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情報科blog
高校で必履修となった「情報科」の教員が
授業や校務など日々のできごとや
情報教育について思うことを書いていきます。




情報活用部会の研究会が立川高校でありました。

 情報の業界では有名な岩手県立大学の鈴木克明先生が講師としてお見えになっています。東京都の”授業研究ネットワーク「まなび」”と合同で50人ほどが参加され、研究会としては大きな会でした。

 今日の全体的なテーマはCMSです。

 最初の発表は「まなび」メンバーによる発表です。

 発表の内容は以前にも聞いたことがあるのですが、発表方法が新機軸!3人の発表者の掛け合い形式の発表でした。これ、面白いですね。
 進行役の人が伝えたい部分を復唱するなど、伝えるという面でも効果的ですし、他の発表者が話をしている間に、原稿を確認して、的確に話をすることもできます。

 これ、シナリオ作りが大変だと思いますが、生徒にも活用できる方法ですね。授業にも使えそうに思います。ちょっと研究してみたいですね。




なんて思っていたら自分の発表の番になりました。
発表の資料 CGIで動くCMSの発想





 次は町田高校の小原先生による「総合的な学習の時間でのWiki利用」でした。
 生徒が共同で作成したWikiを見せてくれましたが、すごくよくできています。生徒たちの書いたものですが、ずいぶん気の利いたまとめになっています。生徒の可能性を伸ばすツールの使い方に思えました。

 うちの学校でも校内にWikiを設置して2年の選択情報Bで利用しています。使わせてみて思ったのですが、タグを使うより簡単な方法で項目立てがしやすいようで、見やすいすっきりとしたまとめができるようです。

 ワープロでレポートを書かせるよりいいかもしれません。




 鈴木先生の講評と講演です。

 いくつかの観点を

オリジナリティが大事か?文化の蓄積の否定である。

指導力がある=生徒に力がつく それを見せていかないと。

100人の人に使ってもらったら自分のかけた手間も100分の1

教育工学=授業を設計するという発想
何でうまくできるかを考える。説明がつけばまねしやすい。
  • 5つ星のインストラクションと呼べる条件
  • 課題中心の教授方略
  • ガニェの9教授事象
  • ARCSモデル

     また勉強したいと思ってしまいました。教育工学は面白い。

     知らないうちに教育工学的な手法を取り入れている部分が多数あるのかもしれないと思いました。今やっていることの裏づけとなるのが『学問』だと思うんですよね。鈴木先生、お話ありがとうございました。

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