yuntanのハッとしてgood !

にゃんこ、映画、カメラ、食べる・飲む、ハイテク…結局なんでもありっすね。

アバター(IMAX 3D版)

2010年01月13日 | ムービー
実家の鹿児島で雪が積もったと聞いて、ビックリなyuntanです。


みなさん、ゴキゲンよう。


いやぁ~東京も寒いとは思っていたけど、まさかあっちの方が遙かに寒いとは… (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル
そのうちこちらでも降るんでしょうが…やだなぁ。



さてさて、この間の3連休の最終日は川崎に行ってきました。
まず川崎駅に着いて驚いたのは、その人の多さ!!
西口から一直線の大通りがあるのですが、そこが正月三が日の初詣か!…と思わせるくらい
のひと、ヒト、人・・・ ヒイィィィ!!!!(゜ロ゜ノ)ノ

再開発が行われてキレイになったこともあるんでしょうが、
川崎ってしばらく来ないうちに、すっかり都会になってたのねぇ。


で、なんで川崎に行ったのかというと、今巷でも注目されているアバター
IMAX 3Dで見ようと思ったからです。

そもそもIMAXとは何ぞや…ですが、通常の映画の35ミリの10倍以上、70ミリの3倍以上という、
巨大なフィルムサイズを採用し、8階建てほどの高さの映写スクリーンと立体音響で
映画の中にいるような、抜群の臨場感を体験できるシステムなんですね。
最近ではデカイフィルムでなくて、デジタル方式での上映も増えてるみたいですけどね。

で、この「アバター」を見るにあたって、やっぱり前情報で「映像がとにかくスゴイ」というのが
聞きたくなくても入ってくるわけですよ。「これは『映像革命』だ」なんてね。

となると、普通の映画館でなくIMAXで見たくなるってもんですよ。
しかも3Dとなると尚更ね。
きっと目の前全部がほぼスクリーンで、しかも3Dとなるとそりゃあもうハンパ無い臨場感…なハズ。

とは言っても、ただでさえIMAXの料金は通常2,000円なのに、
3D上映と言うことでプラス200円(これはほとんどの映画館でも上乗せみたい)。
川崎までの往復の電車賃が760円で・・・計2,960円も払うことに… ( ´,_ゝ`)フッ…
昔は品川と新宿にもIMAXシアターあったんだけど、07年と01年にどちらも閉館・・・。

いいんです。最高の状態でその「映像革命」が見る事ができればぁぁぁ!!!!!

…と、半ば自分に言い聞かせるように見に行ったわけですが、



いやもう、IMAXで見ないと、この映画の真価はわからん!という結論に達しました。

まずこの作品、とにかく画面の隅々まで実によく作り込んでいます。
例えば遠くに飛んでるヘリの中で動いている人とか、普通そこまでやらんでしょ
と思うような所も手を抜いてません。流石制作に数年(4年でしたっけ?)掛けただけあります。
そんな情報量の多い画面を、普通の映画館のスクリーンの大きさ、解像度でどこまで認識できるんでしょ?

それから今回の3Dも今までの「立体映画」と違って、かなり違和感なく「奥行き」を表現しています。
この「自然さ」は文字ではどうにも伝えられないです。こればっかりは見てもらわないと。
なのでIMAXのでっかいスクリーンで見ると、ホントに自分が未知の惑星に降り立った気分になれます。

そうそう、今までの3D映画ですと、尖ったものが目の前に迫ってくるとか、何かが急に飛び出したりとかで
見てる人を驚かせよう(仰け反らせよう)という見せ方を随所に入れていましたが、
この作品ではほとんどそう言うのなかったのが、逆に新鮮でしたね。
ある意味3Dにも自信があったからこそ、余計な演出はしなかったんでしょう。


ちょっとここから多少のネタバレになりますので、ご注意。



映像がスゴイことは散々書きましたが、惑星「パンドラ」のビジュアルがいいんですよ。
植物の幻想的なのもうっとりでしたが、何よりも色々な「生き物」がまたイイ!!!
「モンスター」と言えるくらいの大きな生物が暴れ回る様は、正に「リアル・モンスターハンター」!!
特に赤くてデカイ翼竜を見たとき「うわ、リオレウス!」と心の中で叫んでいたのはナイショです。

一緒に行った友人もその翼竜の造形が特にお気に入りだったみたいで、
けっこう生物学的な考慮もされていると感心しておりました。

あ、そうそう。「リアルモンハン」もでしたが、
たくさんの変わった生物と空島を見た瞬間、「ONE PIECE -FILM- STRONG WORLD」を
思い出したのは…私だけ???

あと私的にはこの惑星の原住民の髪の先がネットワーク端末になっていたのが特にお気に入り。
自分もあんなのあったら便利だろうなぁ…なんて思っちゃいました。


とにかく「視覚」にこだわったこの作品。
じゃあストーリーの方はと言うと・・・まあ、これはある意味「王道」的な展開ですね。
昔っからある、民族間や侵略戦争を、SF的に見せているだけで先の展開も読めちゃいます。
残酷描写も多少ありますが、そりゃあもうディズニー映画と言ってもいいくらい、
万人がみて理解でき、また見る人の境遇や人種などで解釈の違いがある話です。

でもそれも考えようによってはその分かりやすいストーリーだからこそ、
(監督がそれを狙っているのかどうかは分かりませんが)映像に没頭できるとも言えます。
良くも悪くもこの作品は「映像革命」であるのだから。



それにしても、こんだけの映像を作り出すとしたら、きっとリアルな情報量もハンパ無いんだろうなぁ…
なんてことでググってみたらありましたよ、

総データ容量は3ペタバイト(3,000テラバイト)、メモリ合計104TB

あー…調べてはみたものの、規模がでかすぎて全然実感沸かねぇ… (;´Д`)
上のリンク先にはロスとニュージーランドでのデータのやり取りに苦労した話とかも書いてあるので、
興味のある人はどーぞ。


今までも「映像すごいぞ!」と言うことで見に行った映画は結構ありますが、
この「アバター」はそんな記憶が吹っ飛ぶくらい、視覚から入ってくる刺激はハンパないです。
それもこれもIMAX 3Dで見たからこその感想かと。

私は予約できる3日前の0時にネット予約して、ようやく席を確保したくらいで
(でもおかげで前後左右ほぼ真ん中という好位置を確保!)
当日行ったら「完売」の表示がしてあったくらい人気があるみたい。
なかなか暫くはそんな状態が続くかもしれませんが(だって日本に4箇所しかIMAXシアター無いからねぇ)、
この作品を見たいと思っている方は、絶対IMAXで見る事をおすすめします。
金額の差額は見てもらえれば納得いくかと。

あと、3D上映方式の違いも書いてますので、そちらも見てみることをおすすめします。



この映画の評価:★★★★★★★★★☆(あくまでもIMAX 3D版の評価)





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2 コメント

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品川IMAXの復活を (page)
2010-01-14 07:39:01
いや~自分もIMAX 3Dシアターで観ましたけど、画綺麗ですよね~サウンドも良いし♪
観てるとあの大きいスクリーンもだんだんテレビサイズに感じてきちゃいました…w でもイスがちょっと狭くて、首がちょっと痛くなっちゃいました…^^;
ストーリーは細かいことは言いたくないけど、もうちょっと物事の摂理とか自然の摂理を深く描いてくれたらな~って…手塚さんの火の鳥みたく。
今年は、家庭用テレビも3Dテレビ元年になりそうですね♪
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そういえば… (yuntan)
2010-01-14 15:27:15
確かにシートはあんまし良くないというか、普通でしたね。
前の席との間隔が広いのはいいのですが、新宿ピカデリーのシートの方が全然良い。
金額高いんだから、そういうところでも満足感欲しいですね。

ストーリーは確かに仰るとおりですが、それやっちゃうと4時間超えの大作に… (((( ;゜Д゜)))ガクガクブルブル

3Dテレビ・・・各メーカーが儲けのために売り出そうとしてますが、
結局眼鏡を掛けないとならない時点で、そんなに普及はしないと思いますけどねぇ。
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