高度先進医療～転院する背景～

3/4「保険の問題について～転院する背景～」の続きです

その病院の共通点が、高度先進医療でした。

私が以前ブログでも少し書きましたが、インプラント治療を高度先進医療で行っている病院があることは知っていました。（3/12「インプラント」）

私が調べた限りでは、残念ながら、Ｓ病院はもちろんのこと、Ｎ病院（歯科付属病院）でも、高度先進医療でインプラント治療を行ってはいません

主治医に高度先進医療について聞こうかと思ったのですが、インプラント治療ができるのはまだまだ先だし、今はいいかなぁ…って思い、８月に腸骨移植による顎骨再建術を受けることにしました

ところが、腸骨移植に保険が適応になるのか微妙だと、主治医に言われて…
こんなことになるのなら、ちゃんと確認すればよかったと後悔しましたでももう考える時間がなかったので、そのまま手術を受けましたが

そして８月の手術を受けて退院してから、ブログを通して、高度先進医療を行っている病院なら、全く問題なく腸骨移植にも保険が適応される事実を知ってしまった私

このときはショックでした。。。
同じ病気なのに、病院によって全然対応が違うこと、なんで私はこうも壁が大きいのだろうか？なんでなの？ってすごく感じました

結局のところ、Ｓ病院で高度先進医療を行っていなかったというのがその答えなのですが、たったそれだけ（？）のことで、私の場合は話がとても複雑になったのです

でも今回は、主治医の意向で、腸骨移植による顎骨の再建術に保険を適応してもらえました。腫瘍摘出後という条件なので問題はないだろう、とおっしゃってくれたのです

はぁ…腫瘍を摘出するときから、保険や高度先進医療の背景を知っていないと、ちゃんとした病院で治療が受けられないのって、どうなのって思います
だったらそのような現実を、主治医も最初に説明するべきなのでは、とも思います

当時は腫瘍を摘出するには歯と顎を切除するしかないと言われ、それがすごくイヤで落ち込み、再建術のことや今の医療の現状まで、自分で調べる余裕がなかったし…

なんだか患者に全部投げやりなところとか、本当にやめて欲しいです

そして…腸骨移植の手術の経過が落ち着いたところで、主治医に高度先進医療について聞いてみたのですが、そこでも驚愕の事実を知ってしまったのです

―明日に続く―