ヤンマ探索記

トンボの観察記録です。

タイトルはヤンマですが、トンボなら何でも撮ります。
勿論、ヤンマが優先です。

カトリヤンマ 2017<10月①>

2017-10-09 | カトリヤンマ

<10.4>

秋深まる

ミルンヤンマに拘っているうちに早や10月。秋が深まり涼しくなって、いよいよカトリヤンマの産卵撮影です。
所により生態は様々、例年なら時期が早いが埼玉の湿地に行きました。予報が外れて日射しなく最高気温21℃。

14時20分頃、林を探雌していた♂が湿地に飛来。辺りを周回して近くの枝に止まり、すぐ飛び去ります。

♂ 静止


15時頃、近くの湿地に♀が入り、しばらくすると先程の♂が現われて朽木の上でホバリングを始めました。
丁度、晴れ間の時間帯。約3分間で姿を消しましたが、時期、天候から期待していなかったので儲けものでした。

♂ 飛翔








この日の産卵です。遅まきながら13時頃にリスアカネの産卵が活発になりましたが、産卵の気配がありません。
最初は13時半頃、気付かずに草叢に踏み込んで飛ばしてしまいましたが、すぐ上に止まりました。

♀ 静止


産卵再開を期待しましたが、数分で樹上に飛びんで時間がかかる模様。約50分間降りてきませんでした。





14時35分頃、樹上の♀の姿がなく先程の草叢を探すと産卵中。草の隙間から今季初の産卵を撮影しました。

♀ 産卵




この♀を皮切りに数頭が産卵。総じて敏感な個体ばかりでした。ピークは15時から約30分間で10頭程目撃。
気温が18℃に下がると個体数が急減、16時前に殆ど姿を消しました。♂の目撃は先程の個体のみでした。





♀ 飛翔 産卵移動


♀ 産卵








♀ 静止 産卵休止

2017.10.4 埼玉県

コメント
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