山本ゆう子の日記

子どもたちを、人間を、大切にする社会に変えたい

20年続いた 『原爆と人間展』

2016-08-08 15:05:35 | 日記

 今年も大宮図書館で『原爆と人間展』(8月2日~7日)が開かれました。今年で20周年になります。毎年、実行委員の方を中心に、続けられてきました。さいたま市とさいたま市教育委員会の後援をとっています。現役の教師の頃、「学校でチラシを配らせてほしい」と、教育委員会に要求したことを思い出します。公共施設の「公正・中立」を理由に、施設の貸与に制限をかける動きがある中、大宮図書館が新しくなってもぜひ続けていきたいすばらしいとりくみです。

 戦争中の用品の展示や旧大宮原子炉廃炉運動の記録と歴史、平和を願う折り鶴のコーナーなど、被爆や戦争の実態に触れる企画です。

 私は、平和大行進を描いたDVD『一歩でも二歩でも』を見ました。科学の粋を集めたはずの核が命を奪うことになってしまったことに対抗して”歩く”という最も単純な行為で平和を訴えることが平和行進の始まり。毎年『歓迎平和行進』の垂れ幕を出して待っていてくれる方がいることに感動しました。今年は、終わってしまった平和行進ですが、来年はもう少し頑張ってみようと決意を新たにしました。