年末、「年越しそばを打つ」と夫が言い出しました。
(そば打ちは3回目。全て失敗しています)
今回は大丈夫!と、いざ開始。
こね、のし、折り、いよいよ切る段になって。
「指切った」
えーーっ!?
しかたないので、選手交代。
初めてそばを切ることになりました。
こま板はないので、手を切らないように
気をつけながら、慎重に、少しずつ。
先が長すぎて、イラっと心は乱れます。
すると途端に太くなり。
これ、写経と似てるなぁ。
前に一度だけ行ったことのあるのですけど、
集中してるときはまぁまぁなのに、
めんどくさいと思うと急に字が乱れる。
おそばも、心の乱れが切り方に表れるのですね。
今回は、過去3回に比べれば上出来だけど。
なんかちょっと違う?
よくよく調べたら、粉を間違えているようです。
毎回、つなぎに薄力粉を使ってるけれど、中力粉か
強力粉でないとダメだとか。
パンには強力、うどんは中力、ケーキは薄力と、
粉にはそれぞれ向き不向きがあるのです。
薄力粉をつなぎにしたのが、いけなかった。
しかも、打ち粉にも薄力粉を使ったので、ベットリ
して、切っていくうちにおそばがくっついて
しまうそうで。
原因がわかれば、次こそは、きっと!
買えば簡単なんですけど、手作りで年越しを
迎えるのは、やっぱりよいものです。