ナッシングソング・・・

2019-11-01 | 歌詞


  ナッシング・ソング


   恋の終わりが来て  雨のしずくを聞いて


     誰もいない街路を  ひとりで歩く


       通りすがる人は 見えない







   あてない旅の中  風の音とともに


    ゆらりゆられて ベンチに ひとりで 座る


      流れてくるのは  列車の霧笛





   見つけた喫茶店  ホットコーヒー 飲んでみて


     時間をもてあそんで  タバコをふかす


      うかぶ煙は 目の前 もやもや




   たどり着いたところは  いつのまにか玄関


     腰を下ろして  靴を捨てる


      部屋の中には  君はいない






 



     

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