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季節

2012-03-31 | 日々

風がとても強い一日でした。

もう冬も終わりです。

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日もだんだん長くなり、6時でも明るい。

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寒いのは嫌いですが、冬ならではの潔い景色は好きです。

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季節が温かくなってくると、

それはいいのですが、せかされている気分に...

実際、そうなのですが。

物事が動き出す季節です。


建具の意匠

2012-03-30 | 建築

八ヶ岳高原音楽堂の建具

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松で作られています。

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音響を考慮した凹凸が、アクセント。

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壁面も同様の意匠となっています。

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ドアノブも大分年季が入っていますが、

木は良い具合に赤くなってきてました。

松はこういう変化があるし、柾目できれいです。


中国出張4

2012-03-28 | 建築

中国出張を終えて帰国。

前進したもの、課題を持ち帰ったものもありますが、

次の段階には移れそうです。

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大きな問題はスケール感。

日本でみたあの意匠が好きといわれても、

空間のスケールに対してアンバランスなのは問題。

しかし、目指す印象に対して乖離してももちろん問題。

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繊細さと大胆さをどこで融合させるのか?

なかなか頭の痛いところです。

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個人的には、日本の和室、特に金沢や京都に見られるような

線の細い繊細なラインが好みです。

しかし中国の場合、圧倒的にラインが力強い。

繊細にすると、和になってしまう。

確かに、日本ほど繊細なスケールは、中国にはありません。

恐らく世界的にも稀だとおもいます。

それは住空間の広さや木造文化にも影響されているはず。

それをあえて中国に持ち込むのがいいのか?

確かに「何?」というインパクトは与えることができるかもしれません。

それがいいのか?試行錯誤中です。

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実は、ファザードデザインの縦ルーバーは、

サンプルを作成し現地にて検証し、4mというサイズを考慮し、40mm厚としました。

そのスケールすら変えなければいけないか?と

1つの変更が多方面に波及するから厄介です。


中国出張3

2012-03-25 | 建築

今回の出張も明日が最後。

今日は中国側で行ってもらっている実施設計の打ち合わせ2回目でした。

1回目は、案の定、こちらの描いた図面データを移し替えただけのもの。

本日の2回目確認でいろいろとようやくかたちになってきた感じです。

あとは今後の施工の問題。

施主は日本の施工精度を求めていて、図面で床材の張り方を示すように言われますが、

実際は、現場はほとんど図面見ないんですよね。

そこら辺は中国側でなんとかしてもらわないと...と思います。


中国出張2

2012-03-25 | 建築

天津出張も終盤。

昨日は天津の最高級デパート「Hisense Plaza」を見てきました。

富裕層の多さを体感。

以前より若い人が増えているような気がします。

そこまでは、これだけ人口がいますし、経済成長も著しいので

驚くことではないのですが、

一緒に行った中国人の施主側担当さんが

アップルストアにあったiphone4Sを触り、値段を見て

「安いですね。欲しいな。」と言ったのには正直驚きました。

日本円にして55,000円位。

たぶん、給料の1.5か月分くらいだろうと思うのです。

日本もそんな金銭感覚の時期があったのだろうか...?

これが経済成長というのもなのだろうか?

と少し考えさせられる出来事でした。