今日の商店会長 (早稲田商店会相談役 安井潤一郎)

日本でただ一人、商店会の会長現職で衆議院議員になった、早稲田商店会前会長日記。公式ホームページは左下ブックマークから。

9月25日・空転国会が正常化に向かいます。

2007-09-25 22:25:02 | 商店会長のコメント
12時45分、代議士会。(代議士という名称は衆議院議員対してのみ用います。参議院議員、衆議院議員の総称が国会議員です)13時から衆議院本会議で首班指名選挙、、単記記名投票です。被選挙人「福田康夫」、投票人「安井潤一郎」と書いた投票用紙と「安井潤一郎」と書かれた白い木札を持って議長の前に進み、担当職員に木札を渡し、投票を行います。投票終了後、事務局長から投票の結果報告が有り、河野議長から福田康夫さんが衆議院で首班に指名された事が告げられました。

ねじれ国会ですので、この後に休憩をはさんで2回の本会議が開催され、午後5時35分、正式に福田さんが91代目の内閣総理大臣に就任された事が宣言されました。河野議長の「この結果を奏上させていただきます。」という「奏上」という言葉にこの国の歴史を感じさせます。

「改革フォーラム・新しい風」の幹事会で、武部会長に「党4役の役員人事についてどのように感じられていますか?」という質問が有りました。武部さんから「よーく考えられた人選です。伊吹さんのディベート力は議員でトップでしょう。民主党と論戦の出来る幹事長を選ばれました。政策に精通している谷垣さんの政調会長もまさに人を得た人事ですし、二階さんが飛び抜けた調整力をお持ちなのは皆さんも御存知でしょう、その二階さんの総務会長も適材適所の留任だと感じます。古賀さんが選挙対策委員長という新しいポストにつかれましたが、古賀さんから『誰もが納得できる選挙対策をする。そうでなければ選挙には勝てない、今後も密な連携を保ちたい』と先ほど言われました」というお答えでした。

「昭和の自民党だ」とか「派閥政治に逆戻り」等々いろいろ言われますが、結果を出さなければ評論家になってしまうのが政治家だそうです。皆さんに喜んでいただけるような結果を出すように一生懸命、頑張ります。

先ずは「補助金の水平展開」の勉強会開催と10月1日から気象庁が始める「緊急地震速報」についての勉強会を「首都圏地震対策議員連盟」を舞台にして開催出来るように動きます。もう一点、ハンガリーでアイデアが出された日本のB級グルメの紹介と現地の方達の雇用の場の創設を目的とした「3都、お好み焼き議員連盟」の設立に尽力します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

9月25日・首班指名

2007-09-25 08:21:52 | 商店会長のコメント
只今午前8時20分過ぎ、本日は12時45分から代議士会、13時から本会議です。昨日の告別式会場で一緒だった秘書さんから「明日は遅くなりそうです」と言われました。衆議院、参議院ねじれ国会で首班指名が行われますがもちろん私とっては初めての体験です。

立法府である国会の、議員という立場を得たらこんな国にしよう、この法律を見直そう、ここに光を当てようと皆さんが考えていると思います。まさに本日の首班指名で総理大臣に就任されるであろう福田康夫さんはその思いでいっぱいなのではないでしょうか。父親の地盤を継いだ2世議員、世襲議員と言われますが17年間のサラリーマン生活の目線で国のかじ取りをしていただけると思います。

「政治とは権力闘争だ」と言われました。耳障りの悪い言葉に聞こえましたが、国の方向性を決めるのは多数決。しかし、その法令、条例の上程順位、優先権は、制度上、議員の中のお役を持った方になります。当選回数至上主義で、権力構造がそのようになっているのが分ったならその枠組みの中で自分の考えている事、「政策」を具現化するには何度も当選し、政府や政権与党の役職に就けるように努力するのは有権者の負託を受けた議員としての大事な行動ではないでしょうか。

誰が総裁になりそうなのかを十分見極め、自分が組織する政策集団でそれを全員に伝えるのが「勝ち馬を探すあさましい行為」のように言われますが、私にはどうしても「あさましい行為」には思えません。自分の掲げている政策に賛同して、自分に一票を入れてくれた有権者に対しての責任のように思えます。もちろん自分の掲げる公約、政策と相いれないような考え方をお持ちの方を推す事は有りませんし、論外だと思います。ただ「世の中、やってみなけりゃ分からない」という事もいっぱい有る事は理解しています。

「国民の生命と財産を守る」を根幹に据え、議員にさせていただく前から活動を続けてきた事を国政の場で現実にする、これが私の現在の務めだと思っています。青くさくて、泥くさいかもしれませんが、今後も正直な気持ちでこのブログを書きたいと思っています。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする