大阪府が、大阪府都市開発という第三セクタの株式を、外資系投資会社の日本法人に売り払うらしい。
PFIは、以前このブログでも触ったが、この第三セクタは、鉄道と物流センター事業を手がけている。
買った会社がハゲタカファンドなのかはわからないが、なんとも大阪府にとって不利な取引のように思えてならない。
販売窓口ネット利用が進むと、物流さえ押さえればマーケットを制覇できるので、本格的に日本マーケットの物流拠点を築きたいamazonなんかは、これを利用するのかもしれない。
せっかく宝を持っていても、所有者がボンクラなので有効利用ができていない。
日本の不景気の原因は、下々の人間というより、トップの能力不足に起因する。
政治の二世議員化が進み、腐敗したコネビジネスが蔓延すると、動脈瘤のようにポイントポイントにほころびができる。
今は、それが破裂するのを待っているようだ。