奈良県十津川村の関西電力旭発電所を通り過ぎて、林道をそのまま登ると 峠に駐車場があります。釈迦ヶ岳への登山口です。
午前6時半頃に着いたのですが、当日は土曜日とあって既に20台くらい車が停まっていました。
着替えをしていると、つぎつぎに車が来て大変な混雑です。ガイドに引率されたツアー客まで来ました。
あわてて支度して6時45分に出発しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回の地図です。ブルーの線が登山口から釈迦ヶ岳山頂までの、登山道です。ピンクの線が奥駆を縦走したラインです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
登山道は、次第に樹木が少なくなり、見晴らしがよくなります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
千丈平です。山頂との中間地点です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
釈迦ヶ岳山頂に到着です(1800m)。釈迦如来が迎えてくださいます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
釈迦ヶ岳から南へ続く奥駆道です。深仙灌頂堂を経て前鬼御坊からの道と合流する、太古の辻は もう少し先です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奥駆を北へ進みますが、非常に険峻な道になります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岩の割れ目から台高山脈が望めます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
所々に設置してある鎖を頼りに、慎重に北へ進みます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
橡の鼻です。お不動さんが安置してあり、沢山のお札が納めてあります。
右側は断崖です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
進む前方に、孔雀岳、仏生ヶ岳が見えてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
更にその先には、大普賢岳が見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
孔雀覗きの岩場です。眼下には前鬼川の源流地帯が広がります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
やがて左前方に、七面山(西峰、東峰)とその先に八経ヶ岳が見えてきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
孔雀岳山頂です(1779m)。道が無いので、奥駆から見当をつけて 遮二無二 斜面を登ります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
その先には、「孔雀の隠し水」があります。尾根路である奥駆には珍しい水場です。但し水量は非常に少ないので、時間がかかります。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仏生ヶ岳山頂です(1805m)。奥駆から少しはずれていますが、ちゃんと標識がありました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仏生ヶ岳から先は、突然踏み後が不鮮明になりました。テープを木にくくりながら進みました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
暫く下り道をだらだらと降りると、突然右手に小屋が現れました。
揚子の宿(ようじのしゅく)避難小屋です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
新しくてきれいな小屋です。この中でお昼ご飯を食べました。
暫く休憩の後に、もと来た道を引き返しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
このあたりからは、七面山がすぐそこに見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2時間近く、引き返すとようやく眼前に釈迦ヶ岳が迫ってきました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
この鎖場を越えると、急ながけを下り降り、いよいよ釈迦への最後の直登が始まります。かれこれ8時間ちかく歩いてきたので、この最後の直登は急坂なので、かなりきつくてつらい登りになりました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
釈迦からの下りは、ひたすら下る一本道。ここらへんは鹿が多く、目の前を沢山横切りますが、あまり人を恐れません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐車場に帰着したのは、午後5時45分。11時間のウォークでした。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※朝方、釈迦ヶ岳直下付近で、食いちぎられた小鹿の脚を見つけました。私が鈴の音をさせて歩いていると、何かが逃げる気配がしたので、近寄ると脚(太ももから先)がおちていました、
おそらく熊に襲われたと思います。ツキノワグマには十分気をつけましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
奥駈道トップページはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/okugaketoppage.htmlーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
山岳修験の歴史道トップページはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/index.htmlーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ホームページのトップへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー