よし坊のあっちこっち

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映画三昧 - 面白くなくなったアメリカ映画

2019年05月23日 | 映画
最近映画を観に行かなくなった。面白い映画がないからだ。極端に面白くなくなったのはこの2~3年だろうか。その理由ははっきりしている。ヒーロー物ばかりが幅を利かせているからだ。

兎に角アメリカ人はヒーロー物が大好きだ。だからヒットする。ヒットすれば続編を次々と出す。それだけならまだいい。ヒーロー達をかき集めて更にヒットを狙う。アベンジャーズがその典型だろう。これがヒットするから作る方はたまらない。ヒーロー物も嫌いじゃないが、ここまでやると、もうたくさんだ。

ヒーローやアクション物にもうひとつ乗れない理由はCG(コンピューターグラフィック)にある。確かにCGは凄い。なにしろ普通の特撮でも不可能なシーンを事も無げにリアルに再現し、その臨場感は迫力がある。だが映画を観ていて何か物足らなさを感じる。

昔のアクション特撮のシーンは、現場の監督達がいかにも苦労しながら撮っているな、と思わせるものを感じ、ここまでやり込んだか、と感じ入って観る。今のCGにはそれが感じられない。時代が進化したと言えばそれまでだが、70代に入ったロートルとしては、兎に角面白くないのだ。


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