私の中学生の頃からの友人が、私のfacebookに以下のようなコメントを寄せてくれました。
「我々も情報を正しくジャッジする力をつけていかないと間違った判断をしてしまいそうです」
なので、今回は私なりに、表題の「一方的な報道の見分け方」をかければと思い立ちました。
例として出したいのは、オスプレイの問題です。概要を説明すると、米軍が日本国内の米軍基地にオスプレイを配備したがっている。しかし事故が多いため、地元は反対、という問題です。これも、冷静に解決するためには、米軍側にたった報道が必要でしょう。米軍は、今まで歩兵の展開などにヘリコプターを使ってきたわけですが、ヘリだと速度が遅く、結果、戦死傷者が増えてしまうため、オスプレイを配備したいようです。しかしオスプレイは米軍内でも「未亡人製造機」というあだ名が付いていた時期があるほど、幾度も事故を起こしているようです。とすると、例えば、こんな対処法も考えられます。
「米兵の命を守るためにも、有事でない時の離発着には反対」
これであれば、反対運動にアメリカのリベラルな方たちも巻き込めるかもしれない。もし戦争などが起きたらその時は協力する、ということであれば米軍の幹部も納得してくれるかもしれません。一方、日本政府は米国政府になかなか頭が上がらないのは歴史的経緯からわかっていることです。プラカードを持った反対より、米国に乗り込んでのロビー活動の方が有効性があるのでは、などと思います。
もちろん、私は軍事に関しては通じていませんので、これはあくまで一例に過ぎません。私は、基地の近くの住民の方たちのことを思うと、やはり反対です。しかし、反対にもやり方がある。妥協点を見いだせるかもしれません。そのためには、まずは「理解」が必要なのです。
例えば「対権力者」「対企業」など、何らかの“悪者”を想定し、全体悪の構図でのみ報道している場合、私は、一方的な報道と疑ってよいと思います。一方「理解」が促進される報道は、私の中で「よい報道」です。
私は、消費増税など愚策中の愚策と思っていますが、それでも、野田さんがなぜ「不退転の決意」までしているかはもっと聞きたいと思います。一方「野田さんはペテン師だ」などという論調は「報道」ではなく、私はむしろ「質の低いエンタテインメント」だと思います。
全く関係ありませんが、私、いま、鼻の手術を受けています。本当にジャストナウ。麻酔がさめるまでの合間に書いています。東大病院の先生は名医で、まったく痛くなく驚くばかり。技術の進歩には本当に感謝、感謝です。
「我々も情報を正しくジャッジする力をつけていかないと間違った判断をしてしまいそうです」
なので、今回は私なりに、表題の「一方的な報道の見分け方」をかければと思い立ちました。
例として出したいのは、オスプレイの問題です。概要を説明すると、米軍が日本国内の米軍基地にオスプレイを配備したがっている。しかし事故が多いため、地元は反対、という問題です。これも、冷静に解決するためには、米軍側にたった報道が必要でしょう。米軍は、今まで歩兵の展開などにヘリコプターを使ってきたわけですが、ヘリだと速度が遅く、結果、戦死傷者が増えてしまうため、オスプレイを配備したいようです。しかしオスプレイは米軍内でも「未亡人製造機」というあだ名が付いていた時期があるほど、幾度も事故を起こしているようです。とすると、例えば、こんな対処法も考えられます。
「米兵の命を守るためにも、有事でない時の離発着には反対」
これであれば、反対運動にアメリカのリベラルな方たちも巻き込めるかもしれない。もし戦争などが起きたらその時は協力する、ということであれば米軍の幹部も納得してくれるかもしれません。一方、日本政府は米国政府になかなか頭が上がらないのは歴史的経緯からわかっていることです。プラカードを持った反対より、米国に乗り込んでのロビー活動の方が有効性があるのでは、などと思います。
もちろん、私は軍事に関しては通じていませんので、これはあくまで一例に過ぎません。私は、基地の近くの住民の方たちのことを思うと、やはり反対です。しかし、反対にもやり方がある。妥協点を見いだせるかもしれません。そのためには、まずは「理解」が必要なのです。
例えば「対権力者」「対企業」など、何らかの“悪者”を想定し、全体悪の構図でのみ報道している場合、私は、一方的な報道と疑ってよいと思います。一方「理解」が促進される報道は、私の中で「よい報道」です。
私は、消費増税など愚策中の愚策と思っていますが、それでも、野田さんがなぜ「不退転の決意」までしているかはもっと聞きたいと思います。一方「野田さんはペテン師だ」などという論調は「報道」ではなく、私はむしろ「質の低いエンタテインメント」だと思います。
全く関係ありませんが、私、いま、鼻の手術を受けています。本当にジャストナウ。麻酔がさめるまでの合間に書いています。東大病院の先生は名医で、まったく痛くなく驚くばかり。技術の進歩には本当に感謝、感謝です。