養父のお尻に軽い床ずれを見つけたのは9月1日だった。
やはり栄養が足りないのだと思った。
ここの所いくら熱心に進めてもおかずだけは食べなかった。
タンパク質の不足が原因だと思う。
おかずを全く食べないので皮膚の状態も悪くなる。
今日は、卵おかゆを作ってみた。
もともと養父は白粥以外のお粥は好きではないがこんな状態ではそんなことも言ってはいられない。
鍋をかき回しながら子供たちの離乳食の頃を思い出した。
人間は母の胎内からおぎゃあと生まれて乳を飲み、そして離乳食を経て成人していく。
しかし今の養父のように96歳になると離乳食に戻っていく。
そして最後には無に戻っていく。母なる子宮に戻っていくのか。
時計の針が右回りに進むなら、老いることは反対周りに戻ることなのか。
衰えることを憂いてはいけないと私は自分に言い聞かせている。
目が見えにくくなり、耳も聞こえにくくなる。やがて四肢の一つ一つの自由を奪っていく。
残酷なように見えるがこれはだれにも止められない。自然の成り行きなのだ。
養父の介護をしていて私は自分のその時を想像してしまう。
その時が来たら私ならどのようにふるまうだろうか。
子どもたちにため息をつかれるようなことはするまいとは思っているが。
やはり栄養が足りないのだと思った。
ここの所いくら熱心に進めてもおかずだけは食べなかった。
タンパク質の不足が原因だと思う。
おかずを全く食べないので皮膚の状態も悪くなる。
今日は、卵おかゆを作ってみた。
もともと養父は白粥以外のお粥は好きではないがこんな状態ではそんなことも言ってはいられない。
鍋をかき回しながら子供たちの離乳食の頃を思い出した。
人間は母の胎内からおぎゃあと生まれて乳を飲み、そして離乳食を経て成人していく。
しかし今の養父のように96歳になると離乳食に戻っていく。
そして最後には無に戻っていく。母なる子宮に戻っていくのか。
時計の針が右回りに進むなら、老いることは反対周りに戻ることなのか。
衰えることを憂いてはいけないと私は自分に言い聞かせている。
目が見えにくくなり、耳も聞こえにくくなる。やがて四肢の一つ一つの自由を奪っていく。
残酷なように見えるがこれはだれにも止められない。自然の成り行きなのだ。
養父の介護をしていて私は自分のその時を想像してしまう。
その時が来たら私ならどのようにふるまうだろうか。
子どもたちにため息をつかれるようなことはするまいとは思っているが。
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