中宮道を分かり易く解説すると、白山で一番長い登山道で、上部はお花の楽園、下部は巨樹の森である。上部はお花松原や北弥陀ヶ原に代表される広大なお花畑が広がる。ちょうど中間点にゴマ平避難小屋が有り、夏でも手がかじかむくらい冷たい湧き水が有るので安心。下部はダケカンバやブナの巨樹が立ち並ぶ原生も森が魅力だ。そしてもう一つは荒々しい白山の姿を垣間見るポイントが点在する。白山の北側は、山肌に崩落の歴史を刻む急峻な岩肌が目を引く。朝日に照らされる火の御子峰。(三俣峠付近から)
5月終盤でも雪が多く残り、新緑もこれからであった。(滝ヶ岳からの眺め)