛夷の花が見頃を迎えました。
一番大きな木は伐採されてしまいましたが、メインストリートの木もそれなりに大きく成長しました。
これはその中の一本ですが、なかなか形がいいでしょう?
高圧電線が目障りですが、インフラですから致し方ないところです。

タイトルに「天上の花」と書きましたが、これは私が勝手にそう呼んでいるだけです。
正確には「天上の花」とは彼岸花や蓮の花をいいます。
ですから、あまり人前でそのように言わない方がいいと思います(笑)
あくまでも個人的な意見ということで・・・

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO200 f/9.0AE(SS1/100秒) +0.3EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月20日(金)



(2)


右奥からの強烈な斜光線で撮影したものです。
背景はここまで暗く落ちてはいませんが、コントラストの関係でこうなることは予測していました。
もっと絞り込んで全体的にシャープに写したかったのですが、強風に煽られていたたもので・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/3200秒) -1.3EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(3)


辛夷の花は白木蓮と同じように傷みが早いのが難点です。
これは綺麗に咲いている花を見つけて、一輪だけクローズアップしたものです。
花弁に刷いたようにピンク色の模様というか筋が入っているのが好ましく思えます。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/2500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


花が開く直前の蕾の形が子供の「にぎりこぶし」に似ていることから名がついたようです。
また、辛夷の実がゴツゴツしており、その具合から「こぶし」と命名されたのという説もあります。
私は後者の説の方が有力ではないかと思っています。

そういえば、千昌夫さんの「北国の春」の歌詞にも辛夷は登場していますよね。
「♪ こぶし咲く あの丘 北国の ああ 北国の春 ♪」 という件です。
昔の人は辛夷の花の開花時期を農作業の目安にしたり、花の向きから豊作か否かを判断したそうです。

撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO200 f/10.0AE(SS1/320秒) 0.0EV 18㎜(29㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


最後は横向きですが、レンズの持つ最短撮影距離(ここでは1.2M)で捉えてみました。
F2.8の望遠ズームの最短撮影距離は1.5Mでしたので、これはもう一歩踏み込むことが出来ました。
今回は3月20日に購入したてのレンズで撮影しましたが、やはり新しい設計のレンズはいいものですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/6400秒) -1.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)

和光樹林公園のサンシュユ

2009年03月20日 | 
黄色く染まる・・・

(1)


わが街が誇る「和光樹林公園」のサンシュユが見頃を迎えました。
決して大きな木ではありませんが、その存在感が際立っています。
ここは花が密集している様子を捉えるべく、部分的な切り取りで構成しました。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/6.3AE(SS1/500秒) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)
撮影年月日:2009年3月15日(日)



(2)


花をアップで捉えてみましたが、いつも思うのは「宇宙人が万歳をしているようだ」と・・・
勿論、宇宙人など見たことはありませんけれど(笑)
この日は風があってなかなかピントが合わず、相当の忍耐を強いられました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/250秒) -0.3EV 60㎜(96㎜相当)



(3)


フィッシュアイズームでぐぐと寄ってみました。
このレンズならではの撮り方だと思います。
普通の超広角ズームレンズでは真似が出来ない描写でしょう。

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/160秒 f/16.0) -0.3EV 10㎜(16㎜相当)



(4)


何となく撮ってみたくなった構図です。
特に深い意味はなく、ただ何となくです・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/1600秒) -0.3EV 200㎜(320㎜相当)



(5)


これがサンシュユの木が立っている環境です。
画角が広いフィッシュアイズームで撮影しているため、木との距離があるように思えるかもしれません。
でも、その距離は僅かに3m程度だったでしょうか。

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/250秒 f/10.0) 0.0EV 10㎜(16㎜相当)


※相変わらずの業務超多忙につき、今回はコメント欄は閉じさせていただきます。
 皆さんのところへお邪魔してもコメントが書けずにすみません。
 いつになったら仕事が落ち着くのやら・・・

星の瞳

2009年03月17日 | 
早春を彩るコバルトブルーの可憐な花

(1)


瑠璃唐草、または天人唐草という別名を持つこの花は、オオイヌノフグリという有難くも無い名前がついています。
フグリとは陰嚢のことで、その実の形が雄犬の「それ」に似ているために付いた名前です。
のっけから陰嚢なんて書いてしまって恐縮ですが、一応そうなっているんですよね。
ここでは「星の瞳」という、この小さな可憐な花に相応しい名前でご紹介したいと思います。

学名は「Veronica persica」。
ゴマノハグサ科クワガタソウ属の越年草で、ヨーロッパ原産の帰化植物です。
花弁は4枚で左右対称となっていて、その寿命は僅かに一日だけ・・・
路傍や畑の畦道、そして空き地などで精一杯その儚い命を散らす健気な花が「星の瞳」です。

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/800) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)
撮影年月日:2009年3月15日(日)



(2)


トップ画像もそうですが、これだけ背丈が低い花を撮る姿勢は・・・orz・・・になります。
アングルファインダーは持ってきていましたが、今回はシートを忘れてしまいました。
ズボンの膝は泥だらけになりますので、帰宅して山の神から叱られた私です(涙)

これは背景のヌケがいいところを選んで、望遠ズームを使って花を浮かび上がらせるようにしています。
これだけ低いと機材の底を地面にベッタリと押し付けますから、結構泥で汚れますよね。
でも、それを嫌がっていると目的の写真は撮れません。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/4.0AE(SS1/1600) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


これはマクロレンズで撮影していますが、IF方式のレンズですのでボケ味にやや難があります。
ぱっと見には分りませんが、やや二線ボケの傾向が見て取れますね。
シグマ50㎜を持ち出した方が良かったかなぁ・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/3.5AE(SS1/1000) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)



(4)


トップ画像と同じように蘂にピントを合わせるべく撮影したカットです。
とにかく等倍撮影に限りなく近いですから、ピント合わせはシビアになります。
どうもこのレンズと私の40Dは相性が良くないのか、AFが盛大に迷ってくれます。
従って、マクロ撮影はほぼ100%に近い確率でMFを選択しています。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/5.6AE(SS1/125) 0.0EV 60㎜(96㎜相当)



(5)


やはり魚眼ズームで周囲の環境まで取り込んで撮影したくなります。
ここ暫くは撮影には手離せないレンズとなっています。
レンズ前面から2cmまで被写体に迫れますので、このように面白い撮影が可能となります。

撮影機材:キャノンEOS40D トキナーAF10~17㎜ F/3.5~4.5(AT-X107 DX Fisheye)
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 12㎜(19㎜相当)



(6)


この時期のタンポポはまだ背が低くて太陽に顔を向けています。
そこで、背後から撮ったら面白いだろうなぁ、と考えて撮ったものです。
こういった撮影は夏ではヒマワリで行います。

撮影機材:キャノンEOS40D EF-S60mm F2.8MACRO USM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/250) -0.3EV 60㎜(96㎜相当)

和光樹林公園の彼岸桜

2009年03月16日 | 
桜色に染まる

(1)


昨日作った記事が行方不明になりましたので、再度作り直しました。
あ~ぁ、何だか最近のgoo!ブログのサーバって変ですね。
それはさておき、仕切り直しすることにします。

わが街にある「和光樹林公園」で最初に花開く桜がこの彼岸桜です。
毎年のように撮影していますが、本当は昨日の日曜日は横浜あたりに行くつもりでいました。
その前日の土曜日が父の命日で、お墓参りに行った帰りに公園の傍を通った時に咲いているのを確認しました。

日曜日は天気もいいことですし、ここは花の撮影を最優先にしました。
横浜はまたの機会に訪れることにしましょう。
街は逃げませんから・・・

撮影地:埼玉県和光市「和光樹林公園」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 f/2.8AE(SS1/5000) 0.0EV 200㎜(320㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年3月15日(日)



(2)


彼岸桜には数多くのメジロが吸蜜にやってきていました。
先月は新宿御苑で寒桜に来ていたメジロを撮影しましたが、高倍率ズームでは限界があります。
そこで今回は、満を持してEF70-200㎜ f/2.8 L USMを持って行くことにしました。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/800 f/6.3) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(3)


朝の比較的早い時間帯に半逆光で撮影したものです。
順光で撮影するよりも立体感が出ますね。
もう少し背景のヌケが良ければ申し分ないのですが、贅沢は言わないことに・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/800 f/6.3) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



(4)


これはモロに順光で撮影したものです。
私は「逆光馬鹿一代」を名乗る(?)ほどの逆光好きですが、梅や桜、風景などは順光で撮ることも多くなります。
特に青空を背景に撮る場合は順光を選ぶことが吉ですね。

撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/2.8L USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/500 f/7.1) 0.0EV 200㎜(320㎜相当)



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こんな感じで和光樹林公園の入り口に近いところで咲いている彼岸桜です。
もう少し右までフレームに入れたいところですが、人工物(団地の建物など)が入ってしまいます。
それと、鳥撮りオヂサンが一人いて、三脚にカメラを載せて粘っていたものでして・・・

撮影機材:キャノンEOS40D EF28-80㎜ f/3.5~5.6 USM
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/800 f/6.3) 0.0EV 32㎜(51㎜相当・C-PLフィルター使用)