北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

2016-7-8 生田原方面カラフトセセリ多数発生

2016-07-31 09:32:31 | カラフトセセリ
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2016-7-8 生田原方面カラフトセセリ多数発生

2016-7-8 (金)  晴れ のち曇り  30度C

午前10時 家を出て セブンイレブンで 助六寿司など買ったらクジ引けますよということになり 珍しくトマトケチャップピリ辛カップ麺が当たった。

朝からオオイチモンジを撮影したりしながら、カラフトセセリ今年はどうなっているのか気になり見にいってみた。

留辺蘂方面に走り生田原方面へ右折、橋をわたってすぐ踏切を渡ってゆく農道があり、その周囲 チモシーとアカツメクサの咲く草地でカラフトセセリ多数。 








チモシーの群落あるところカラフトセセリあり。












コヒョウモン1♂ ウラギンヒョウモン2♂♂ ヒメシジミ1♂ 撮影。

続いて生田原方向へ走り、きららん清里から生田原川上流へ向かい、途中でギンボシヒョウモン1♂ ヒメシジミ1♂ オオイチ1♂目撃など。

きららん清里の看板のあるチモシー草地で カラフトセセリ多数撮影 交尾中の1ペアも撮影したが 撮影中にはずれてしまった。
























カラフトセセリは昨年にも増して発生中とおもわれた。

夕方 4:45 現地発 北見の自宅に 5:25着。疲れた。


       


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北海道はオオゴマシジミの季節

2016-07-28 22:06:56 | オオゴマシジミ
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北海道はオオゴマシジミの季節


オオゴマシジミ Maculinea orionides STAUDINGER はそろそろ発生の盛期をむかえます。

北海道では道南が分布の中心で桧山、後志にも小規模な産地がある。








いずれの産地も局所的であるため現在では正確な発生地情報は控えざるをえません。

私は、はるか昔、道南の大千軒岳へ家族ぐるみでこの蝶を採集にゆき大漁したことがありますが、そのとき以外はこの蝶をみたことがありません。

茎が四角い変わった植物、クロバナノヒキオコシを食草に4令幼虫まで育ち、その後はクシケアリに導かれてクシケアリの巣に移動してクシケアリの幼虫や蛹を食しておそらくクシケアリの巣の中で蛹化すると推定されている。 

推定されているという意味はその後の観察記録が北海道においてはまだないということだ。

沢筋に乱舞するこの蝶をせっせと採集する愛好家は多いが、クシケアリの巣に入ってからの幼虫の動向を調査したいと考える蝶愛好家はいないのだろうか。



2016年日本蝶類学会フォーラム(札幌) 後の懇親会

道昆会員各位

 先日も連絡しましたが、8月6日(土)の日本蝶類学会フォーラム後の懇親会は下記の場所に決まりました。懇親会では、NRCの杠さんがオークションを行いますので、出品される方はご持参下さい。
 懇親会出席の方は私の方へ連絡下さい。南陽堂書店 <nanyodo@rio.odn.ne.jp>
 宜しくお願い致します。

懇親会 8月6日(土) 18~20時
場所 台湾家庭料理 大公
住所 中央区大通西6丁目10−10 大通公園(ヤクルト)ビル 2F






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2016年、大雪湖オオイチ大凶作

2016-07-25 21:52:55 | オオイチモンジ
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2016年、大雪湖オオイチ大凶作




2012年7月、大雪湖周辺産クロオオイチ G4 ♂。




2016-7-23 夕方、北海道大雪湖周辺でのクロオオイチ狙いの採集から北見にもどってきた友人が我が家に立ち寄って話していました。

彼はこの日、新鮮なオオイイチモンジ2♀♀を採集したものの、それ以外のチョウをまったく見かけなかったことに驚いていました。

あまりのチョウの少なさにクロオオイチ狙いの採集者たちが予定を繰り上げて大雪湖周辺から去ってしまう人が多いようです。

♀に関しては大雪湖以外の採集地のほうが成果があがっていたようです。

彼はやや興奮気味に下記のように述べていました。

今年の大雪湖オオイチは昨年に続いて今年も大凶作、オオイチモンジ以外の蝶類もほとんどみかけない。

2016年はシーズンインと同時に黒G1 、G2、G4、G5、各1おまけに雌雄型まで採集され、一見順調な出だしかと見えた。

しかし、その後はあとが続かずにオオイチそのものがサッパリいません、

♀は未だ出方が少ないと思いたいが今年の♂の発生数を考えるとさほど多くは期待できないと思われます。




オオイチモンジ♂。 2012年7月、大雪湖。


2012年7月、大雪湖周辺産クロオオイチ G3 ♂。




2012年7月、大雪湖周辺産クロオオイチ G3 ♂。



さて 来年の大雪湖周辺のオオイチモンジ発生状況はいったいどうなるのでしょうか。




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美しいシャクヤクの花とリンゴシジミ採集

2016-07-23 22:18:36 | リンゴシジミ
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美しいシャクヤクの花とリンゴシジミ採集

2016-6-24  (金)  晴れ のち 曇り 強風

北見市郊外のエゾリンゴの発生するスモモポイントへゆき、リンゴシジミ2♂♂採集。 

他に♂が数匹いたがめまぐるしく飛びたちまち見失う。

♀はまだ発生していないようだ。

この日は晴れてはいるが気温は低かった。

けっこう風が強かったせいか、リンゴシジミはやたらすばしこく飛翔はめっぽう速い。 

蝶道のようなのがありそこで待ちかまえかろうじてネットインした。























ここにはかって農家の家があり、庭にはスモモの実がたわわに実り、花畑にはシャクヤクが植えてあったのだとおもう。

離農して長い年月が過ぎ、やがて家は朽ち果てたが、消毒しなくなったスモモにはリンゴシジミが住み着き、雑草に圧倒されながらも生き残ったシャクヤクがきれいに咲いていた。

今年はリンゴシジミ不作のようで、他にも数カ所あるスモモポイントでもスモモ叩きをやったがこの日、ここ以外ではリンゴシジミをみかけなかった。






リンゴシジミの発生するスモモ。





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初夏のフキの葉にオオイチモンジ

2016-07-22 20:03:05 | オオイチモンジ
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初夏のフキの葉にオオイチモンジ

初夏の林道の終点には大抵、けっこう広い広場があって、そこはやがて若いフキの葉でびっしり覆われます。

広い空間が大好きなオオイチモンジ♂は、どこからかさっそうとやってきて、ひとしきり広場を滑空し、いつのまにかフキの葉にふわりと降りて羽根を休めています。


ふと気がつくと遠くのフキの葉に、ゆっくり羽根を開閉して日光を浴びているオオイチモンジを見ることは稀ではありません。




このフキの葉にリンゴトラップ液が散布してあると、ちょっと風情がありませんが。


  F氏撮影。





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