8月21日に行われたフジテレビデモのリアルタイム中継を見ていたが、テレビ放送で、翌日以後、これに関するニュース報道を目にすることはなかった。
リビアのカダフィーが敗北した事は報じられても、フジテレビへのデモ行動で、大人しいと言われる日本人が1万人前後も集まったことや、負傷者ゼロの美しいデモ運動が行われた事実は、間違いなく当日のトップニュースのハズだったと思う。
この事件が報道されなかった事は、
常日頃は「報道の正義」がどうこう言っているマスコミは、結局こんなモノなんだ
と、世間に広く知らしめるに十分な事実となった。しかも、偶然フジテレビのイベントに遊びに来ていた小学生の心にも、深く印象づけたに違いない。
広告収入で成り立っている民法はともかく、国民からの半強制的な視聴料と、税金で成り立っているNHKがこれを報道しないのは、大きな大きな問題である。
フジテレビのスポンサーになっている花王へのデモが予定されているらしいが、21日に集まった人の感情を考えると、NHKへのデモの方がずっと優先されるべきのような気がする。
一方で、このデモ以前から、あちこちでいろいろな現象がおきている。
米国オバマが、日本の暴力団などの国境横断的犯罪組織の犯罪に金融的な制裁を課す(7月27日)法案に署名し、8月23日に色物の島田紳助が、暴力団との付き合い(ヤクザが持っていた沖縄の土地の購入疑惑?)などで、業界から引退宣言をしている。
あんまり情けなくて、思わず笑ってしまったが、21日の1万人以上集まった日本人のデモには、いっさいの報道がなかったくせに、たった一人のヤクザ関係色者の引退宣言でニュース速報が流れていた・・・・。
今後、この国において、このデモ事件がきっかけになって、多くの変化が起こるきがしてならない。