「頸部食道がん」闘病記 (鬼嫁yappiの日記)

夫が「頸部食道癌」になって8年。
苦しい時こそ明るく笑って!・・・奇跡の8
年間を綴っていきたいと思います。

はじめに・・・

夫が「頸部食道癌」と診断され8年。この間に20回にわたる手術・放射線治療・抗がん剤治療とフルコースの治療を行ってきました。残念ながら今の医療で出来ることはここまで。 これを機に今までの歩みを記憶が鮮明なうちに全て残しておこうと思い、このblogを立ち上げました。 また、新たなチャレンジの第一歩として、2010年年明け、「治験」を試みましたが、敢え無く失敗に終わり・・・・。 今は食事も摂れず、胃ろうから栄養剤の注入の毎日です。 そんな私達でも逞しく生きています。 私たちの経験や毎日の生活が、同じように頑張っておられる皆様の参考に、そして少しでも希望と励みになれば幸いです。 その日の日記は「リアル日記」として、また今までの軌跡については「回顧」として綴って行きたいと思います。  ご質問やご意見はお気軽にどうぞ。

術後

2010-07-24 09:51:23 | リアル日記
手術から1日明け、昨日はすっかり回復です。

娘の学校が終わり、午後から一緒に行くと、大部屋へ移動してました。

嫌いな尿管も外れ、自由の身です。
ベッドに起き上がり、本を読んだりTVを観たりしていました。

呼吸もずいぶん楽になったようで、ほんとよかったね。

ただ蜂窩織炎の腫れはまだ続くので、しばらく点滴と投薬で様子を見ています。

来週、水曜に内視鏡の検査をするということだから、そこで腫れも引いていたら、木曜にでも自宅に戻れるかな?と推測しています。

夕飯用のお弁当を持って行っていたので、3人でギリギリまで病院で過ごしました。


手術終了~

2010-07-22 18:09:49 | リアル日記
17:40
3時間の予定より1時間も早く、H田先生の姿が…。

あれまさか…。
ちょっと不安がよぎる。


H田先生、開口一番、
「一番、理想的な形で入れる事が出来ました。」と…。

手術は大成功~

本当に世界一のGodHandDr.MとチームMの先生方。
今回のステントはとりあえず、今年一杯は持つんじゃないかなぁ~って感じらしいです。

ここの所、毎月入退院の繰り返しだったから、これからしばらくは、平穏な普通の生活が送れるかなぁ~。

取り急ぎ、結果だけ先にお知らせしますね。

そして応援をして頂いた皆さん、たくさんご心配をおかけしました。
今回も皆さんのPowerのお蔭で助かりました。
本当にありがとうございました。鬼嫁

Dr.Mとの面談

2010-07-22 16:56:42 | リアル日記
オペ室へ行く前の待機時間に、ようやくDr.Mと面談。

再度、症状と処置について説明を受ける。

先生からは、4年前の手術で気管壁の代わりになったチタンメッシュが、そろそろ脆くなってきてるのかも。そこからろう孔
が出来てるかもね。と。

そして「本当に難しい手術だからねぇ…、やってみないと、どう転ぶかわからないよ」と何度も言われる。

そのために今回はリスクに対する準備も万全。
「多分、人工心肺機は使わなくて大丈夫だろうとは思うけれど、術中何があるかわからないからね…。」とおっしゃる。


「もう、私達としては何が起こっても、先生を全面的に信頼してお任せしてます」
「どう転がろうと神の思し召し…致し方ないと思っている」などとお伝えすると、
「こうして信頼関係が築けているから、安心してやれる。」と言って下さる。

「世界一の先生だって知り合いが言ってましたよ」と、お伝えすると、「いやいや、一般の方々は誰も知らないでしょう~」と、またもや謙虚。


どうぞDr.Mと片腕のH田先生、旦那をよろしくお願いします。

この面談雑談中にこの鬼嫁日記の存在が明らかにバレてしまいました~

今度こそ出発~!

2010-07-22 16:40:42 | リアル日記
15:40
旦那はオペ室へ向かいました。

もし、目が覚めた時に、人工呼吸器がついていたとしても、慌てないようにな~んて話をしながら、タンと唾のバキュームは看護師さんに頼んどくよ…と、約束をして、「行ってらっしゃ~い。落ち着いてねぇ」と、エレベーター前でお見送り。


大丈夫、全ては上手くいくよ〓

はやとちり…

2010-07-22 13:29:55 | リアル日記
旦那、さっき手術室に向かったと思ったら、あれ~戻ってきました~


手術が出来なかったのかと思ったら、さっき行ったのは人工心肺機の準備のためでした。

両足の付け根から、カテーテルをそれぞれ差し込んで帰ってきました。

術中に何があっても、循環させられるような対応が素早く取れるようにという事です。

あ~早く帰ってきたのでビックリ&ショックでした。

もうしばらく部屋で待機らしいです。

が、差し込まれたカテーテルは違和感だし、尿管は元々嫌だし、ベッドで横になるとタンが切れにくいし…で、ちょっと辛そうです。

楽になるまで、後少しだ!旦那、頑張れ!