ゆいもあ亭【非】日常

映画や小説などのフィクション(非・日常)に関するブログ

あなたの知らない、超常アンビリーバブル世界。夏だねぇ…

2006-07-15 | 映画
「着信アリ2」の稲川淳二とちすん(本名は金智順キム=チスンというそうだ。グランセイザーとかにも出ていたそう。在日三世俳優だそうです)のコメンタリーというのを聞いた。

本編と関係あるような、ないような……。

エンドレス(正しくは映画本編が続く限り)に稲川怪談が語り続けられる。

稲川怪談で一番怖いのは「生き人形」。

7年前の怪談ナイトLIVE で初めてまとめて語られたあの話もDVDになっている様子。VHS版で見たけれども、「現在進行形」らしいので、「最後」といののも憚られるけれども、最後が怖かった。

こんな感じ。

皆さん。この写真(大きくプロジェクターで映し出されている)、ね。このマネージャーのガンちゃん(だったかな?)と、わたし、それに問題のね、人形ですよ。ねぇ。こんな写真が出てきました。ガンちゃん、いまのわたしのマネージェーね。でね、この写真が不思議なんだ。……だってね、ありえないんだよ。ねぇ。彼ね。いまのマネージャーで、このころこの人形と絡んだことなんかないんだ。ね、この写真、あるわけない写真なんだな。……そういう話です。そういうことが……あるんだねぇ。

「生き人形」ネタといえば、「新生トイレの花子さん」。

監督は堤真一。脚本は高橋洋。前田愛主演 高島礼子助演(役名 カシマレイコ! あの「噂霊」の名前を持つ霊能力教師で、前田愛のストーリー上のお姉さんで、十一年前だかに行方不明になった女の子の同級生という役)。特別出演で野村佑香。

姉が行方不明になった中学校に進級した少女。トイレで何かを見て昏倒したために「花子さんを見た者がいると、誰かが死ぬ(行方不明になるだ)」と言い伝えられているため、上級生に詰問さたりする。(行方不明になったのは、彼女の姉であり、実はそれが伝えられているわけだ)。それ以後彼女の同級生や担任に、次々に怖ろしいことが起こるが、その根源は中学校の裏庭にある祠に安置されていた「人形」に乗り移った「何か」のせいだったという感じのお話。

エンディング曲aikoの(デビュー曲)「あした」がとてもよいこの作品、ストーリーの破綻やおふざけではなく空回りしている妙な堤演出など、欠点もあるものの、一見の価値はあると思う。レンタルDVDもなかったので、買って所持しております、はい。

子ども騙し系ホラーも結構いいんだよね。

夏だし、「学校の怪談」シリーズもレビューしようかしら?


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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
7年ぶりに訂正 (yuimor)
2013-11-04 12:28:58
新生トイレの花子さんの監督は真一じゃなく幸彦
旧悪を隠すのはまずいから、コメントで訂正。

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