ドラマ「南極大陸」もいよいよクライマックスに入ってきました。
わんちゃん好きの方々には見るに忍びない場面が続きますね。私も見ていて胸が痛くなります。
その第一次南極越冬隊長「西堀栄三郎」氏が家族とともに住んでいた家が我が家の近くにあります。
ウォーキングがてらお邪魔することにしました。
閑静な住宅地にある西堀邸はうっそうとした樹木に覆われた高台にひっそりと佇んでいます。
まさに都会の中の山の中という感で、一歩家の中に踏み込むとそこはもう山小屋です。
このお宅は西堀栄三郎氏が1937年(昭和12年)、京都から上京、大好きだった山小屋風に家を設計、仕事関係、山関係、南極関係など、海外からの客人も集まり、賑やかな楽しいひと時を過ごされた場所だそうです。
現在は三男にあたる西堀峯夫さんが、管理され、第一次越冬隊長として誰もなしえない事に挑戦し続けた父親栄三郎氏の偉業とその人間性を後世に伝えるべく、居宅を保存、開放していらっしゃいます。
居間や応接室には栄三郎氏の人となりを偲ばせる展示物がいたるところに貼られ、大変興味深く拝見しました。
息子さんである峯夫氏は現在ドイツに居を構え、ドイツと日本を行ったり来たりしながら生活していらっしゃいます。
偶然にもドイツでお仕事をしていらした時期が夫と1年近く重なり、話が弾んで弾んで、コーヒーをいただきながら2時間も歓談してしまいました。
この広い地球で同じ時間を同じ一点で過ごしていた方にこんな御近所でまたお会いするなんて!出会いとは不思議なものですね。
この邸宅は昭和初期に建てられたにも関わらず、至るところにモダンな要素が組み込まれ、驚きを禁じ得ません。
食堂と台所の境には今風のカウンターが設けられ、両面から使えるハッチがあったり、出窓もとてもお洒落です。
家具は全て横浜の老舗に特別注文して作らせた桜の無垢材で、その重厚なこと!その桜の椅子で寛ぎ、登山や南極への夢を育んでいらしたそうです。
栄三郎氏の口癖は「何事にも初めがある」ということ。
これは1922年に来日したアインシュタイン博士夫婦を奈良、京都に案内されたときに、西堀氏に博士が語られた科学者としての必要な心得。
父栄三郎氏が常に「初・・・・」を目指したゆえんであったと語られていました。
血は争えず、父親のDNAを継がれた峯夫さんも、いくつかの「初」をお持ちの理学博士でいらっしゃいます。
またこの居宅はセミナーやイベントを開催する場所としても開放されており、持ち込みやケイターリングOKでいろいろな会合にも利用できます。
二階には5室部屋があり、B&Bとして宿泊もできるようになっています。
ドラマ「南極大陸」がこれでまた一層面白くなり、更なる感動を私に与えることでしょう。
西堀栄三郎邸 :東京都大田区鵜の木1丁目20-1
東急多摩川線 鵜の木駅下車 徒歩3分
開邸時間:10:00~17:00
閉邸日 :月曜日・火曜日
入邸料 :大人500円
御興味のある方は是非お訪ねください。きっと人生にロマンを求めたくなるでしょう。
今日も御訪問有難うございます。いくつになってもロマンを求めて生きていきたいですね。
あいにく、TVドラマは見てないけれど。
以前、高倉健の映画を娘と観たのですが。
犬(特にタロウジロウ)が痛ましくてね。
途中で、泣きながら映画館を出てしまいました。
ご主人と歴史が重なりましたね、嬉しかったでしょう♪
話に花が咲いたのが見えるようです。
機会があったら、伺いたく思いました。
南極大陸の越冬隊長の家が近くに在りましたか~。
とっても浪漫を感じる番組ですっかり魅了されています。
人間と犬と厳しい自然の中での日々は想像を絶するものでしょう。
私のような凡人には果たせない、本当の冒険があります。
叶うならば、南極のペンギンと戯れたい。
オーロラを見てみたいです。
まずは越冬隊長の家を訪ねてからはじめましょう。(^^)/
南極大陸のドラマは見ていなくて越冬隊長さんの名前も存じてなかったけれど、
夢路さんの今回のブログで隊長さんのこと、そして三男さんが
お父さんの意思を継いで居宅を保存、開放されているのですね。
西堀栄三郎さんの口癖のお言葉が素晴らしいですね。
「何事にも初めがある」
ロマンを求めて、チャンスがあれば是非訪れたいですね。
が、ワンちゃん達が可哀想で内容を知ってるだ
けにTV見られないのです。
西堀栄三郎氏が第一南極越冬隊長の他に、沢山
の功績を残したのを始めて知りました。
又、西堀栄三郎氏の家が夢路さん宅の近くにあるのも初めて知ったし
西堀栄三郎氏がご主人の大学の先輩でもあるし
息子さんの峰夫氏とドイツで1年間共有してた
というのも、縁があったのでしょう。
ブログで色々な事、教えて貰っています。
ドラマ南極大陸を見るまではあまり興味がありませんでした。
「何事にも初めがある。だから勇気を持って挑戦しなければならない」といつも言われていたそうです。
彼は11歳のときから南極に行くのが夢でそれを実現しました。
こうと思ったらたら突き進む精神力、スゴイですね。
またこうも常々一定仰っていたそうです。
「石橋を叩いてはいつまでたっても渡れない」
そう言いながら用心に用心を重ねる人で、第三次南極越冬隊が昭和基地に着いたとき、
「いったい第一次越冬隊員たちはなにを食べていたのだろう?」と思えるほど、
食料の備蓄が一杯だったとか。
ドラマでは知りえないいろいろなことを伺いました。
冒険家のカガミですね。
人生にロマンを求めたかっこいい男ですね。
話を聞いていて惚れ惚れとしてしまいましたよ(笑)
息子さんの峯夫さんも素敵な方でした。
もしこちらのほうへお出かけの機会がありましたら、
是非お立ち寄りください。
一見する価値のある居宅です。
11歳のときから南極に行くことに憧れを抱いていらしたそうです。
夢を確実に実現されるなんてスゴイですね。
特にいまのお若い方々に是非西堀流の生き方を参考にして頂きたいです。
峯夫さんも素敵なお方でした。
さすが理学博士、なかなか博学で話が面白かったです。
家はかなり傷んできていて、維持が大変だと仰っていました。
財団法人「人生にロマンを求める会」というの立ち上げ、会員を募っていらっしゃいます。
私も入会しようかな~と迷っているところ。
しかし戦後、敗戦国として馬鹿にされていた日本が頑張ったひとつの偉業として、
その事実をドラマ化した素晴らしいドラマだと思いますよ。
そろそろクライマックスかと思います。最後まで見続けるつもろです。
星野の名前で登場する西堀隊長に今回のお宅訪問でとても親しみを感じます。
私もブログを綴っていることで好奇心が益々出てきて、見聞を広めていますよ。
お返事遅くなり申し訳ありません。留守をしておりました。
昨年の南極大陸のテレビドラマを見て、尋ねてみたくなり伺いました。
御子息のお話は大変興味深かったですね。
こういう偉業を成し遂げた偉人のひととなりは
これからの日本を支えていく若者に是非知って欲しいです。