<モンジュイックの丘より港を見下ろす>
今日でピレネー旅行記、本当に最後にします。きちんと締めくくりたいと思います。
訪ねた順序がバラバラになりましたが、バルセロナに入り、最初に訪れたのは旧市街。
そしてバルセロナ市民の台所、サン・ジョセップ市場。と言っても殆どが観光客のように見えましたが・・・・。
サンジョセップ市場入口
さすがスペイン、オリーブの山
<豊富なお野菜とナッツ類>
殆ど臭いもなく、とても清潔なマーケットです。並べ方が実に見事で綺麗、カラフル、観ているだけ、歩くだけでも充分楽しめます。
おやつにナッツ入りのお菓子を買いました。グラム売りです。イベリコ豚が有名ですが、お土産として国外に持ち出しは出来ません。
やはり私は主婦!こう言う場所に来ると、心躍りますね。女性人の目は皆メラメラと燃えていましたよ(笑)
旧市街ランブラス通りを港に向かって下っていくと最終地点にコロンブスの塔があります。
このコロンブスの塔の見える港近くのレストランで昼食。
勿論メニューはコレ!イカ エビ ムール貝などの入ったカタルーニャ風シーフードパエリャです。
<おいしいよ~おいしいよ~と上手な日本語で陽気に勧めるウエイター 美味しかったわよ!>
それにしてもバルセロナはなんて暑いのでしょう!山から下りてきた私達は人混みとこの暑さにフーフー
こちらはモンジュイックの丘から見たバルセロナ市街地です。
モンジュイクは町の南西に位置する標高173mの丘。バルセロナの街が一望できる格好の場所です。
また1929年には万博博覧会が、1992年にはバルセロナオリンピックの会場になりました。
当時中学2年生だった無名の岩崎恭子が200m平泳ぎで金メダル、有森裕子がマラソンで銀メダルをとった記憶はまだ新しいですね。
<バスの中から撮影、(左)万博会場スペイン村、(右)オリンピックスタジアム>
下の写真はモンジュイックの丘から夫が望遠でサグダラ・ファミリアを撮ったものです。
確かに塔がまだ8本しか建てられていないのがはっきりわかります。最後の最後に中央にイエスの塔が建てられるのだそうです。
そしてこのガウディとガウディのスポンサーだったグエルによって、街を見下ろす山の手に、斬新的な住宅地が造成される予定でした。
ところがこの宅地造成計画はガウディ家とグエル家以外はたったの1戸しか売れず、大失敗に終わったそうです。
グエル死後工事が中断されましたが、その代わりバルセロナ市民にとっては、既に建築されていた建造物を生かし、
素晴らしい憩いの場所、公共公園グエル公園が出来上がりました。またガウディ作の公園として多くの観光客を集めています。
中央広場の大階段より正面玄関のほうを見ると、まるでヘンゼルとグレーテルのお菓子の家のような建物があります。
向かって左側が守衛小屋、右側が管理棟兼ショップだそうです。
中央広場に続く階段の途中にはガウディが生み出した技法、粉砕タイルによる色彩豊かな美しい、それでいて愛嬌のあるトカゲの噴水があります。
何故トカゲなのか?サンショウウオともドラゴンとも言われ、諸説がありますが、バルセロナの守護聖人の名をとってジョルディ君と呼ばれ、皆に愛されています。グエル公園のシンボル的存在です。
中央広場を縁取る波型のベンチは、ガウディが実際に人体の曲線を研究し尽くして製作されたものだと聞きました。
よってとても座り心地が良いはずなのですが、タイル製のこのベンチ、座り心地が良いといわれても、兎に角暑くて暑くて・・・・・お尻が燃えるようです
暑がりの私は1分と座っていられませんでした。ご覧の通りあまり寛いでいる人はいません。
グエル公園はまるでディズニーランドのよう、おとぎの国のようです。
観光客だけでなく、遠足の子供たちも多く、もっともっと時間があれば、のんびりと1日をここで過ごすのも楽しいかもしれません。
まだまだお見せしたい写真は沢山ありますが、きりがなく、この辺で打ち止めと致します。
バルセロナはとても奥の深い都会だと感じました。今回は駆け足で回ったバルセロナ観光、できれば再度ゆっくり訪れたい街のひとつです。
今回の旅行の最後の夜はは情熱的に締めくくります(笑)
6月23日午前11;55 成田着。ツアーメンバーの皆様、ツアーリーダーのSさん、大変お世話になりました。
有難うございます
< 完 >
バンザ~イ! やっと終わりました。ホッ!
帰国後、こうして旅行の記録をつけるのはとても大変な作業ですが、綴っている段階で新たに知識を得ることもあり、とてもためになります。
お読みいただいた皆様、長々と私の拙い旅行記にお付き合い頂き、有難うございます。
挫折することなく最後まで書き続けられたのも皆様のお陰と心から感謝致しております。
最後に写真提供に快く応じてくれた夫に感謝します。
まとめてブログアップする事の大変さは
想像もつかない事だと思います。
しかも旅行先で得られた知識と
いらっしゃる前から調べていらした事
努力家の夢路さんに
スイスの時もそうですが
日本から離れ広い世界、人々にふれ、
その国の文化にふれていらっしゃる様子
そうそう、「NHKの世界の旅」
そんな感じがしました。
あれがとうございました。
もう1度読み返させていただきます。
復習は大変ですが、とても良い旅の思い出の整理になります。
こんなことでもしなければ、どこをどう歩いたかなんてすぐに忘れてしまいますから。
それにピレネー近郊の地名は舌を嚙みそうでなかなか現地では覚えられませんでした。
帰国してやっとスラスラいえるようになりました(苦笑)
>もう1度読み返させていただきます
有難うございます。私もブログで旅行記をつけているので、
ブログを読むことで、時折昔の旅の記録を思い出し懐かしくなります。
ブログをつけていて本当に良かったと思える瞬間です。
これだけの写真があり、資料をもとにうまく解説された旅行記は、ご夫婦の宝物です。
本当にすてきな旅行ですね。いつまでも仲の良いご夫婦で。
とっても素晴らしい旅でしたね。
街の雰囲気は映画や童話の世界に見えます。
私も行きたいなぁ。
しかし、鉄の塊が空を飛ぶのが信じられない時代遅れの高所恐怖症は拝見するだけにしときます。
西洋文化と美しい自然をたくさん魅せていただきました。(^^)/
有難うございます。
特に仲良し夫婦というわけではありませんが
こうして思い出を積み上げていくのはとても楽しいです。
これからも体力と経済力が続く限り、旅行を楽しみたいと思います。
高い山と湖、可愛い高山植物の咲き乱れてる様って夢の世界みたいです(^^)
雨や霧も神秘的な感じがしましたよ。
私も海外は何回か行ったのですが、団体の駆け足観光旅行ばかりで・・・。
この近くではフランスですね。
自国語へのプライドが有り過ぎって言うか、あまり好感は持てなかったです(^^ゞ
ドイツのほうが好日的でしたよ。
素敵なお写真見せて頂いてありがとうございました。
でも乗っているうちに、不思議ですね、恐怖心亡くなりました。
持ってしまえば、それまで!
クロちゃんさんも是非海外の山にチャレンジしてください。
「世界はひとつ」と感じますよ。
元気なうちにやりたいことをやりましょう!我が家の合言葉です(笑)
海外へ出ると、ディズニーランドではありませんが、”It's a small world"と感じます。
フランスやスペインを身近に感じられるようになりました。
旅行記となれば行く前から帰って来てから調べ
ながらの報告は普段の何倍も精力を使いますが
誰もが一緒に行ってるような丁寧な説明と写真
に、充分過ぎる程の感銘を受けました。
スイスやカナダもそうでしたが、行って自分の
目で確かめたいと思わせる文章に
本当に素晴らしい写真もありがとうございました。