よし坊のあっちこっち

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昭和の足跡(27)大学時代

2021年07月16日 | 風と共に去りぬ の アトランタ
東京外語大を目指し受験勉強をしたのだが、残念ながら「桜散る」であった。難しいことは予想していた。問題は数学だった。高校一年の代数は成績優秀であったが、二年の幾何と記述式問題に入るや成績は下降線をたどった。入試試験でも恐らく半分くらいしか出来ていなかったと思った。当然の結果なので、そうがっかりはしなかった。

予備校は代々木ゼミ。真面目に通う一方、映画三昧も相変わらず続いていた。そしていよいよ願書を出す時期になり、本命上智の英語科、滑り止めを早稲田とした。両方受かり、当然本命に進んだ。

最初の二年は学生運動に見舞われるという事件があったが、4年間は実に楽しかった。貿易英語の勉強会である商業英語サークルという同好会が英語学科内にあり、早速入会した。ESSや英語劇が主流の中にあってマイナーな存在で、悩みは女性会員が少なかったことである。3年の時、会のリーダーを拝命し、サブリーダーの山の井君と専ら”如何に女性が入りやすい会にするか”の環境作りに奔走した。最重要の勉強会は頭のいい田岡君に任せた。

面白いことに、当時早稲田大には立派な商業英語というカリキュラムやゼミが存在していた。その方面では著名な中内教授がおり、我々は教授をお招きして上智での講演会開催を計画、教授の快諾もあって実現した。喜ばしきは、我々が卒業したあと、上智にも中内ゼミが誕生したことだ。

そして、いよいよ就活シーズンを迎えることになる。


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