Digital Photo Gallery by ZEISS Ⅱ

四季折々の表情を見せる写真を公開します。

富士山と小田急電車

2010年01月15日 | 鉄道
 小田急電鉄は通勤用車両もいろいろ!
 (1)

 以前、富士山と小田急ロマンスカーを絡めた記事をご紹介しました。
 今回は通勤用車両と富士山の組み合わせでいきたいと思います。
 本当はロマンスカーを撮影する前のテスト撮影のつもりでいましたが、やはり本気になってしまいましたね。

 これは通勤用車両3000系で、旧型車両の置き換えとバリアフリー推進のために導入されまし。
 車体はステンレス製でブロック工法が採用されており、特にドア付近の造りにその特徴が見られます。
 もっとも、その特徴はこの正面からの写真では分りませんが・・・(汗)

 撮影地:神奈川県秦野市「小田急電鉄・秦野駅付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(共通)
 撮影データ:ISO400 f/7.1AE(SS1/400秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 前の記事でも書きましたが、秦野駅を出発した電車は左カーブを描いて小田原方面へと走り去っていきます。
 半逆光ですがそれなりに陰影がつきますので、なかなか光線的には悪くはありません。
 これは8000系に続く通勤用車輌1000系で、小田急としては初のステンレスカーです。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/200秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (3)

 1982年から1987年にかけて製造されたチョッパ制御の通勤用車輌8000系です。
 旧型車両の置き換えと車両の大型化推進のため、急行から各駅停車まで幅広く使える通勤車として導入されました。

 撮影データ:ISO400 f/9.0AE(SS1/640秒) -0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (4)

 これは「いかにも小田急!」という感じの通勤用車両5000系で、1969年に急行・準急向けに製造されました。
 ケイプアイボリーにロイヤルブルーの帯が入るデザインが初めて採用され、以後の小田急の標準色となりました。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/800秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)


 (5)

 東京メトロ千代田線への直通運転車両として導入された通勤用車輌4000系です。
 JR東日本のE233系をベースに設計され、電気機器や保安装置など主要機器や回路の2重系化が図られています。
 見た目が小田急っぽくないのはそのせいなんですね。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/400秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用) 

箱根登山鉄道

2010年01月05日 | 鉄道
 箱根駅伝観戦のもう一つの楽しみ
 (1)

 私の新年恒例となった箱根駅伝の五区・山登り区間の応援ですが、実はもう一つの楽しみがあります。
 それは、この箱根登山鉄道の電車を撮ることです。
 普段は滅多に来ない場所ですから、少しは楽しんでから帰らなくっちゃ!

 この場所は小涌谷駅近くの踏切で撮影したものです。
 これで3年連続のワンパターン写真となりますが、暫しお付き合いを・・・

 撮影地:神奈川県足柄下郡箱根町「小涌谷駅」周辺(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM(共通)
 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/250秒 f/5.0) -1.3EV 127㎜(203㎜相当)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 トップ画像の電車が通過した後の線路を狙ってみました。
 思い切り姿勢を低くして、望遠レンズの圧縮効果を利用して表現したカットです。
 デジタルの再現領域の狭さゆえ、奥の日陰部分がまるで漆黒の闇のように見えた瞬間でした。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.0) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (3)

 駅伝の選手が通過した後に登山電車に乗ろうとしても無理な相談です。
 駅には長蛇の列が出来、ホームに上がったとしても超満員を覚悟で乗らなければいけません。
 ならば「登山電車を撮影してみるか」と思うのは自然の成り行きです。

 他にも、この地点から片道20分ほど歩けば、「千条の滝」(ちすじのたき)があります。
 お散歩気分で訪れるのもいいものですよ。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.0) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (4)

 箱根登山鉄道は単線ですから、必ずと言っていいほど駅での列車交換があります。
 概ね片方の電車が構内に入るとすぐに反対側の電車が発車して行きます。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/400秒 f/4.5) -1.3EV 200㎜(320㎜相当)


 (5)

 小涌谷駅を発車した箱根湯本駅行きの電車がポイントを渡ってぐんぐんと迫って来ます。
 午後の時間帯になると日陰も多くなってきます。
 先頭車両の運転台付近に光がなくなる少し手前まで我慢して撮影したカットです。

 撮影データ:ISO100 プログラムAE(SS1/320秒 f/4.5) -1.3EV 180㎜(288㎜相当)

富士山と小田急ロマンスカー

2010年01月04日 | 鉄道
 富士山を真正面に望む
(1)

 かねてより小田急ロマンスカーと富士山を絡めて撮りたいなと思っていました。
 昨年の「第85回東京箱根間往復大学駅伝」の応援へ行く時に乗った電車の中から見た光景がこれでした。
 行く手の真正面に富士山がドドーンと聳え立っていたんです。

 秦野駅を出てすぐのカーブを曲がり終えた場所ですが、そこは少し分りにくい場所にありました。
 「線路の近くを歩けば分るだろう」と高を括っていたんですね。
 暫くうろうろしてからやっと見つけて、あれこれと考えて撮ったカットがこれです。

 撮影地:神奈川県秦野市「小田急電鉄・秦野駅付近」(共通)
 撮影機材:キャノンEOS7D EF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4(2枚目を除いて共通)
 撮影データ:ISO400 f/8.0AE(SS1/500秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
 撮影年月日:2010年1月2日(土)



 (2)

 ↑を見たらスムーズに撮影が出来たように思われたかもしれません。
 でも、新宿駅で一本後から発車する急行に間違えて乗った時からプランは崩れてしまいました。
 この「はこね」の一本前に上り「特急あさぎり」が来ますが、残念ながらそれには間に合いませんでした。

 この列車もベストの撮影ポジションに着く前にやって来てしまったんですよね。
 このカットだけ見ると「そう悪くはないじゃないか」と思ってしまいますが、心の中は虚ろなままでした。
 このままではいかんと思い、予定した時間よりももう少し粘ってみました。

 それがそのまま箱根駅伝の観戦にも影響が出てしまいました。
 小田原から箱根湯本までの電車と登山電車の凄まじいまでの混雑に遭遇してしまったんです。
 まぁ、これも私の不注意が招いた結果ですから、全ては自己責任の世界の話ですね。

 撮影機材:キャノンEOS7D SIGMA18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM4(このカットのみ)
 撮影データ:ISO100 f/8.0AE(SS1/250秒) 0.0EV 97㎜(155㎜相当)



 (3)

 気を取り直して撮影開始した時にやってきたロマンスカーEXEです。
 さすがにEOS7Dです。
 AFが迷うことなく、全てのカットでバチピンでした。

 もっとも、この本を参考にして動体撮影のセッティングを行いましたので当たり前でしょうか?
 ただし、調子に乗って連写しまくると、肝心のところでバッファが一杯になってしまいます。
 そこそこにしておいた方がいいようで、今回もそれを念頭に置いて撮影しました。 

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (4)

 さて、予定時間を延長して撮影したかったロマンスカー「すーぱーはこね」がやってきました。
 ここは線路がカーブしている地点ですから、二度美味しい撮影が出来ます。
 秦野駅を通過してカーブを曲がり終えた電車をまず捉えてみました。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/250秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)



 (5)

 ↑のカットを撮影した後に、すぐさま本来の撮影ポジションに戻ります。
 ここは姿勢を低くしないと、富士山の山頂付近が架線柱に隠れてしまいます。
 それと水平垂直が極力曲がらないようにしないといけません。

 本音を言えば、上り電車がこちらに向かってくるシーンを多く撮りたかったところです。
 でも、この日のメインはあくまでも箱根駅伝応援です。
 「行掛けの駄賃」程度に思っておく方が精神衛生上良いことかもしれませんね。

 撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/640秒) -0.7EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)

高原の軽便鉄道

2009年10月28日 | 鉄道
軽便鉄道の限りない魅力
 (1)

 その軽便鉄道は標高1,400M近くの高原にありました。
 小さな蒸気機関車がマッチ箱のような客車を引き、一日に何回か運行しています。
 可愛らしい汽笛を響かせて走る姿は、見ていてもわくわくしてきます。

 小さな機関車と小さな客車、そして、地域に欠かせない足となっている軽便鉄道。
 そんな鉄道が私は大好きです。 


 (2)

 軽便鉄道はJRの在来線の軌間1,067mmの狭軌よりも更に狭い軌間762㎜を採用していることが多いのです。
 それがナローゲージよ呼ばれる由縁で、その昔は各地に存在しました。
 モータリゼーションの台頭によって徐々に姿を消して、今では稀な存在になってしまいました。

 現在では、日本最大の私鉄である近畿日本鉄道にその路線が3つあります。
 西桑名-阿下喜間20.4kmの北勢線、四日市-内部間5.7kmの内部線、日永-西日野間1.3kmの八王子線です。


 (3)

 蒸気機関車は罐で石炭を焚き、水を沸騰させて蒸気を発生させ、それを圧縮させてピストンを動かします。
 それが動輪に伝わって走るという、実に人間性のある動きをします。
 それゆえ、廃止され始めたときは熱狂的なファンが多く生まれました(私もそうかな?)


 (4)

 ピンと来た方は多いと思いますが、ここは八ヶ岳の麓に広がる野辺山高原です。
 その一角にある「野辺山SLランド」を走っている蒸気機関車です。
 その昔は台湾のサトウキビを運ぶために活躍していたものです。


 (5)

 もうこの罐の機能はかなり失われていて、罐で石炭を焚くことはできません。
 その代わりに、機関車の後ろに蒸気発生装置を積んで走っています。
 それでも蒸気機関車に変わりはなく、喜ぶ子供たちを乗せて走っています。


 (6)

 今年は蒸気機関車の運転は10月31日を残すのみとなっています。
 平日はディーゼル機関車による運行となり、いよいよ11月8日をもって今年の営業を終了するそうです。
 蒸気機関車が牽引する列車を見たい、乗りたいという方は今週末の土曜日が最後となりますね。

 詳細は↓のサイトをご覧ください。
 ようこそ野辺山SLランドのホームページへ!

「銀河道999」電車に乗って

2009年06月25日 | 鉄道
メーテルに導かれて・・・
(1)

とは言いながらも、実は松本零士さん作「銀河鉄道999」って読んだことはないのです(笑)
メーテルにも特別な思い入れはありませんが、まぁ、美人ではありますな。


(2)

ただねぇ、「銀河鉄道」という固有名詞は、やはり宮沢賢治さんのものだろうと・・・
世代が違うのかもしれないのでしょうけれど、松本零士さん作の漫画は「男おいどん」しか知らないのであります。


(3)

これは子供たちに電車に乗る魅力を再発見して貰おうと、西武鉄道が5月1日から運行している、人気アニメ「銀河鉄道999」
のキャラクターを描いたデザイン電車(8両1編成)です。


(4)

「銀河鉄道999」は漫画家・松本零士さんの代表作で、松本零士さんは練馬区の名誉区民なんですね。
西武池袋線沿線に在住しており、アニメによる地域活性化を目指している練馬区と沿線の魅力向上を狙う西武鉄道が協力
して実現したものです。


(5)

車体は宇宙をイメージしたブルーに塗り、「車掌さん」や「鉄郎」のほか、西武鉄道の黄色を活かした美しい金髪がなびく「メー
テル」、青く美しい地球などが描かれて地球環境保護をアピールしています。
いずれも松本零士さんがデザインし、池袋線、秩父線、豊島線、狭山線で約4年間運行される予定だそうです。


(6)

たった一編成だけにまさか乗ることができるとは思ってもいませんでした。
あぁ、鉄道ファンの血が騒ぐゼ!(笑)
って、帰りはこの電車で「ひばりが丘駅」まで乗りましたとさ。

本日はコメント欄は閉じさせていただきますね。
またまた、仕事が多忙となってしまいますた~(涙)

都電と桜

2009年04月05日 | 鉄道
都電と桜を絡めたかったから・・・

(1)


昨日は神田川沿いに咲くソメイヨシノをご紹介しましたが、神田川沿いを西に向かって歩いた目的は・・・
そうです、都電と桜とを絡めた写真を撮りたかったからなんですね。
1月の終わり近くに都電に乗ったときに、このソメイヨシノの木に気がついていました。

「桜が咲いたら撮りに来よう!」と誓った次第です。
桜が満開の時期はそう長くはありませんから、この日しかないと思いました。
幸いなことに天気はどんどん回復してきて、青空の面積も増えてきました♪

撮影地:都電荒川線「学習院下~鬼子母神前」
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO200 SS1/160秒 f/7.1 63㎜(101㎜相当・スカイライトフィルター使用)
撮影年月日:2009年4月4日(土)



(2)


神田川に架けられた鉄橋を渡る都電です。
車体がガーターに半分隠れてしまいますが、これは致し方ありません。
背景がいささかゴチャゴチャとしていますが、他に選択肢がない場所ですから。

撮影地:都電荒川線「面影橋~学習院下」
撮影機材:キャノンEOS40D シグマ18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM
撮影データ:ISO200 f/11.0AE(SS1/160秒) +0.3EV 36㎜(58㎜相当・スカイライトフィルター使用)



(3)


2枚目とは逆方向から狙ったカットです。
角度をつけて望遠レンズを使っていますので、ソメイヨシノが密集して咲いているように写りました。
もう少し手前で狙ったカットもありますが、肝心の桜が半分以上隠れてしまいます。

撮影地:都電荒川線「学習院下~面影橋」
撮影機材:キャノンEOS40D EF70-200㎜ f/4.0L IS USM(以下、共通)
撮影データ:ISO200 SS1/200秒 f/8.0AE 200㎜(320㎜相当・スカイライトフィルター使用)



(4)


今度は同じ場所で、早稲田方向から来る電車を横位置で捉えてみました。
おや?運転士さんは花粉症のようですね・・・お気の毒に。
そういう私もどうやら今年になって遅咲きのデビューを果たしましたが・・・(涙)

撮影地:都電荒川線「面影橋~学習院下」
撮影データ:ISO200 SS1/200秒 f/11.0AE 85㎜(136㎜相当・スカイライトフィルター使用)



(5)


千登勢橋の上から俯瞰撮影したものです。
画面上部にはトップ画像に移っているソメイヨシノの大木が見えます。
この千登勢橋(都電がくぐるのは正確には千登勢小橋)をくぐる箇所は、都電の難所の一つでもあります。

撮影地:都電荒川線「鬼子母神前~学習院下」
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/7.1) -0.3EV 70㎜(112㎜相当・スカイライトフィルター使用)



(6)


望遠を使って遠くから走ってくる都電と両脇に花咲く桜の木を絡めたカットです。
架線や架線柱が目障りですが、ここでは主役となるのは二本の桜です・・・都電は添景と考えればいいわけですね。
贅沢を言えばきりがありませんが、もう少し右側から狙うことが出来たらねぇ。

撮影地:都電荒川線「鬼子母神前~学習院下」
撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/320秒 f/8.0) -0.3EV 200㎜(320㎜相当・スカイライトフィルター使用)

都電に乗って

2009年03月09日 | 鉄道
鈍色に光るレール

(1)


今を去ること1ヶ月半ほど前のことですが、「快晴」との天気予報を聞きました。
当時は超多忙で遠出をする元気はなく、近場でどこかいい所はないかな?と考えました。
「そうだ、久々に都電に乗ろう!」と家を出発しました。

撮影地:都電荒川線「学習院下~面影橋」
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/500秒 f/9.1) -1.0EV 5㎜(24㎜相当)
撮影年月日:2009年1月25日(日)



(2)


とりあえず地下鉄有楽町線の東池袋駅で下車して、都電の乗り場へ向かいました。
上々のお天気で言うことなしです。
なぜ快晴の上天気を選んで都電に乗ったのかは、次のカットで明らかになりますよ。

撮影地:都電荒川線「東池袋四丁目」
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/400秒 f/5.7) -1.0EV 5㎜(24㎜相当)



(3)


青空を背後に聳え立つ「サンシャイン60」と都電を一緒に写しこみたかったんですね。
これが少しでももやっていると、クリアな感じで写らないんです。
あくまでも快晴の午前中が勝負となります。

ところが「学習院下」の停留所に着いて愕然としました。
3年ぶりに訪れたのですから、環境が変化しているのは無理からぬところです。

画面で見てもお分かりのとおり、東側(右側)に高層マンションが立ち並んでいたんです。
何と都電はその陰を走って行く感じで、以前のように朝の光を受けて走る姿を殆ど見ることは出来ませんでした。

撮影地:都電荒川線「学習院下~面影橋」
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO250 f/8.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 129㎜(206㎜相当・C-PLフィルター使用)



(4)


「面影橋」寄りでの撮影が困難と分かった時点で、今度は「鬼子母神前」方面へと移動しました。
しかし、ここも似たり寄ったりで、殆どが陰となっていました。
ほんの数十メートルの日が当たる部分で仕方なく勝負です。

撮影地:都電荒川線「学習院下~鬼子母神前」
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO400 f/10.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 135㎜(216㎜相当・C-PLフィルター使用)



(5)


陰が多くては撮影する意欲を失ってしまいます。
そこで、今度は都電の難所の一つである「千登勢橋」をくぐる場所へ移動しました。
「うーん、工事で景観が変わっているじゃないか!」と、時の流れを感じた私でした。

少し気が晴れたのは、昔懐かしい塗色の都電が走ってきたことです。
昔は都バスもこのような色でした(だったと記憶していますが・・・)。
「千登勢橋」には特別な思い入れがありますが、それはまた別の機会に譲ることにしましょう。

撮影地:都電荒川線「鬼子母神前~学習院下」
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO
撮影データ:ISO320 f/10.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 50㎜(80㎜相当・C-PLフィルター使用)



(6)


トップ画像を踏み切りで撮影した後に、振り返ってこんな構図が閃きました。
こんな時はGX100の出番です。
レールにベタっとカメラを押し付けての撮影です。
ノーファインダー撮影でしたが、決まりましたね。

あっ、「@ひろちゃん」もこんなのをやっていたっけ・・・(笑)
類は友を呼ぶ、ってかぁ?

撮影地:都電荒川線「学習院下~面影橋」
撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/320秒 f/9.1) -1.0EV 5㎜(24㎜相当)

箱根登山鉄道(Ⅱ)

2009年01月13日 | 鉄道
スイッチバックの大平台駅にて

(1)


箱根登山鉄道の大平台駅は、箱根湯本駅から二つ目のスイッチバックの駅として有名です。
スイッチバックとは、勾配が急なためにそのままでは電車が進むことが出来ない場所で、電車の先頭と最後尾が逆になって折り返して進む方式のことです。
一度駅や信号所に進入して運転手と車掌が入れ替わり、進む方向が逆になって進んで行きます。
初めて乗る方は「あれっ?」と思われることでしょうね。

撮影地:神奈川県箱根町「箱根登山鉄道・大平台駅」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(3枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.3EV 300㎜(480㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


駅の終端からポイント付近をぐぐっと引き寄せてみたカットです。
左側の線路は箱根湯元方面へ、右側の線路は強羅方面へと向かうものです。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/250秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


大平台駅はこのように行き止まりとなっています。
箱根登山鉄道では出山信号場、大平台駅、上大平台信号場の3ヶ所がスイッチバックとなっています。
この電車は強羅方面から下ってきたもので、ここで前後が逆となって箱根湯本方面へと向かいます。

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/60秒 f/2.9) -0.7EV 5㎜(24㎜相当)



(4)


大平台の駅を発車した箱根湯本行き電車は、ポイントを渡って左側の線路へと移動して行きます。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/125秒 f/6.3) -0.7EV 92㎜(147㎜相当)


(5)


ポイントを渡り終えた電車は急坂を箱根湯本方面へと下って行きます。
(4枚目とは違う電車ですが・・・)
画面右下に71.5という数字が書かれた標識がありますが、これは線路の勾配を表します。
箱根登山鉄道では最大で1000分の80の勾配があります。

1000分の80の勾配とは、1m走る間に80㎜の高さを登る勾配のことです。
つまり、12.5m進むだけで1mもの高さに登ってしまうわけですね。
このような急勾配を車輪の力だけで登るのは、日本では箱根登山鉄道だけです。

撮影データ:ISO200 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 168㎜(269㎜相当)

箱根登山鉄道(Ⅰ)

2009年01月11日 | 鉄道
小涌谷駅付近にて

(1)


箱根駅伝の応援で箱根路へ来たもう一つの楽しみはこの箱根登山鉄道です。
乗ってよし、見てよし、撮影してよしと、三拍子が揃っています。
生粋の鉄道ファン(決して「テツ」とは言わない)であるZEISSメは、こういった撮影は燃えます♪

これは小涌谷駅付近の踏み切りで撮影したものです。
駅伝の選手が唯一通過する踏み切りですが、選手の通過に合わせて電車を止めます。
これは1月2日と3日の2日間だけのことですが、滅多に見ることが出来ない光景となります。

撮影地:神奈川県箱根町「箱根登山鉄道・小涌谷駅付近」(共通)
撮影機材:キャノンEOS40D タムロンAF28-300㎜ f/3.5-6.3 XR Di VC LD Aspherical [IF] MACRO(4枚目を除いて共通)
撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/8.0) -0.7EV 65㎜(104㎜相当)
撮影年月日:2009年1月2日(金)



(2)


小涌谷駅での列車交換風景で、新旧揃い踏みといったところです。
乗るには新型の方が快適ですが、見る(撮る)分には旧型電車の方が絵になります。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(3)


その旧型電車が駅を発車し、箱根湯本方面へと向かうところです。
望遠でぐぐっと引き寄せていますので、背後の山も迫ってきているように見えます。
いわゆる望遠レンズの圧縮効果ですね。

撮影データ:ISO320 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 200㎜(320㎜相当)


(4)


小涌谷駅で強羅方面へと向かう電車の出発時間を待つ車掌さんです。
とにかく駅伝開催日は大混雑しますので、安全確保が最優先となりますね。
ご苦労様です♪

撮影機材:RICOH Caplio GX100
撮影データ:ISO80 プログラムAE(SS1/200秒 f/6.3) -0.7EV 15㎜(72㎜相当)



(5)


再び、トップ画像と同じ場所で、今度は新型電車が迫ってくる瞬間を捉えてみたものです。
ぐーっと迫ってきますので、速度は遅いものの心臓は高鳴ってきます。
ぎりぎりまで我慢してシャッターボタンを押したカットがこれです。

撮影データ:ISO320 SS1/160秒AE(f/5.6) -0.7EV 135㎜(216㎜相当)

えー、今日も仕事で会社に来ています。
結局、昨日の土曜日は何だかんだで20時過ぎの退社となりました。
今日も遅くなりそうだなぁ・・・ボソリ。

古都・鎌倉にて(8)

2008年12月28日 | 鉄道
江ノ電に乗って・・・

(1)


北鎌倉の東慶寺と円覚寺で午前中一杯過ごしたあとは、江ノ電の乗客となりました。
長谷で途中下車して大仏様を見て、光則寺、長谷寺を経由して極楽寺までお散歩です。
極楽寺は撮影も写生も禁止ですから画像はありませんが、まずは極楽寺駅でパチリ!

この極楽寺駅は1999年(平成11年)に関東の駅百選に選出されました。
また、中村正俊さん主演のTVドラマ「俺たちの朝」はこの駅の近辺が主な舞台でした。
若い頃は、そのドラマを食い入るようにして見ていた事を思い出しました。


(2)


江ノ電と湘南の海を絡めるには鎌倉高校前駅がベストです。
これは電車が到着した後に、ホーム傍の踏み切りから撮影したものです。
決して線路内に立ち入って撮影したものではありません・・・念のために。


(3)


相変わらず風が強くて寒さも身に沁みる時間帯となってきました。
さて、藤沢駅目指して再び江ノ電に乗ることにしましょう。
到着した電車は超満員で、都内のラッシュ時を思わせるものがありました(涙)


(4)


江ノ島に沈もうとしている夕日が綺麗でしたので、腰越駅で降りてしまいました。
ウィンドサーフィンやら何やらやっている元気な若者がたくさんいました。
しかし、台風並みの風の強さでよくやるよなぁ!と思いましたが・・・

ほんの10分ほどのことでしたが、あまりにも身体が冷えたので近くのファーストフードのお店へGO!
一杯のコーヒーに救われたような感じでした。

のらくらと始めた「鎌倉紀行(奇行ともいう・・・)」に8回もおつきあい下さいましてありがとうございます。
お陰さまで昨日(12/27)が私の勤務先の仕事納めでした。
やっと落ち着きましたので、これからは皆様の許へもお邪魔できるようになると思います。

今回も画像データの記載は省略させてくださいね。
Exif情報は保持しておりますので、気になる方はそちらをご覧下さい。
使用機材は最初の3枚がRICOHのGX100で、ラストカットがコニカミノルタのA200です。