We Are The World

■ 最近手に入れたお気に入りの一枚。マスターテープが悪かったのか映像にはノイズも目立つけど、心地よいメロディと歌詞に惹かれ、何度も繰り返し見てしまいます。

■ 思えばもう20年も前のこと。アフリカの飢餓を救おうと立ち上がった、あまりにも有名なプロジェクト。ライオネル・リッチー、マイケル・ジャクソン、ダイアナ・ロス、レイ・チャールズそしてボブ・デュランまで43名ものアーティストが参加している。MALTAさんも、「メイキング・ビデオを何度も繰り返し見た」とコンサートで語っていたっけ…（ブローしすぎて息が上がっていたけど）。

■ ブルース・スプリングスティーンやヒューイ・ルイス、シンディ・ローパーらの顔を見ると1985年当時をまざまざと思い出す。青春だったなぁ。あの頃のアメリカン・ポップスが一番好きだったな。並み居るアーティストの中でも、ブルース・スプリングスティーンがいちばん輝いているように見える。

■ まあ、歌詞を見ると「世界は一家、人類はみな兄弟」と唄っているわけだけど、Godの名のもとにひとつに纏まれてしまうのが、キリスト教圏のすごいところだと思う。八百万の神々を戴く日本人としては、今ひとつ理解しにくい点。ではあるが、カラオケ用に○○の壁に歌詞カードを貼っておくように、との指令が奥様から出ている。でも、今回は日本語の歌詞までついているから大丈夫。

■ そして、ビデオは、
We are the world, we are the children
We ate the ones who make a brighter day
So let’s start giving
という字幕で終わる。
あのころのマイケルは、実に偉大なアーティストだったのになぁ。