先日、洞窟内の写真を写真家である奈良桐人(きりひと)さんにお願いして撮影していただきました。暴風雨の後だったので洞内のしずくが多く、撮影していると場所によってはぬれてしまう所もあり大変だったと思います。
奈良さんは青森県出身の方で、現在は滝沢村在住ですが、奥様の実家が一関と言う縁で今回の撮影の依頼となりました。
普段は結婚式場にお務めなので新郎新婦さんらの撮影をされていますが、龍泉洞や安家洞、氷渡洞といった岩手県内の鍾乳洞を訪れ撮影もされている方です。又、出身地である青森や花巻などでも個展を開いており、来年の1月には仙台で個展が開かれます。是非ご覧ください。(入場無料)
奈良 桐人 展
期日 2011年1月18日(火)~1月23日(日)
午前11時~午後7時(最終日ー午後6時まで)
場所 SARP
仙台アーティストランプレイス
仙台市青葉区錦町1-12-7
今年も砂鉄川上流に白鳥が2羽飛来しました。昨年の初飛来は12月16日でしたが、今年は5日早い11日に確認しました。
以前よりエサ不足のためか1日中いることはなく、時折姿を見せています。
白鳥が飛んでくると師走を感じるとともに、もうすぐクリスマスと華やいだ気持ちになります。
我が家でもささやかですが、庭に1本のイルミネーションを付けて10日ほど前から点灯していました。
ところが、おとといの晩はなぜか点灯しません。線をたどっていったら何と緑色のイルミネーションの線5本を動物が食いちぎっているではありませんか!
しっかり歯型がついているので間違いありません。
もうすぐクリスマス、山間部にお住まいでイルミネーションを付けているご家庭では線の点検をお勧めします。
奥州市水沢区佐倉河にあるめんこい美術館で同市在住の原子内貢先生の写真展「白鳥とその仲間たち」が13日まで開かれました。
先生は一関市東山町の唐梅館総合公園での化石採集の指導や、地質、宮沢賢治など多方面にわたり講師を務めるなど、同町ともつながりのある方として知られています。
本格的に写真を始めたのは数年ほど前で、今回初となる個展には40点の力作が出品されました。
奥州市やその周辺の池や川で撮影した白鳥やカルガモ、ミサゴなどの一瞬を見事にとらえています。
「先生のお気に入りは?」とたずねたところ、この2枚の写真をあげました。
向かって右手の作品名「スワンハートでーす」は白鳥の求愛行動を撮影したもので、ハートがきれいに見えるよう微妙な角度調整が難しかったと話していました。
左手の写真はオオハクチョウ、黒鳥、ナキハクチョウの3種類の白鳥を一度にカメラにおさめたという自信作。
殊にナキハクチョウは本州では戦後4羽しか確認されていないことや本来オーストラリアにしか住んでいない黒鳥が日本でなぜか最近11羽確認されており、そのうちの1羽であることなど共に珍しい鳥なのだそうです。
珍しい鳥や鳥たちの生態をいきいきと写しだした作品に触れ、1000分の1秒の世界に魅せられました。