日経のWEB版利用

日経の無料WEB版を、わざわざ会員登録して読む人がいるのだろうか？
投資活動をしている人間なら、わざわざ発表速度が遅い日経ではなく、通信社系のロイターやBloomburg なんかで事足りる。

国内株式の売買をやる人が使うのかもしれないが、ETF全盛の時代に、成熟しきった一部情報銘柄でもあるまいし、そうかと言ってインチキな店頭市場でもないだろう。
リスクを取るなら、ショートポジションも可能な新興国のETFを見つけて売買する方が、よっぽど面白い。

田中康夫答弁

国会中継で、田中康夫氏が答弁していた。

法人税、支出を元にした計算をするように提言していた。
これは、一理ある。
法人は経費というものが認められているが、個人には認められていない。
基礎控除というものがあるが、38万円程度。
個人の経費とは、生きるために必要な出費である。
共通しているのは、食費・医療費・衣装費・住居費・養育費 であろう。
これらを考慮して計算すると、サラリーマンの平均年収では、殆ど課税所得が残らない。
しかし、実際にはそれらの経費はみとめられていないばかりか、消費税という名目でかすめ取られている。
一方、金持ちは株で損しても損益通算まで認められている。
明らかにおかしい。

水戸黄門で、悪いお代官様が、百姓のなけなしの収穫から年貢を搾り取った上に、金貸しの担保に取った娘を売り飛ばそうとする庄屋に向かって、
「そちも悪よのう・・・・」
と曰うシーンは、現代も同じ構図だ。

答弁で、寝ぼけた顔をして、訳のわからないことをゴニョゴニョ言っている総理大臣を見ると、ため息しか出ない。

田中氏の質問はあらかじめ渡されているのであろうから、何故、もっとテキパキ答える事ができないのだろう。
その能力がない人間が、これだけの国民の代表を務めている事は、自殺行為に等しいと、どうしてみんな思わないのだろう？
どうせ、1回しかやれないのだから、総理は腹をくくって、マスコミと総務省の改革をやってみてはどうだ？

官邸からWEBを通事で記者会見を行い、クラブは廃止する。
今までの政府のドロドロをいっさいがっさいぶちまける。

しかし・・・・「もしかすると、政治生命だけでなく、生身の生命までも危険にさらす事になるかもしれないだろうが、それも一興」と笑い飛ばせるだけの器量は、あの人物にはないだろうな・・・・