パップのライブラリー・・・

趣味の野鳥撮影を中心に季節の風景や心象を、徒然に・・・心の赴くまま・・・写真と言の葉遊びで・・・

一期一会・・・鳥撮りの記 168 ハヤブサ、ミサゴ、チョウゲンボウ

2016-10-26 21:04:23 | ハヤブサ
10月下旬だというのに、今日は夏日・・・
快晴なのはよいのですが・・・とにかく暑かった!

今日は有給休暇を使って、ヒナの巣立ちを迎えたころからかねがね行きたかったハヤブサのポイントへ行って来ました。
今年、2年ぶりに1羽のヒナが孵り順調に巣立ちの時期を迎えたころ、メスが落鳥(死んでしまうこと)した模様。その後、オスが男手ひとつでヒナを立派に育てあげた・・・との情報を得ていましたが、それからのオスの動向が気になって仕方ありませんでした。

新しいパートナーを見つけて、ここに居ついているか・・・?まだ男やもめを通しているか・・・?それとも、相手を探してどこかへ行ってしまったか・・・?

ここに来ればいつでもハヤブサに出会える場所として、ここは私にとって大変ありがたい場所でした。
もし、ここからハヤブサがいなくなってしまったら・・・と考えると、いてもたってもいられない心境になります。

朝7時ころ、現地到着。
まず探したのはカメラマン・・・いました。2名、それもここの常連さん!シメタ!!・・・これでハヤブサがいなくなってはいない!
ホッとして崖上の木を見上げると、いつもと変わらぬ位置に1羽のハヤブサを発見。
そのハヤブサが飛び立った瞬間、後を追うようにもう1羽が続く・・・何と、このオスハヤブサはもうパートナーを見つけていたのです。これでしばらくはこのハヤブサフィールドも安泰のようです。

ハヤブサの飛翔・・・やはり青空が似合います。


獲物を捕らえて帰還!
真下からの真逆光、空抜けのため、スッキリ撮れなかったのが残念!


飛び出し・・・


前日の雨模様のためか、朝から薄く靄がかかっていました。順光は問題ないのですが、逆光だと白いベールがかかったような写真ばかり・・・
このころは、少し晴れて来て何とか画になりました、


この写真には2羽のハヤブサが写っています。わかりますか?


このポイントにはよくミサゴも現れます。
今日もやって来ました。
ハヤブサばかりに気をとられていると、見過ごしてしまいます。






予定より1時間ほど超過して次の予定地、河川敷の公園へ移動!
ここではチョウゲンボウがよく姿を見せてくれました。
かなり遠い距離ですが、ペアでの飛行。いずれも若いオス・メスのようです。
上がオス、下がメス(バッタを持っています。)


バッタを捕らえて・・・
逆光が残念!


樹上からの飛び出し!


強烈な日差しの今日は、逆光ではどうしようもない!
順光でも明暗のコントラストが強すぎ、どうにも苦戦!!
今までの悪天候を考えれば・・・ハイ、贅沢な悩みです。

NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 167 多摩川探鳥

2016-10-22 20:21:25 | 多摩川
ようやく天候も安定してきたようですが、この週末の天気は芳しくないようで・・・
今日もどんよりとした曇り空!週末カメラマンにはまたまた天候に見放された感じです。

今日は10日に行ったばかりの地元多摩川へ行ってきました。
・・・これには伏線がありまして・・・実は19日(水)、有給休暇を取って相模川に行ってきました。
狙いは・・・もちろんミサゴです。鮎漁が禁漁になった15日を待って、今が旬?の鳥撮りです。
ところが結果は・・・見事に惨敗!!一度もミサゴの姿を見ることなく帰還でした。ボウズもボウズ、丸ボウズです。
相模川のミサゴは一昨年はよかったのですが、昨年も不調。それでも飛び込みはなくても、上空通過などミサゴの姿は見ることができました。
本命狙いで出かけて、写真に撮れないことは何度かありますが、姿さえ見ることができずにすごすごと帰ってきたことは、今までありませんでした。
また、ミサゴ以外の鳥も遠い上空にハヤブサの若を捉えただけ・・・と、まったくの完敗でした。
わざわざ相模川まで行かなくとも、これじゃ地元多摩川のほうがまし!・・・という訳で、今日確かめに出かけた次第です。

肝心のミサゴは・・・
ダイブシーンは見ることはできませんでしたが、上空通過が3回ありました。
3年前は自分なりにダイブするポイントを押さえていましたが、2年前に大きな台風があって岸辺の地形や川の流れが変わってしまいました。水深も浅くなったようで、ミサゴのダイビングポイントも変わってしまったようです。


今日もオオタカ(若)がいました。
先日のオオタカと同じ個体のような気がします。


猛禽つながりで・・・
ハヤブサ(若)も遥か遠い上空を・・・果敢にもトビをモビングしていました。


何か?よくわからない鳥が餌をくわえて飛行!
やはり遠い距離でしたが、シャッター切ってからモニターで確認してみると・・・時期的にツツドリだと思います。
とにかく出会いの少ないトケン類はわかりません。


今日一番写真を撮ってくれと言わんばかりの鳥さんは・・・モズです。
高鳴き・・・存在感を主張してくれるので居場所がすぐわかります。




10日にはあまりいなかったカモ類もたくさん増えてきました。
どうも水鳥類は疎くて・・・名前はわかりません。


頭の真ん中の黄色が目立ちます。


コサギ・・・イソシギもちょこっと写っています。


カワセミもいました。


とにかく今日は一日中、重く垂れこめた曇り空・・・
空抜けの写真は言うに及ばず・・・きれいな写真は撮れませんでしたが、19日に比べれば、いろいろな種類の鳥さんに出会え満足です。
やはりアウェーゲームよりホームゲームです。

PENTAX K-3
BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)


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一期一会・・・鳥撮りの記 166 水場のキビタキ

2016-10-16 09:57:07 | キビタキ
今シーズンは私にとってキビタキの当たり年!
今まで、春を含めてキビタキとの出会いのチャンスは少なく、まともな写真を撮ることができませんでした。
ところがこの秋は都市部の公園に行っても、こうした高地の林間でもキビタキを見る機会は大変多くありました。
おそらく、高気温と長雨にたたられた9月は夏鳥のキビタキたちが涼しい場所から降りてきて、渡りの足止めをくらっているせいではないか?と推測します

昨日は、およそ1か月ぶりに山中湖の水場に行ってきました。夏鳥と冬鳥が入れ替わる時期、さすがにこの高地では夏鳥の姿はもういないだろうと思っていましたが、9月に引き続きキビタキは健在でなんとかここまで足を運んだ鳥果がありました。
裏を返せば・・・キビタキがいなかったら・・・惨憺たる結果だった!と言えるかも?


キビタキ オス・・・
はじめのうちはメスばかりで、なかなか姿を見せてくれませんでしたが、一度姿を見せると何度もやってきてくれました。






この日、メスは最高3羽が同時にこの水場で視界に捉えました。




この子は少し茶色がかった個体です。


唯一のオス・メスのツーショット・・・枝被りはご愛敬!


キビタキ メスとヒガラの混浴・・・


9月には出会えなかったコガラ・・・


エナガも何度かやってきました。


おなじみのヤマガラ・・・

昨日は本当に久しぶりの快晴!秋晴れの1日でしたが、この水場の気温は日中でも13度ほど、さらに日が翳ると・・・一応防寒対策はしていったものの、寒い中での撮影でした。

NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 165 オオタカ

2016-10-12 20:22:11 | オオタカ
3連休最終日の10日、体育の日。相変わらずの曇り空のもと、地元多摩川の中流域を探鳥。
あちこちで聞こえてくるノビタキ情報、ここ多摩川の河川敷でも見られるだろう!と・・・本命はノビタキ。また、ここは猛禽類も多数見ることができ、そろそろチョウゲンボウやミサゴ・・・オオタカ、ハヤブサ、ノスリなど、何かしらに出会えることを期待して出かけました。
本命ノビタキ他は前回のブログにアップしましたが、この日はオオタカが長い時間カラスを相手に奮闘?してくれ、写真枚数も多数撮ることができました。今回は、そのオオタカの奮闘記をご紹介・・・

正午を少し回ったころ、川の上を1羽のカラスに追われて低く飛ぶ猛禽を視界に捉える。一瞬のことでしたが、多分オオタカ若と判断!ただし、ノスリの可能性も否定できず・・・、そのまま河原の木の中に飛び込んだ!
「オイオイ、そこはカラスの根城だぜ。」実際、この木にはカラスが2、30羽たむろしていて、さながらカラスがなる木のよう!すぐに追い出されて来るだろうと思っていたら・・・なかなか木の奥からは出てこない。
待つことしばし・・・ようやく姿の見えるところに出て来た!
やはりオオタカの若でした。


少しして気が付いた・・・なんと隣にもう1羽いる!・・・ちょっと色黒の若。


2羽を取り巻く環境は・・・こんなもん!周りにはカラスがいっぱい取り囲んでいます。(実際には写真に納まっていないところや近くの木はカラスだらけ)


この2羽のオオタカ若は肝がすわっている!・・・と言うか、カラス軍団にちょっかいを出されても動じず、なかなか逃げない!
何度か飛び出しても木の周りを飛ぶだけで飛び去ることはなく、またこの木に戻って来る!お陰で飛び出しシーンなど、いろいろなシーンを撮ることができました。

オオタカを挑発するカラス。




オオタカも飛ぶ!








追い出されて、隣の木にとまることも・・・


執拗なカラスのモビング・・・色黒ちゃんを追う!


最初にオオタカを見つけてから小一時間・・・
しつこいカラスのモビングに堪りかねてか、とうとう上空に舞い下流のほうに飛び去って行きました。

この時、実は南西のほうから20羽ほどのカラスに追われトビがやって来て、さらに対岸や土手向こうから続々カラスの応援部隊が結集!
100羽くらいのカラスの大軍団と追われるトビ、オオタカ・・・どれが追われるものやら?追うものやら?・・・もうパニック状態!
曇天空抜けのシルエット状態の中、ようやくオオタカの姿を捉え写真に収めることができました。

もう1羽のオオタカの行方はわかりませんが、気が付けば1時間近く、充分堪能できた時間でした。
最初にオオタカを見つけた距離はおよそ100m・・・腰の高さまである草原を様子を見ながら少しづつ距離を縮め、最終的には5、60m・・・それでも少々遠い距離となってしまいました。よって、大トリミングの仕上げです。

今まで何度もこの多摩川河川敷に行っていますが、オオタカ・・・しかも2羽がこれほどパフォーマンスを見せてくれたことはありません。
地元多摩川・・・素晴らしい野鳥フィールドです。

PENTAX K-3
BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)
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一期一会・・・鳥撮りの記 164 野鳥公園、多摩川探鳥

2016-10-10 20:26:00 | 東京港野鳥公園
結局、この3連休・・・晴れの日はなし!
9日(日)、午前中の雨の上がりを待って昼頃東京港野鳥公園へ・・・こんな時は近場のこの場所が便利です。
そして、体育の日の今日は地元多摩川の中流域へ・・・あちこちで聞かれるノビタキを本命に、その他猛禽も見られるのでは?と少々期待しての探鳥です。

東京港野鳥公園(10月9日(日))・・・
今年はコサメビタキとの出会いはそこそこありましたが、エゾビタキとはなかなか縁がなく・・・ここへ来れば、まず出会えるだろう!と期待をしてようやく雨の止んだ正午頃の遅い出勤。

予想はドンピシャ!・・・というより、エゾさんくらいしか撮れませんでした。











もうひとつの話題は、2日ほど前からアマサギが来ているそうです。
チュウサギの中に目視では2羽のアマサギを確認しました。


NIKON D500
AF-S Nikkor 300 F2.8 ED VR+1.7テレコン 510mm(35mm換算760mm)


多摩川10月10日(月・祝))・・・
連休最終日も結局天候は1日中曇り・・・
それでも、早朝から多摩川中流域へ・・・コサメ・・・、エゾ・・・ときて、あとはノビタキが撮りたい!
運よく到着して間もなくオス・メスのペアがススキの原っぱにやってきました。なかなか近い距離では撮らせてくれませんが、今季初見、初撮り・・・というより、2年ぶりの出会いのため満足です。






モズも今シーズン、初撮りです。
河原のあちこちで高鳴きが聞こえました。






本命のノビタキ以上に今日一番の収穫はこのオオタカ(若)2羽です。
写真枚数もたくさん撮れましたので、後日(近日中)に投稿します。



PENTAX K-3
BORG67FL+1.7AF 510mm(35mm換算760mm)










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