顎鬚仙人残日録

日残りて昏るるに未だ遠し…

外出自粛…庭先の春を探す

2021年01月23日 | 季節の花
わが地方も県独自の緊急事態宣言が出され、不要不急の外出自粛が要請されています。そう言われれば仙人の外出はほとんど不要不急…、狭庭の春を探してみました。

正月に撮った福寿草の蕾がやっと一輪、きらきら光る黄金色の花弁を見せてくれました。

庭で一面に金色の花を開くヒメリュウキンカ(姫立金花)はまだ数輪の開花です。

木陰で増えている山草のフユイチゴ(冬苺)は鳥に食べられて残っている一果をやっと見つけました。

クリスマスローズが葉の下でぞっくりと花芽を揃えて咲く準備をしていました。

隣地に借りている10坪程度の家庭菜園には、毎年10月初め頃に菜花を蒔くことにしています。正月に咲き出す菜の花が、料理の春の色付けに重宝します。
もう昆虫が受粉作業しています、ハナアブ(花虻)の仲間でしょうか。

11月半ばに蒔いたスナップエンドウは、霜よけの笹の葉が気に入ってくれたような顔をしています。

玉ねぎは10月末に苗植えしましたが、まだまだ小さいまま、あと4~5か月くらいで丸々と大きくなります。

物置の陰のサクラソウにしっかり花芽が付いているのを見つけました。原種のサクラソウらしいのですが繁殖力が強く庭中に顔を出しています。

色気のない写真ばかりなので、寒さで元気ありませんがピンクの椿(侘助)です。30年前くらいに購入しましたが、生育環境が気に入ってもらえずほとんど成長していません。

コロナの感染拡大が続いています。せめて春の兆しに希望の光を重ねてみましたが…。