柚子のがらくた箱

ご訪問 ☆ 閲覧

   ありがとうございます。

内部被曝の脅威

2011年06月05日 | 
          内部被曝の脅威       
    
       著者   肥田舜太郎さま ・ 鎌仲ひとみさま



     P 44

全く異常所見のなかった四名の入市被ばく者の死亡報告だった。
発熱にはじまり、下痢、紫斑、口内壊死、脱毛、出血という
お定まりの症状で瞑目したという。

     P 59

日本被団協の相談所には今も、被ばく二世、三世との結婚に反対する両親、
親戚にどう対応したらよいかの相談があとを絶たない。  

     P 67

 スターングラスはこの本のなかで、微量の放射線も、それが体内から放射されると、
精子、卵子、胎児、乳児、老人に吸収されて大きな障害を引き起こすこと、
さらに我々が鼻や口から摂取する微量の放射性物質が、
何代も経た後世の子孫のなかに流産、死産、先天性奇形をはじめ、
癌、白血病などの不幸な犠牲者を、加害者不明のまま作り出す可能性を教えている。

呼吸や飲食を通じて体内に取り込まれた放射性物質が微妙な放射線を
長時間にわたって体内から照射し続け、多数の被ばく者が今日にいたっても
その影響に苦しみ、殺され続けている事実はあまりよく知られていない。


放射線の単位

ベクレル  ・・・  放射線を出す力の強さを表す単位で、
           原子核が毎秒一個の割合で崩壊するときの放射能を一ベクレルという。

グレイ   ・・・  放射線の量を測る単位で吸収線量ともいう。

シーベルト ・・・  どれだけ 『 被ばく 』 をしたかを測る単位。




肥田舜太郎が福島第1原発事故での被曝について語る



    


最新の画像もっと見る