パンダとそらまめ

ヴァイオリン弾きのパンダと環境系法律屋さんのそらまめによる不思議なコラボブログです。
(「初めに」をご一読ください)

カナダ旅行3日目~カナディアン・ロッキー③

2006-08-13 23:56:40 | 旅行
 一昨日昨日の続きです。今日はジャスパー周辺の見所を回る予定。とそんな我々にもってこいのジャスパー周辺ツアー(またもブリュースター)を申し込んでいたのでした。朝バス乗り場に行ってみると、あっ、昨日のGさん! デジカメの件本当にどうもありがとうございました
 そうそう、またGさんの笑顔に会えて嬉しかったな。今日もきっと素敵なツアーになること間違いなし

 今日のコースはマリーン川沿いに上流へ行って、マリーン湖でクルーズするってもの。最初に来たのはマリーン渓谷。川が削って深いところでは50mにもなってます。朝のひんやりした空気が気持ちいい。
    

 さらに上流へ行くとメディシン湖へ。ここは湖から流れ出る川がなく、地下水となって流れ出るらしくて、春夏水がたまって湖となり、秋冬は干上がってしまうそう。既に水位は下がり始めているとか。朝の光に映えて湖面が空を映し出す。
   

 さらに上流を目指そうとするとぉ~、(多分)Black Bear発見。子供2頭とお母さん熊一頭。体長も小さくて、子熊は特に愛らしくて、「クマさん」という表現がぴったり。だからって車を降りて3,4mの距離まで近寄って写真を撮っている人たちは自殺行為(ドライバーさんが注意して事なきを得てましたけど)。鷹村守でも死にかけたんですよ。
   
 これはルール違反だよね いくら珍しいから、貴重だからといって車を降りて写真におさめに行くだなんて 確かにクマはかわいいキャラクターとして扱われていますが、野性の動物に「ちょっとくらい大丈夫でしょ」という甘い気持ちは禁物です。美しい自然と共存し、守るためにはこういうルール違反はしないようにみんなが心がけないと!!!です。特にお母さんクマ(メスクマ)は子供を命をはって守ろうとするわけですから、人間が近づいていくと警戒するのは当たり前。とにかく観光客はルールを守らなきゃと改めて感じました。でもクマが見れたパンダは感動でした

 昨日から、野生動物の話の中で会うのが稀なのが熊と聞いていたのでとってもラッキーな気分に浸っていると、マリーン湖へ。細長い湖の端に着いたわけですが、氷河からの水が流れ込む逆端へ向かってクルーズ(というか渡し舟というか)。
   

クルーズの先は・・・有名なスピリット・アイランド。写真で見たあまりにも有名な風景が眼前に広がります。
    
写真を撮ってる皆さんのカメラがごつくて、あぁ憧れの土地なんだなぁ~と思う。その有名な写真を撮った方(名前忘れちゃいました)がSpirit Islandと呼んだのも分かるような、何かしら精霊というかSpiritualなものに確かに触れられる気がする得も言われぬ美しさでした。
 本当に最高のクルージングでした。1時間弱もあったしね。途中で島に降りることができるなんて夢にも思っていなかったし 美しい景色、空気を満喫したクルージングとなりました。
 
と大満足になってジャスパーの街へ帰ってきて、はい、ありがとうございました、というつもりでいたら、まだあります! ジャスパーの街からちょっと坂を上がったところにあるパトリシア湖へ。
   
すっかり晴れて気持ちいい限りで。だからといってビキニで泳ごうとしていた二人の少女はどうかと思うというかちょっと。この手の氷河の水が流れ込む湖は水温がとーっても冷たいのです(4,5℃)。

 その後隣のピラミッド湖へ。前に広がるのはピラミッド山。
   

 ここでブリュースターのツアーはお終い。二日間本当にありがとうございました。実は夜7:00にジャスパーを離れるバスに乗る予定だったのですが、それまで時間があったので、サイクリングをすることに。川の対岸のボベール湖を目指すことに。
    
サイクリングだからこそ感じられる空気というのがあるし、なかなか良かった、ハズなのですが、パンダさんが自転車を止めて降りる時に転倒してしまい こういうときにガマン強いのは逆によくなくて、出発直前にこりゃマズイと気づいて(遅れてごめんね)、湿布を買い込んでバスへ。
 そうそう、恥ずかしながら思いっきりでこけちゃいました なんせマウンテンバイクというものに乗ったのが初めて すっかり気持ちよくなり自分がマウンテンバイクに乗っていることを忘れていたパンダ 美しい景色と写真を!と思って、降りようとしたとき、ママチャリと同じような降り方をして、足を前に持ってきたら・・・自転車の棒に右足がひっかかり、スッテンコロリン いやはや痛かった ジーンズを履いていたから、すり傷は でも打ち身は・・・・・そらまめさん、心配をかけちゃってごめんなさい

ジャスパーを離れてからも素晴らしい景色は続きましたが、
   
だんだんと日も暮れてだだっ広い平原へ。去り難いとはこのことですが、とっても短い滞在にも関わらずその何十倍も濃厚な経験ができました。ありがとう、カナディアン・ロッキー。

 またいつかこの景色に会えたらいいな   (19日記)


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