斬剣次郎の鉄道・バス斬り2

管理人が撮影した鉄道・バスの写真をUPします。

高架化されたえちぜん鉄道福井駅付近

2016-08-02 22:06:26 | 鉄道
 えちぜん鉄道では2015年9月に北陸新幹線用の高架橋を使って福井~福井口間が
 仮高架化
 されました。元々福井~福井口間の高架化の計画がありましたが、その高架化工事に当たって、既存線上に高架橋を建設する関係で仮として新幹線用の高架橋を利用して高架化するというものです。



 車両基地の横をかすめて
 福井口
 に到着しようとする列車です。福井口といえば勝山永平寺線と三国芦原線が分岐する駅ですが、かっては3面5線を持つやや規模の大きい駅でしたが、高架化に伴う仮線化で島式1面2線に変わりました。3面5線時代は勝山永平寺線と三国芦原線でホームを分けていましたが、1面2線化で勝山永平寺線と三国芦原線が共用化されました。3面5線時代は編成写真を撮るのに絶好な場所でもあったのですが・・・。


 福井口を出ると、すぐに高架に入りますが、仮線らしく高架へのアプローチ線の構造が簡易的になっています。線路を覆う柵が無く、強風が来るとすぐに落ちそうな感じでした・・・。でも、本線への移動が終わると、撤去される運命なんですよね・・・。


 高架に入ると、新幹線の路盤を使っている関係で複線に入ります。高架化前は新福井~福井口間が単線だったので、再び複線になった形ですね・・・。


 高架に入ってほどなくして
 新福井
 に到着しました。地上時代は島式ホームでしたが、高架化で相対式ホームになりました。でも、仮なので構造は簡易的になっています。



 新福井を出て暫く走ると、終点の
 福井
 に到着しました。福井は島式1面2線を持っていて、地上時代と同じ構造です。とはいえ、仮なので車止め構造も簡易的になっているようで、進入速度が15km/hとかなり厳しい制限が加えられています。





 福井駅です。仮駅なので、構造も簡易的なものになっています。駅舎は高架下にあり、ホームの中央にある階段よりつながっています。尚、ホームは勝山永平寺線と三国芦原線で使い分けており、これも地上時代と同じです。そして、地上時代にはホーム上にあった恐竜のモデル付きベンチは改札口外に移動されていました。

 新幹線用の路線を間借りする例といえば東海道新幹線における阪急線以来となりますね・・・。新幹線の高架橋なだけにしっかりとしている印象でした。
 以上です。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 帝産バスの信楽直通と信楽案内所 | トップ | 大野竹田バス本社前 »
最新の画像もっと見る

鉄道」カテゴリの最新記事