前回(2008年6月25日)に失敗した、七面山から、奥駆へのコースに再チャレンジする事にしました。
七面山(1624m)は、奥駆を歩いていても、すぐそこに見え、しかも奥駆75靡きのうち45番目の行場でもあります。
林道ゲートから、七面山登山口まで歩いて約1時間強かかります。
今回は時間短縮のためにクルマに 自転車を積んで、帰りは楽に早く下山するつもりで、林道登り道を自転車を押して歩きました。
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林道ゲート手前に駐車し、自転車を組み立てて、歩き出しました。
午前7時15分でした。下の図は、自転車を押して歩いたコース、そして歩いたコースを色分けしています。
(自転車に乗って林道を登るつもりでしたが、リュックが重く(8.5kg)しかも林道の半分くらいが 凸凹のきつい 砂利道なので、押して歩きました。)
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先週の奥駆ウォークで、明星が岳から舟の峠まで往復したときの写真です。
赤いルートが 七面山から奥駆への 今回の予定ルートです。
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登山口まで、自転車を押して、1時間15分かかりました。去年歩いたときは、ちょうど1時間でした。ここからは歩いて登ります。
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約40分で七面尾根に出ます。
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急な登りの尾根路を約1時間で「七面山西峰(1614m)」です。
後ろに見えている山が、釈迦ヶ岳(1800メートル)です。
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西峰から20分で、奥駆への分岐道です。
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先週苦労して、上り下りした、完全に崩れた奥駆の場所が良く見えます。
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奥駆へ向かって歩いていると、仏生ヶ岳と孔雀岳が見えてきます。
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さらに右手には、釈迦ヶ岳が見えます。
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奥駆への尾根路は、始めの頃は踏み跡もはっきりしています。
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次第に踏み跡も見えなくなります。
しかも、周りの樹木で見通しが利かず、方向が分からなくなりました。
木の枝に10メートルごとに、テープを結びつけて 慎重に進みます。
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もう踏み跡は全くありません。
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尾根に出ました。でも奥駆らしき踏み跡はまったくありません。
北には明星が岳が見えます。
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南には仏生ヶ岳がすぐそこに見えます。
暫く このあたりを歩き回っても奥駆らしき踏み跡は全くありません。
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突然「七面山へ」方向を示す標識を発見。しかし残念ながら回りに踏み跡は全くありません。
尾根から反対側へ、まっすぐに下りて奥駆を探しました。しかし30分以上下りても、奥駆道は見つかりません。
仕方なく、奥駆道は 断念して引き返しました。
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来る時に結んだテープを目印に帰りますが、それでもすぐに 方向とテープを見失い、何回も後戻りしながら、七面山東峰を目指して歩きます。
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七面山東峰がすぐそこに見えるようになると、踏み跡がはっきりしてきました。一安心です。
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七面山東峰(1624メートル)の山頂です。眺めはよくありません。
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山頂から西へすぐそこに、槍の尾とその直下の阿弥陀が原が見えます。
帰るついでに寄って行くことにしました。
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槍の尾直下の「阿弥陀が原」です。小さな笹がびっしりと生えて、芝生のようです。
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この広場は、広々としてとても 気持ちが良いので、お弁当を食べてから 暫く休憩しました。
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この阿弥陀が原からは周りの山々が良く見えます。孔雀岳と釈迦ヶ岳です。
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すぐ目の前には、今通ってきた七面山東峰の向こうに仏生ヶ岳が見えます。
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登山口から自転車で下りて車に帰着したのが午後5時30分でした。
約10時間の山歩きでした。
またしても今回、七面山から奥駆への道は発見できませんでした。
七面山からの道は、難しいなあ。しかし奥駆道の75靡きのうち七面山は第45番行葉だから、奥駆からの道はあるはずなんやけどなあ。
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