aosugiブログ/「青森の今」を探索

青森の四季・まつり・イベントなどを気ままにゆるやかに紹介しています。

「環水平アーク」って知ってますか!?

2015-05-28 04:37:52 | ニュース

5月27日午前11時頃、忽然と大空に虹のようなものが現われました。普通の虹は弧を描くはずですが、それは横に一直線。今まで見たことがないので、なぜか心配になりました。(不吉な予感?)

  

すぐにネットで検索しましたが、なかなか見つかりません。そうこうしているうちに、夕方のテレビニュース(地方版)がこの現象について報道し始めました。

なんとこの現象は、極めて珍しい現象で「環水平アーク」というのだそうです。・・・初めて聞きました。

気象庁によると、「環水平アーク」とは・・・

『太陽の光が屈折して虹色に輝く珍しい現象で、氷の粒で出来た薄雲に太陽の光が屈折して虹色に輝くそうです。

この現象は太陽の位置が高くなる夏の時期を中心に、年に数回ほどしか観測されない』とのこと。

 

朝からとても珍しいものを見たので、なにかいいことがあるかも・・・!?

 

 


青森ねぶた製作開始!

2015-05-25 21:19:39 | 青森の祭り

今年も5月11日にねぶた小屋が出来上がりました。設置場所は青森市安方一丁目の青森観光物産館「アスパム」に隣接しています。今年も大型ねぶたの出陣は22台のため、ねぶた小屋はアスパムをはさんで東西に22個設置されていました。

アスパム全景

小屋の大きさは高さ8メートル、奥行き・幅とも12メートルで大型ねぶたがすっぽり入り、これから8月上旬の青森ねぶた祭まで精力的に製作が行われます。製作模様は各小屋の出入口にある覗き窓でじっくりと見ることができます。

  ねぶた小屋

ただ今、小屋の中では木材や針金を使ってねぶたの骨組みが盛んに行われていました。

  ただ今骨組み中

そして、最も早いところでは、すでに紙貼りが行われていました。

紙貼り終了のねぶた部分

これからのねぶた作りは、「骨組み→電気配線→紙貼り→書割(墨入れ)→蠟(ろう)書き→色付け→台上げ」と日を追って姿を現してきますので、日々目が離せません。

 

◎おまけ

帰りがけ、青森ベイブリッジから見た景色がとてもステキだったので思わずカメラを向けてしまいました。

青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸を望む

青森ベイブリッジからアスパムを望む

青森マリーナを望む

 

 


史跡・小牧野遺跡に新たな施設がオープン!

2015-05-06 10:27:17 | 青森散策

ゴールデンウィークの5月3日、史跡・小牧野遺跡に新たな施設が2ケ所オープンしました。

ひとつは「小牧野遺跡保護センター(縄文の学び舎・小牧野館)」。平成24年に廃校となった野沢小学校(小牧野遺跡から1.5キロメートル)を改修して、遺跡の出土品等の保管や展示、遺跡に関する情報を発信することを目的としています。二つ目は、「小牧野遺跡観察施設(小牧野の森・どんぐりの家)」。こちらは小牧野遺跡に隣接しており、遺跡を解説する機能や休憩ホール、トイレ等がありました。

初めに、小牧野遺跡についてご紹介いたします。

---この遺跡は、土地造成と特異な配石で構築された後期前半の大規模な環状列石を主体とする遺跡です。当時の精神生活や社会構造、墓制等を明らかにするとともに、土地の造成や多量な大型石の運搬・設置など、土木工事の実態を知る上で重要な遺跡です。(参考:青森市教育委員会 縄文遺跡群世界遺産登録推進本部 北海道・北東北の縄文遺跡群リーフレットシリーズ8による)---

◎縄文の学び舎・小牧野館(道順が分かりにくいので、事前に経路を調べてお出かけください。駐車場・トイレ有)

センター全景

 センター入口付近

  展示物左から(土器、土坑墓、アクセサリー)

   環状列石の作り方

※展示物は多数あり、上記画像はほんの一部です。

このほか、海外のストーンサークル、ストーンヘイジなどをパネルで紹介するコーナーもありました。

 

◎小牧野の学び舎・どんぐりの家(小牧野遺跡保護センターから現地までは未舗装のジャリ道です。駐車場・トイレあり)

どんぐりの家全景

木の香りが心を癒してくれます

  環状列石

 

見晴し台

小牧野遺跡も三内丸山遺跡と同様に高台にありました。その頃の平均気温は現在より2℃高く、海面はそれぞれ両遺跡のすぐそばまで達していたそうですが、地形を目の当たりにすると納得!

遠く青森市街地を望む

環状列石についてはまだまだ未知の部分が多いようですが、この遺跡から新たな発見を期待します。また単に環状列石の解明ばかりではなく、近隣の三内丸山遺跡との関係や秋田県・大湯環状列石などとのつながり、北海道、北東北との交わりなどいにしえの人々の生活に夢が膨らむばかりです。

 


りんごの花 開花す

2015-05-04 14:16:08 | 青森の四季

満開だったさくらもそろそろ見納め。これからはりんごの花が開始し満開となります。

初めに訪れたのは、青森市浪岡のりんご園。小高い丘から見下ろすりんごの樹は八分咲きか?温かな陽光に抱かれすくすくと育っていました。

  

 

 

続いて、板柳町ふるさとセンター(青森県北津軽郡板柳町)へ行ってみました。こちらは青森市浪岡の農園より育成が早く、そよそよそよぐ風がりんごの花びらをハラハラ散らし始めていました。

  

センター脇のせせらぎ河川(遊歩道)を散策してみると、ゴールデンウィーク期間中ですが、農家の人々が摘花作業を黙々していました。気の遠くなるようなこの手作業により、今秋に私たちは美味しいりんごを食べることができるのですね!

 

ところで、センター内農園で珍しいりんごの花を見つけました。りんごの花が赤いのです。掲示板を見たら、どうやら中国のようでした。

  

 

せせらぎ河川を歩くこと20分。コースの中間点に板柳町役場があり、そこにはとても可愛いりんごモニュメントがありました。りんごの町板柳らしいですね。ちなみに板柳町は元大相撲の高見盛の出身地です。

今回は2ケ所のりんごの花を取材しましたがいずれも甲乙つけがたく、自然の中で育まれているりんごの樹はその土地の空気と風が一番似合うことを痛感しました。

 


カウンター