goo blog サービス終了のお知らせ 

世界遺産大峯奥駆道を歩く その2

世界文化遺産大峯奥駆道を歩いた記録です。

七面山から奥駆へ 2009年6月17日

2009-06-18 22:32:18 | 大峯奥駆道を歩く

前回(2008年6月25日)に失敗した、七面山から、奥駆へのコースに再チャレンジする事にしました。

七面山(1624m)は、奥駆を歩いていても、すぐそこに見え、しかも奥駆75靡きのうち45番目の行場でもあります。

林道ゲートから、七面山登山口まで歩いて約1時間強かかります。

今回は時間短縮のためにクルマに 自転車を積んで、帰りは楽に早く下山するつもりで、林道登り道を自転車を押して歩きました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

林道ゲート手前に駐車し、自転車を組み立てて、歩き出しました。

午前7時15分でした。下の図は、自転車を押して歩いたコース、そして歩いたコースを色分けしています。

(自転車に乗って林道を登るつもりでしたが、リュックが重く(8.5kg)しかも林道の半分くらいが 凸凹のきつい 砂利道なので、押して歩きました。)

Photo

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先週の奥駆ウォークで、明星が岳から舟の峠まで往復したときの写真です。

赤いルートが 七面山から奥駆への 今回の予定ルートです。

Photo

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山口まで、自転車を押して、1時間15分かかりました。去年歩いたときは、ちょうど1時間でした。ここからは歩いて登ります。

173

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

約40分で七面尾根に出ます。

275

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

急な登りの尾根路を約1時間で「七面山西峰(1614m)」です。

後ろに見えている山が、釈迦ヶ岳(1800メートル)です。

383

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

西峰から20分で、奥駆への分岐道です。

486

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

先週苦労して、上り下りした、完全に崩れた奥駆の場所が良く見えます。

5

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奥駆へ向かって歩いていると、仏生ヶ岳と孔雀岳が見えてきます。

6

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さらに右手には、釈迦ヶ岳が見えます。

7

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奥駆への尾根路は、始めの頃は踏み跡もはっきりしています。

896

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次第に踏み跡も見えなくなります。

しかも、周りの樹木で見通しが利かず、方向が分からなくなりました。

木の枝に10メートルごとに、テープを結びつけて 慎重に進みます。

998

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

もう踏み跡は全くありません。

1003

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

尾根に出ました。でも奥駆らしき踏み跡はまったくありません。

北には明星が岳が見えます。

11

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

南には仏生ヶ岳がすぐそこに見えます。

暫く このあたりを歩き回っても奥駆らしき踏み跡は全くありません。

1207

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

突然「七面山へ」方向を示す標識を発見。しかし残念ながら回りに踏み跡は全くありません。

尾根から反対側へ、まっすぐに下りて奥駆を探しました。しかし30分以上下りても、奥駆道は見つかりません。

仕方なく、奥駆道は 断念して引き返しました。

1309

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

来る時に結んだテープを目印に帰りますが、それでもすぐに 方向とテープを見失い、何回も後戻りしながら、七面山東峰を目指して歩きます。

1514

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

七面山東峰がすぐそこに見えるようになると、踏み跡がはっきりしてきました。一安心です。

1716

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

七面山東峰(1624メートル)の山頂です。眺めはよくありません。

18_3   

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山頂から西へすぐそこに、槍の尾とその直下の阿弥陀が原が見えます。

帰るついでに寄って行くことにしました。

1921

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

槍の尾直下の「阿弥陀が原」です。小さな笹がびっしりと生えて、芝生のようです。

2124

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この広場は、広々としてとても 気持ちが良いので、お弁当を食べてから 暫く休憩しました。

2226 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

この阿弥陀が原からは周りの山々が良く見えます。孔雀岳と釈迦ヶ岳です。

24

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

すぐ目の前には、今通ってきた七面山東峰の向こうに仏生ヶ岳が見えます。

25

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

登山口から自転車で下りて車に帰着したのが午後5時30分でした。

約10時間の山歩きでした。

またしても今回、七面山から奥駆への道は発見できませんでした。

七面山からの道は、難しいなあ。しかし奥駆道の75靡きのうち七面山は第45番行葉だから、奥駆からの道はあるはずなんやけどなあ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

奥駈道トップページはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/okugaketoppage.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

山岳修験の歴史道トップページはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/okugake/index.html

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

ホームページのトップへはここから戻れます。 http://yochanh.sakura.ne.jp/

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弥山から舟の峠往復 2009年6... | トップ | 南奥駆 行仙岳から持経宿 2... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

大峯奥駆道を歩く」カテゴリの最新記事