ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

Fancy LaLa Complete 届きました!

2007-10-25 | アニメ
「魔法のステージ ファンシーララ」US盤、三日ほど前に届きました!

リッピングがうまくいかずにちょっと梃子摺りましたが、なんとか2巻目まで吸出し(リッピング)圧縮(シュリンク)して、テレビにつないであるHDD-DVDレコーダーでも見られるようにしました。

娘がはまって見ています。

「ララ」は、見ていた人は知っていると思いますが、実に丁寧なつくりの傑作なのです。ぴえろの魔法少女シリーズの、制作局も違うシリーズ・リバイバル作品にして最終作。「クリーミィマミ」も傑作ですが、演出のリアリティとかは格段に上なのです。

春スタートの2クールで(多分、打ち切りなのかな?)終わった作品なのですが、特に夏休みネタから最終話までの密度はとても素晴らしいのです。

「ララ」における魔法は、小学3年生のミホを10年成長させるだけ! という「時の魔法」なのですね。そういう「変身」によって「ララ」となったミホが芸能界で活躍している、と。最終2話でその魔法が突然失われるのですね。魔法の、まあ、基であり、パートナーであるピグとモグとともに突然消えてしまう。それで、「ララ」もそのまま芸能界引退、わずかな期間に人々の記憶からも忘れ去られる、と。この作品の素敵なところはそのあとです。ミホがデビューのきっかけになった原宿を歩いている時、ララ専属のヘアメイクだったコミさんに出くわして思わずその名を呼んでしまいます。そして……。

とても余情のある、よい最終回なのです。

それが見たくて買ったんだ。DVDはレンタル許諾もされていないようなので。

チャンスがあったら見て欲しいと思います。

残念! 日本語音声が入っていなかった!

2007-10-15 | アニメ
「魔法のステージ ファンシーララ」の台湾ヴァージョンを購入しました。(yeasia.comにて)
残念! 日本語音声が入っていませんでした。確かに「国語発声」とあるけれども、いくらなんでも日本語原盤音声は入っているだろうと思っていたのに。

仕方がないので、今度はUS盤を手に入れようと思います。

US盤にはJapanese原盤音声がちゃんと入っていると書いてあるので、これは大丈夫でしょう。

「地球防衛企業ダイガード」(日本のヤフオクで、とんでもなくお得な価格で入手しました!)のUS盤は英語字幕が消せなかったため、リッピングして観賞用バックアップDVD作成にあたり、わざと英語字幕を省いて吸出したものです。「ファンシーララ」US盤も、最悪でもそんな感じだろうと思います。

台湾版は、あと、「サクラ大戦 轟華絢爛」(3枚組)も買ったのですが、こちらはちゃんと日本語音声が入っていて、満足です。

何もかも、DVDの国内販売価格が高すぎるのが悪い!。

えーい!

……というわけで、これを書き込んでいる間にも、物欲に火が付いてしまいました! 米Amazon.comのマーケット・プレイスにてUS盤注文しちゃいまいました!

状態はNewで、Shipping込みで30$弱(本体が17$、Shippingが12$強)。1ドル120円として、3,600円。日本の最安値が「ユーズド商品 - 良い」で¥16,500、新品で¥26,460なので、国内配送料は無料なはずですが、結局4.5倍から7倍もすることになります。

やっぱり海外版が魅力的ですね。

死体と遊ぶな! ……なんて題名の映画もあったな

2007-10-10 | Weblog
「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のデッドリー・カラー・ヴァージョンを再見しているのである。日本語コメンタリーで。わいわいやかましいのであるが、安っぽいカラーだの、壁の色が青なんてあり得ないだの……それこそどうでもいいコメントを垂れ流しているのだが、そりゃあ、当然だろう、モノクロ映画である基版を、憶えるほど見ている人たちなんだろうから、「自分のイメージの色」があるに決まっていて、そのギャップが埋まらないだろうよ。

実はそんなことは決して、今回の主題じゃない。

ぽつりぽつりと、リアルの忙しさの合間を縫いつつ、DVDだけは見ているのであるが、その多くはホラー映画で、割合に意識的にゾンビ映画を多めに見ているのである(体系的に何かを語りましょうという意識だけはあるようで……)。

「地獄の門」(ルチオ・フルチ監督)。「デモンズ2」(ランベルト・バーヴァ監督)。「死霊のはらわた」(サム・ライミ監督)。「悪魔の墓場」(ホルヘ・グロウ監督)「アンデッド」(スペリエッグ兄弟監督)。

夏の終わりにはゲイリー・A・シャーマン監督の「ゾンゲリア」やら、ミケーレ・ソアヴィの「デモンズ4」なんかも見ていて、みんなレビューをしたいところなのだが時間がない(それからレビューすることに、イマイチ気が乗りきらない)。

「死霊のはらわた」の監督コメンタリーと「アンデッド」のメーキングに感動して、そういう、喧伝される撮影秘話的な部分の紹介では「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」のデッドリー・カラー・ヴァージョンの日本語コメンタリーも、実は面白いのだ。インディーズというよりも、「ナイト…」当時のジョージ・A・ロメロはまさに自主映画の監督であるわけで、「ナイト」も「死霊」も「アンデッド」も、揃って実に幸せな自主映画なんだな。

余計何から手を付けたやら、となってしまいそうでもあるが、「ナイト」カラー版を見終わったら、「デモンズ’95」とか、「死霊のしたたり」あたりも見るかな?

まあ、おサボりもこれだけ続くと仕切り直しが辛いと、それが一番言いたいことかも。