趣味は読書。

気ままな読書記録と日々思うこと、備忘録

8月最後の週末

2010年08月31日 | 日々のこと
今日で8月も終わり・・・それにしても暑い!!
残暑の厳しい年もそれなりにあったけれど、こんなに暑さが続く年も
無かったように思いますね~
もうしばらく体調管理に気をつけないといけませんね。

そんな暑さの続く8月最後の週末、テニスはお休みして
横浜に出かけてきました~
目的はディナーなのですが、早起きして‘IKEA 港北店’に行ってきました~



イケアは、スウェーデン産まれの家具・インテリアショップです。
世界の36の国と地域に合計278店舗!
日本国内では、船橋・港北・神戸・大阪・三郷に店舗があるそうです。

いずれも郊外型の大型店舗で、店内にはイケア商品を使ったテーマ別モデルルーム、
収納やテーブル、小物など商品別のエリア、
組み立て家具の倉庫、レストラン、ビストロ(ホットドッグなどの軽食がある)と
機能的に並んでいて、順路に従い進むように配されているのです。

一番驚いたことは、その店舗の規模の大きさもそうですが、
何より、しゃれたデザインの家具や生活雑貨の類が、皆安いのです!!
共通しているのが、機能的でシンプルなデザイン。
シンプル好きにはたまりません!!
ほ~んとに目がハートになって、店内見て歩いちゃいました~

ホントはお昼ごろには引きあげる予定が、すっかり長居してしまい、
夫くんにあきれられてしまいました^^;
カーテンをどうするかずっと迷っていたのですが、
考えていたモノが目の前に形になって見せてくれて、
ホントに驚いてしまいました。

窓枠など、また測りなおしてまた出かけるつもりです!!

『夜行観覧車』 湊 かなえ

2010年08月27日 | 
湊さんの新刊、ようやく読みました~
彼女の本はどれも図書館で大人気で、書棚に並んでいるのを見た事ないです。
この本も入庫してすぐにに予約を入れたのですが
30人近い待ちでした^^;

高級住宅地‘ひばりヶ丘’で起きた殺人事件をめぐり
浮かび上る家族模様・・・。

殺人の起きた高橋家とその向かいの家の遠藤家、
そして遠藤家の隣の住人さと子。
その二つの家族の視点からとさと子の視点から
この殺人事件は語られるという形式になっています。

湊さんというと、やはり『告白』が浮かびますね~
映画も話題になっていましたし、
文庫版も売れているようですし。

個人的には『告白』は苦手な感じです。
その後の作品も、好みではないかもと思っていました。
もう手に取らないかな、と思っていたのですが
新聞広告を読んで、気が変わったのです。



家族の物語でした。
最初は、どの人にも共感できなくて
どちらかというと、嫌悪感を持ってしまったり。
ところが・・・。

登場人物一人一人の描写や心の動きが、丁寧に描かれているのだと思いました。
そのお陰で、とても共感できないと思った人物たちの
不確かさ、というものがよく分かったのです。
ああ、人間とはそういう不確かで、あやふやで、小さいものだよなぁ、と。
まるきりの悪意な訳ではなくて、
発端はよかれと思って、という善意であったのかもしれないと感じました。

ここに登場する家族の姿は特別なものではないのだと思います。
自分とはまるで無関係な話、なのではなく
自らの心の中にも確かに存在する、という闇を実感します。

事件の設定に実際の事件を思い起こしましたが
いつも疑問に思っていた、‘一線を越える’ということ。
このことに作者は真摯に向き合い、大きな共感を持って
誰の心にもあること、と迫り来るのです。
そこがとても良かったと思いました。

湊作品の中で、一番好きな作品です。。

近況メールから

2010年08月26日 | つぶやき
子どもからの近況メールを読んでいて、気付いたことがあります。
わりと違和感無く自分の胸のうちを語っているけど
自分の意識を言葉にして尚かつ相手に伝えるのって難しいですよね~
私自身、とてもとてもヘタでした。

自分の考えをまとめるのも時間がかかるけど
それを別の誰かに分かるように伝える、説明する、なんて
考えただけで沈黙でした。

でも、これって習慣なのでは??と今は考えています。
常に言葉にする習慣・・・。

そういえば子ども達が小さい頃から、お手紙交換していました。
子どもが書く一文が面白くて、ただハハが読みたくて
升目のノートに毎日書くようにしていたのです。
当然ハハも返事を必ず書きました。
その返事が楽しみな様子、思い出しました~

それらのノートは大切にとってあります。
読み返す老後の楽しみとして。
最近のものは、ほぼメールなので
プリントアウトしとかないと見られなくなっちゃうな。

ちっちゃい頃の一文も面白かったけれど
最近の、読むたびに感じる成長がまぶしいです。
お陰で自分自身の若い頃、学生時代にさかのぼって
ちょっと対話してみたくなりました。
さてさて、どこまで思い出せるか、どこまで真実語れるかな。。

「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」

2010年08月25日 | テレビ
NHKの特集番組、
「ジブリ 創作のヒミツ 宮崎駿と新人監督 葛藤の400日」
を録画してようやく観ました。

この夏公開中のジブリ最新作「借りぐらしのアリエッティ」の
制作の舞台裏を長期密着取材した、ドキュメンタリーです。

新人監督として宮崎駿さんから大抜擢される、米林宏昌さん36歳。
これまでのジブリ映画でも、大事な場面も任されるアニメーターとしては
太鼓判を押されている人です。

でも、監督となれば話は別。
監督という仕事の重圧、重荷、プレッシャー・・・。
全てのことに目を向けて、組み立てていく‘創作’という仕事の膨大さ。
画面で苦悩する新人監督・マロさんを見ているだけで
こちらの胃もキリキリ痛みだしそうでした。

まさに師弟の心のドラマなのですね~
過去の苦い経験から、見守り続けることを実践する宮崎駿監督。
偉大すぎる巨匠の壁に立ち向かいながらも
少しずつ少しずつ自分の描きたいものを形にしていく米林監督。
まさに“絵に命を吹き込む”創作のヒミツに迫っていました。

今まで、宮崎監督作品は全て映画館で観ていたのですが
「借りぐらしのアリエッティ」はどうしようかな、と思っていました。
でも、こんな素晴らしい舞台裏を見てしまったら
これはもう、観に行くしかありませんね!!

『家族トランプ』 明野照葉

2010年08月24日 | 
「週刊ブックレビュー」で紹介していた本です。
明野照葉さんの作品は、初めてです。
書評ゲストの方のコメントが面白かったので、興味を持ちました。

主人公は風見窓子、33歳独身。
一般職員として正社員で働いているが、仕事にも興味は無く
ぱっとしない日常を繰り返している。
一人娘で、同居の両親からは早く結婚しろとプレッシャーをかけられているが・・・。



面白かったです!!
主人公窓子の八方塞な様子に始まり、
33歳で、結婚の予定も無く、日々の生活に展望の持てない様子に
もしかすると同年代の多くの共感を呼びそう・・・。

そんな窓子の目の前に現れたのが、会社の女性上司、有磯潮美。
47歳独身。窓子とは対照的にバリバリ仕事をこなす姐さんです。

人物の設定や描写がとてもしっかりしていて
物語にどんどん引き込まれます。
枕詞に‘三十代未婚女性の居場所探しの物語’とありましたが
私は、様々な年代の家族模様の物語、という印象を持ちました。

どのように生きていくか、どんな風に生きたいか
考えずに済ませてきたことと向き合わねばならない瞬間が必ず来る。
そこに、‘誰と’‘どこで’というものが付随してくるのが
‘結婚’なのだろう。

‘結婚’というものだけを突出さぜずに、
家族の中の一つの形、というような視点の捉え方がいいと思いました。
未婚の子達を救うのは、親なのかも、と思った一冊でした。
オススメしま~す。。

『ハゲタカ』映画&ドラマ

2010年08月23日 | 映画
8月に入ってNHK総合でドラマ「ハゲタカ」の再放送が
一挙放送されました。
偶然知って、とりあえず録画予約しておいたのです。
再放送後、映画版も放送されたので
録画して、ここで一気に観ました~

土曜ドラマで放送されていた時、何度か観損ねてしまい
いつか再放送しないかな、と思っていました。



このドラマを観るまで、主演の大森南朋さんの事をよく知りませんでした。
気の弱そうな夫役、というのを何度か観たくらいで
特別な印象は無かったのです。

でも、今は違います。
『龍馬伝』で武市半平太役で熱演された記憶も新しいですよね~

‘ハゲタカ’とは、大森南朋演じる鷲頭が外資系のファンドマネージャーとして
次々と日本企業を買収してくところからついた異名です。

こういったビジネスの話は、全く疎くて
‘敵対的買収’とか‘バルクセール’とか‘ホワイトナイト’とか
耳慣れない言葉が飛び交います。
でも、過去に新聞紙上を賑わした事件がありましたよね~
それらを思い起こさせるような台詞が出てきたりして
興味深く観れました。



鷲頭の運命を変えるきっかけとなった2人の人間、
元上司役の柴田恭平さんと父親が自殺してしまう娘役の栗山千明さん。
この2人はずっと本当の鷲頭という人間を見つめ、
時に敵対しながらも見守り続けていくのです。



映画版は、‘ハゲタカ’対中国の‘赤いハゲタカ’。
現実の経済大国を象徴するように、中国やドバイが登場します。
赤いハゲタカ役に玉山鉄二さん。
こういう役をさせると上手いですね~

映画でもドラマでもハゲタカ@大森南朋は幸せそうではありません。
大きなビジネスに成功していきながらも
幸せそうな笑顔は見られないのです。
‘赤いハゲタカ’が生まれ育った中国の地に立つ鷲頭の
苦渋に満ちた表情が、何とも言えず哀しかったです。。


『ボクは坊さん。』 白川密成

2010年08月20日 | 
この本も「週刊ブックレビュー」で紹介していて興味を持ちました。
著者の白川ミッセイさんは32歳、現役のお坊さんです。
四国八十八ヶ所霊場のお寺、栄福寺というお寺の住職に
24歳の若さでなられたそうです。

この本は、ミッセイさんの子どもの頃から
お坊さんになるに至るまでの、生活感あふれる日々が綴られています。
お坊さんの生活や修行のことなど、
一般の人にはあまり知られていませんよね~



お坊さん、というと何となくお葬式とか法事の時以外に接することが無いので
身近な存在ではありません。

普段の生活とか、それこそまるで考えたことも無かったですが
お坊さんの学生時代があり、そこには同じように青春があり
卒業して書店に就職したり、
突然寺を継ぐことになったり、
初めての、ドキドキわくわく、もんもんの日々が
楽しく語られています。

間に仏教の教えが所々入り、それらの解説も交えながら
その時々のミッセイさんなりの思いや、気持ちが込められています。
平易で読みやすく、楽しく書かれているので
あっという間に読めてしまいます。

読みながら、こんな人に自分の戒名をつけてもらいたいと思いました。
なんだか普通におしゃべりしたくなるような、お坊さん。
生きること、死ぬことをまた考えていきたくなる一冊です。。

ドラマ「「ジョーカー 許されざる捜査官」

2010年08月19日 | テレビ
何となく気になって観始めたドラマです。
初回を観て、もしかして現代版必殺??と思っていたら
どうもそれほど単純なストーリーではなさそうな雲行き・・・。

法では裁けないワルたちを闇に葬る主人公・伊達を演じるのは堺雅人さん。
温和でにこやかな表の顔とは別の、裏の顔を見せる所がハイライトかな。



闇の仕事に関わる人たちのつながりや、仕事の様子などは明かされていますが
この話に、伊達の同期の捜査官が殺された事件の謎解きが
どうやら絡んでくるらしいのです。
俄然物語りに謎が加わり、どうなるのかという関心が生まれます。

これまで法の網をかいくぐる悪者が一話一話登場していましたが
いずれも胸焼けおこしそうなほど、イヤな奴ばかりでした。

でも、だからといって殺されて当然、とはなかなか思えないのです。
事件の被害家族なら、きっと同じように思うだろうと分かっていても
是、とすることにためらいがあるのです。
ですから、観ながらいつも考え込んでしまいます。
どうすれば救われるのか、どうしたら罰を与えることができるのか、と。

物語は佳境を迎えていますが、どんな風に決着つけるか
とても興味があります。
願わくば心に深い傷を持つ伊達とその仲間達が
笑顔に包まれる結末だといいのにな。。

『パスタマシーンの幽霊 』 川上弘美

2010年08月18日 | 
「週刊ブックレビュー」でオススメしていた本です。
書評ゲストが面白かったとコメントしていたので、
早速図書館の予約を入れました。

川上弘美さんの本は、初めてではありません。
現在朝日新聞の朝刊小説も連載中で、興味深く読んでいます。
川上さんは、子どもの心の描写が上手だとずっと思っていました。

この本は、とても短い短編が20編以上ある短編集です。
それぞれのお話にはつながりはありません。
雑誌「クウネル」に連載していた短編をまとめたモノのようです。

どのお話も独特な視点で、
ふんわりとした川上さんならではな雰囲気であふれていると思いました。
所々に独特の言い回しや、言葉の使い方があるのですね~
ふぁ~と読めてしまう、何とも不思議な本だと思いました。



書名にもなった短編「パスタマシーンの幽霊」も面白かったです。
さりげない日常と異界とをこんなに自然につなぐお話も
この暑い夏にはぴったりなのかも、と思いました。。

テニス合宿!

2010年08月17日 | テニス
テニス熱が高じて、ついに合宿までしちゃいました~
同好会を続けてきて丸7年になりますが
その中からとりわけ練習熱心で、フレンドリーな人を誘ううち
気の合う仲間8人組ができました。

40代夫婦が2組、50代男性が2人、40代男性が1人、30代女性が1人です。
共通することはただ一点、‘テニス大好き’ということ。
皆一様に練習熱心で、
「この暑いのにバカだね~」といいながら
嬉々としてテニスしてしまう病気な人々なのです。

ここ数年夏になると「涼しい高原でテニスしたいよね~」とは
言い合っていましたが、まさか本当に合宿するとは思っていませんでした。
一番若手の彼女が、勤務先で見つけた福利厚生施設の案内のなかに
テニスコートがたくさんあるコテージを見つけたのです。



宿泊者はコート代無料!に皆声が裏返り、
一気に計画が進行したのです。

お盆中は予約が取れるかとか、混雑が心配でしたが
皆が休みを合わせ易いお盆休みの土日、14,15日で行って来ました~



写真はホテル内の温泉、露天風呂です。
ここで女3人えんえんガールズトーク炸裂しちゃいました~



写真は宿泊したコテージ内のリビングです。
Wiiを持ってきた人もいて、夜もWiiテニスで盛り上がっちゃいました。
私は初Wiiでしたが、なかなか面白いですね~
欲しくなっちゃいました^^;

まるで修学旅行のような楽しさで
学生に戻ったような若返り気分・・・。
なんだか日常生活離れて、つかの間の夢心地な二日間でした。。


『夏の入り口、模様の出口』 川上 未映子

2010年08月11日 | 
川上未映子さんの新刊のエッセイ集読みました~
週刊新潮に連載中の記事‘オモロマンティック・ボム!’を
まとめたものだそうです。



‘オモロマンティック・ボム’って???
面白くって、ロマンテックがボムッ!!と爆発する、という意味だそうです。
言葉遊びが楽しい川上さんならではの発想ですね~

読んでいて、思わずクスリと笑ってしまうような
面白くて、みえこロマンあふれるつぶやきの数々・・・。
題材は彼女の身の回りに起きる日常の出来事。
えぇっ?!とオドロキの体験から、ささやかで小さな思いなど
特別でないけれども独特のその言い回しや、言葉の使い方に
さらさら読めてしまいます。

ああ、でも‘オモロム’が炸裂するのはその文体ではないのです。
彼女の物事を捉える視点が、まさに‘オモロム’なのです。
そこにとても共感を覚えるのだと思いました。

とても読みやすいので、もしかすると川上未映子入門書にいいかもですよ~

家族旅行

2010年08月10日 | 子育て
娘が大学3年、息子が大学入学の年の一昨年と、
その翌年の昨年は、連休や夏休み冬休みなど休日が続く時に
努めて家族旅行をしました。

娘が大学を卒業し就職すると、
恐らく家族4人揃っての旅行は難しくなるだろうと思ったからです。
就職先によって勤務地や勤務形態が大きく異なるし
なかなか休日も合わせるのが難しくなると思っていたので。

今朝息子は就職活動の一環の、インターン参加のために
東京に出かけていきました。
夏休みが終われば本格的に就活の始まりです。
まだ3年生の夏休みだというのに・・・。

それでも、今年が最後とばかりに来月アメリカ一人旅を計画しているようです。
娘にも息子にも、国内外を問わずできるだけ旅行するよう勧めてきました。
若く心もしなやかな時にこそ
実際に目で見て、感じて欲しいなと思います。

老いた両親や義母もそうですが、子ども達、
たまに顔を合わせる家族というのもいいな、と思います。
それぞれの老いや健康の様子やそれこそ成長の後も見られて
ほっとしたり、うれしく思ったり、寂しく感じたり・・・。

顔をつき合わせているとついつい剣呑な雰囲気になりがちですが
たまに見る顔には、小言の一つも飲み込む事もできそうです。
いつもどこかで気にかけているよと、
そのことだけは忘れてはいけないなと思っている今日この頃です。。


帰省あれこれ

2010年08月09日 | 子育て
大学3年の息子が帰省してきました~
最近の大学は8月初旬までテストやレポートがあるのですね。
その代わり、9月はまるまるお休みみたいですが。

しばらく振りの母親です!
モード切替って感じなのですが、デジカメみたいに
ささっと上手くいきません。
すっかり自分モードで、のびのびしています。

でも、料理するのには気合が入りますね~
なんでも美味しそうに喜んで食べてくれるので
作り甲斐があるのです。
やはり料理というのは、自分のために、とは
なかなかうまくリンクしないものなのかもしれませんね。
年をとった時でも、自分のために美味しく料理したいと思っていたいのですが・・・。

子ども達が巣立つ前は、帰省といえば自分たちが実家に帰る事でした。
車で3時間前後の所なので、そう遠くはないのですが
あれこれあれこれ車に荷物を積み込んで
一仕事だったことを思い出します。

たいていお土産が最後のぎりぎりになり、
あわてて買いに出かけて、またまた詰め込んだり・・・。
行楽にも出かけやすい場所だったので、帰省のついでに足を伸ばしてキャンプしたり。
ホントにホントに大荷物の中の、大移動な感じでした。

これからは帰省されることの方が増えていくのでしょうね~
なんだか寂しいような、楽しみなような。。

蒼井優ちゃん

2010年08月06日 | テレビ
第3部に入ったNHK大河ドラマ『龍馬伝』で
長崎の芸妓・お元役で出演中の蒼井優ちゃんが、いいですね~
物語りも佳境に入り、その後の日本を背負っていく
若き志士たちの熱演もすごいですが、
今作で出演している女優陣が、皆ステキだと思っています。

乙女姉やんの寺島しのぶさんも、
武市半平太の妻、奥貫薫さんも
お龍役の、真木よう子さんも
それぞれ素顔に近いノーメイクな感じで
ウチに秘めた強さがいいな、と思います。

中でも、謎めいた役どころの蒼井優ちゃんの
冷めた瞳がいいですね~
いくつもの思いを胸に秘め、にっこり笑う姿にほれちゃいそう^^;

若手の男優陣は、それぞれが刺激しあって
お互い自然と演技に熱がこもっている感じがしますが
その熱気は恐らく時代のなせるモノなのだろうな・・・。
女優陣の、抑えた雰囲気がそれと好対照な感じで
とても印象深いです。

大河ドラマを観ていると、最初の頃はいいのですが
物語の終わりが分かっているので
ちょっと辛いですよね~

その辛い所を、どんな風に見せてくれるのか
楽しみでもあるのですが。。


英語のこと

2010年08月05日 | つぶやき
小学校でも英語教育が導入されたり
会社の公用語は英語との宣言が続いたり
何かと英語教育が取りざたされていますね~

大きな問題に発展しているわけではないけれど、
静かに取りざたされ、たまに識者の意見など新聞に載ったりしています。
その度に、疑問が浮かぶのです。

私は子どもの頃、英語という他言語に魅せられたのです。
知りたい、しゃべりたい、習いたい、と。
まだ小さかったので、もう少し学年が上ったらね、と言われました。
多分最初に出会ったのがたまたま英語だったというだけで
他の言語でもきっと同じように興味を持ったのだろうと思います。

小学5年生で英語教室の入会を許されて
それはそれは楽しい英会話を覚えていきました。
ですが、中学生になった途端、英語の勉強が一変するのです。
同じ教室に通いながら、それまでのリスニングや会話中心だった内容が
まるで変わってしまい、とても驚きました。
でも、その教室での教えは、実に的確で
ややこしい英文法もすんなり身についたように思います。

その後紆余曲折を経て、英語教育に携わることになった時
私はもう一度びっくりするのです。
当時中学校の教育改革が進んでいて
英語の授業時数が減らされる決定がなされたのです。
それにともなって、中学英語の内容が一部高校へ移行され
大々的に教科書の内容が変わったのです。

英文法は槍玉に上っていました。
そんなものいくら覚えてもしゃべれるようにはならないと。
それはホントにその通りで、
英語の教育には、その目的によっていくつかのやり方があります。
そのことを英語を長く学んでようやく分かった次第です。

でも、です。
日本の学校教育で必要とされているのは、英文法だと思うのです。
これが大切、とかではなく
それが分からないと、前に進めないのです。
その仕組みが分からずに立ち往生している生徒の何と多いことか・・・。
分からないに決まっていると思います。
そこに時間をさいてはいないのですから・・・。

もし、今中学生のお子さんをお持ちの方がこのブログを読まれていたら
是非見てあげて欲しいのです。
単純な英文法法則が分からないばっかりに
英語がキライになっているかもしれません。
「分かるようになりたいよ」叫び声が聞こえてきそうです。。