長い、長い雨の後、今日やっと晴れ空が戻りました。気分もなんか晴れような明るくなります。
雨はあまり好きではありません。ただ春の雨の詩が好きです。特に次の詩は中国では学校の必修課目です。詩の中のゆったり、静かな、優しい雰囲気がとても気に入って、春の小雨が降るときいつもこの詩が頭の中に浮かべます。
今日はこの唐朝の大詩人杜甫の作品「春夜喜雨」を勉強しましょう。
春夜喜雨 杜甫
好雨知时节,当春乃发生。
随风潜入夜,润物细无声。
野径云俱,江船火独明。
晓看红湿处,花重锦官城。
現代漢語
好雨像适应了季节变化,到了春天就降临。
伴随着春风悄悄地飘洒在夜里,滋润着万物,细微而没有声音。
田野里的小路、乌云,全部乌,只有江中船上的灯火明亮。
到天亮时,再看那红色的湿漉漉的地方,春花沉甸甸的,装点着锦官城。
注釈
径:小道
俱:全て
良い雨は季節の変化に適応しているようで、春になると降り注ぐ。
夜中に春風がそよそよと漂うと、万物は潤される。しかし、音は全く聞こえない。
田畑の細い路、黒雲、全てが黒雲である。只一つ河に浮かぶ船の灯火だけが光っている。
夜明けにもう一度あの紅いじくじくと湿っている場を見ると、重たげにぬれている春の花が錦官城に咲いている。