そうちゃんのワクチン、無事に終わりました。
接種後はあまり激しく遊ばせぬように、との注意は昨年と同じ。
昨年はワクチンの後、丸一日ぐったり寝ていた様子が普段の活動ぶりとギャップが大きかったですが、今年はいつもよりちょっと余計に寝るぐらいで、さほど変わった様子もないように感じました。
一年経って、そうちゃんもだいぶ抵抗力がついたんですね。
駐車場から病院まで数十メートル歩く間、夫がキャリーを持ってくれましたが、
「おっもいな~」と言ってました。
病院で体重を量ると5キロちょうど。
「去勢の時は3.4キロでしたから、大きくなりましたね」
と先生に言われました。
ワクチンは、注射の上手な院長先生の手にかかり、うんともすんとも言わずあっという間に済みました。
そして注射の後に、フィラリアのことを相談しました。
「獣医になって21年ですが、今まで自分は一例も見たことがありません。元々フィラリアは犬の病気で、寄生虫は寄生する生体を特定するもの。確かに名古屋地方で何件か猫の症例が報告されてはいますが、まず心配ないと思っていいでしょう。」
とのことでした。
私も最初は心配してなかったけどインターネットを読んで不安になった話をすると、
「そうなんです。インターネットの弊害というか。ある時期、製薬会社の作戦で猫のフィラリアについて情報をバーっと流したことがあるんです。その後、結局薬が売れなくて今では廃盤になりましたけどね。」
と説明してくれました。
「もちろん、どうしても心配なら血液検査をすることはできます」
と言ってくれましたが、話を聞いてそこまでする必要もなかろうと思い検査はしませんでした。
取り越し苦労で、そうちゃんに余計な負担をかけるほうがよくないような気がしたんです。
ともかく一安心。
熟睡するそうちゃんに、お疲れさま、と声をかけました。