大切な観音様 チチの誕生日

◎今年もこの日（7月23日）が来るとチチの誕生日です。
当然、去年3歳と言うことは今年は4歳になったのです。
恒例となった昔話は「還暦」「1歳」「2歳」「３歳」
に続き、今年はチョット妙なタイトルを投稿します。
これまで、ずっと大切にしていた観音像の写真



◎この観音像はチチの持ち物の中で一番古く
小学校５・6年からなので50年以上になります。
なぜ大切にしているか、理由は首とか肩の傷に
関係しています。
昔の記憶をたどると、兄が車の鍵を家の中で紛失してしまい
家族全員（チチの父以外）で探していたのですが、なかなか
見つからず、このままではチチの父に叱られてしまうのです。
（当時のチチの父は昔気質の職人：技術者で、いつも苦虫を
つぶしたような、常に怒鳴っている人でした。）
鍵を探して作業台と工具置き場の後ろを見ると、首と肩が
とれた埃まみれの観音像が見つかったので、きれいに拭いて
セメダインで首と肩を付けると・・・
その後、なんと直に鍵が見つかり一件落着。



◎それから、この観音像はチチの宝物となり、学生や社会人
で数回転居しましたが、大事に持っているのです。
（学生時代の無線の免許状は失くしているのですが？）
観音像について、家族に聞いても誰が買ったのか、貰ったのか
解らないとのことでした。
石膏で作られているため脆く顔も削れていますが、チチには
優しい顔がはっきり見えるのです。



◎長年タンスの上の人形ケースに入っていましたが、最近
チチの趣味の部屋へ移して、いつも観音様を見ることが
できるようになったのです。
そして観音様のご近所さんとして、チチの母とチチの父が
います。そうだ何時も怒鳴っていたチチの父も額に収まって
静かになってしまいました。
（怒鳴っていたのも、時代がそうさせていたのでしょう）