鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

鹿島の小笠原満男再び

2007年07月04日 | Weblog

小笠原満男選手復帰のお知らせ
イタリア1部リーグ(セリエA)F.C. Messina Peloro s.r.lに期限付き移籍していました小笠原満男選手が、6月30日の移籍期間満了にともない、鹿島アントラーズに復帰することになりましたのでお知らせいたします。なお、背番号等に関しましては、決まり次第お知らせいたします。
 
■ 小笠原 満男(おがさわら みつお)
1979年4月5日生まれ。岩手県出身。大船渡高から98年、鹿島アントラーズ入り。
2006年7月から2007年6月までF.C. Messina Peloro s.r.lに期限付き移籍。
国際Aマッチ53試合7得点。02、06年FIFAワールドカップ日本代表
99年FIFAワールドユース選手権準優勝
 
■ 小笠原選手コメント

いろいろと考えましたが、鹿島でプレーすることを決めました。今は、鹿島でもう1度優勝したい気持ちでいっぱいです。優勝に貢献できるように頑張りますので応援よろしくお願いします。
 
■ 小笠原選手年度別成績
年度 J1リーグ ナビスコカップ 天皇杯   表彰歴
   試 得  試 得     試 得 
1998  5  0☆ 0  0      2  1   
1999 15  4   5  0      1  0   
2000 28  3☆ 5  2☆     5  4☆  サントリーチャンピオンシップMVP
2001 24  7☆ 3  0      3  2   ベストイレブン、サントリーチャンピオンシップMVP
2002 27  4   3  1☆     5  0   ベストイレブン、ヤマザキナビスコカップMVP
2003 27  7   3  1      4  3   ベストイレブン、JOMOオールスター出場
2004 28  7  2  0      3  0   ベストイレブン、JOMOオールスター出場
2005 30 11  0  0      2  0   ベストイレブン、JOMOオールスター出場
2006 20  3  2  1      -  -   
   セリエA コッパ・イタリア       
06-07 6 1   2 0

             【注】☆は優勝した大会
※2006-07シーズンはF.C. Messina Peloro s.r.l、他は鹿島アントラーズ

小笠原が鹿島復帰を決断、15日にも出場
 レンタル移籍していたメッシーナを退団したMF小笠原満男(28)が3日、鹿島復帰を決断した。この日、鹿嶋市内のクラブハウスで鈴木満取締役らと会談し、意向を伝えた。ペトリッカ代理人からはセリエAシエナから非公式で獲得の打診があり、交渉がまとまる可能性もあることを伝えられていた。だが「欧州の移籍期間は8月末までで、これから活発になる。でもこの状況で引っ張ることはできない。今は鹿島で優勝するために一生懸命やるという気持ちが強い」と話した。現在は契約期間が残り半年だが、今後、延長も含めて話し合う見通し。登録手続きが済み、出場可能となるのは15日のホームでのナビスコ杯準々決勝広島戦第2戦からになりそうだ。[2007年7月4日8時54分 紙面から]

小笠原、鹿島復帰が正式決定…早ければ15日の広島戦に出場
 来季セリエBに降格するメッシーナを退団したMF小笠原満男(28)のJ1鹿島復帰が3日、正式に決まった。小笠原はこの日、茨城・鹿嶋市のクラブハウスで鈴木満強化部長と話し合い、海外再挑戦の気持ちを封印して復帰の意思を伝えた。

 昨年8月にメッシーナ入りした小笠原だが、セリエAでは6試合出場1得点の成績に終わり、6月30日に移籍期間が満了。直前にセリエA・シエナから正式オファーに発展する可能性がある打診が届き、気持ちが揺らいだが、出した答えは古巣復帰だった。

 「いまは鹿島で優勝したいという気持ち。不安より楽しみの方が大きい」。復帰戦は最速で15日のナビスコ杯準々決勝第2戦・広島戦(カシマ)となる見込み。ナビスコ杯に加え、リーグ戦も4位と優勝を狙える位置にいる。小笠原の復帰によって鹿島の通算10冠の可能性が見えてきた。(千葉友寛)

小笠原復帰「鹿島で優勝したい」

鹿島復帰が決定し、笑顔の小笠原
 元日本代表MF小笠原満男(28)の鹿島復帰が3日、決定した。欧州再移籍か鹿島復帰かで揺れていたが、クラブハウスで行われた代理人、クラブ側との話し合いで合意。「鹿島で優勝するためにやりたいと伝えた」と話した。

 非公式ながらイタリアのシエナから獲得の意思表示がきていたため、悩んだ末の決断だった。昨年8月に鹿島からメッシーナへレンタル移籍。悲願だった欧州の初シーズンは、リーグ戦わずか6試合で出場時間304分と満足できるものではなかった。6月30日でレンタル期間が終わり、籍は鹿島に戻っていたが、もう一度欧州でプレーしたい気持ちは強かった。

 最後は「今は鹿島で一生懸命やると決めた」と晴れ晴れ。鈴木満強化部長も「自分の口から鹿島でやると言ってほしかった。そういう気持ちになってくれたんでうれしい」と笑みを浮かべた。

 国際移籍証明書の都合で、復帰戦は早くても15日のナビスコ杯広島戦(ホーム)となる。「出るように準備はする」と小笠原。開幕当初は出遅れたものの5、6月をわずか1敗で終え、4位に浮上したチームにとって、9冠中6冠を知る男の復帰は、悲願の10冠に向けて最高の補強となった。[ 2007年07月04日付 紙面記事 ]

小笠原が鹿島復帰…復帰戦は15日ナビスコ広島戦
 セリエAメッシーナを退団したMF小笠原満男(28)が3日、J1鹿島に復帰した。クラブハウスで鈴木満取締役強化部長、山崎勇次強化課長らと会談し、「鹿島でプレーすることを決めました。今は鹿島でタイトルを取るため、一生懸命やる気持ちでいっぱいです」と伝えた。

 昨季、所属したメッシーナ(今季はセリエB降格)では、出場機会に恵まれず、海外挑戦続行を希望。保有権を持つ鹿島も6月中に新たな移籍交渉が始まることを条件に、移籍を容認していた。先週には、同リーグのシエナから打診があったが、定めた期限内に正式オファーまでは発展せず、最終的に小笠原から鹿島復帰を申し出た。

 復帰戦は、イタリアからの移籍証明書の到着を待つため、ナビスコ杯準々決勝第2戦の広島戦(15日・カシマ)となる見込み。メッシーナでは、最終節まで18試合連続ベンチ外と試合から遠ざかっているが、「今は不安よりも楽しみ。早く試合に出たい」。通算10冠達成へ頼もしい司令塔が鹿島に戻ってきた。
(2007年7月4日06時01分  スポーツ報知)

小笠原、鹿島に復帰 出場は15日以降
2007/07/04(水) 本紙朝刊 スポーツ A版 6頁
セリエA打診断る
 Jリーグ1部(J1)鹿島は3日、イタリア1部リーグ(セリエA)メッシーナに期限付き移籍していたMF小笠原満男(28)が6月30日の期間満了に伴い、鹿島に復帰すると発表した。背番号などについては未定。
 鹿島復帰か、それとも再び欧州にチャレンジするか、去就が注目されていた小笠原が出した結論は“復帰”だった。この日午後からクラブハウスで鈴木満取締役強化部長らと会談。会談後はふっ切れた表情で「鹿島でプレーすることになりました。鹿島のために一生懸命やると決めた。ここで優勝したい」と熱い胸の内を明かした。
 昨季9月に念願の欧州移籍がかない、メッシーナへ移籍したが、出場はリーグ戦6試合(1得点)、国内カップ戦2試合(0得点)。不完全燃焼に終わったこともあり、リーグ戦終了後は欧州移籍を第一希望に挙げ、移籍期限でもある6月末まで結論を先延ばしにしていた。
 しかし、自身のサッカーへの渇きが復帰を選択させた。「いくつか交渉する中で有力なのが1つ出てきて、もう少し待てばという状況にはなった。でも、この状況で引っ張るわけにはいかない」と小笠原。セリエA中堅チームからの打診はきていたが、それを断ち切って復帰を決断した。
 今後は早急に移籍手続きを進めるが、復帰は早くても15日のナビスコ杯準々決勝第2戦になる見通し。「まずは監督が(自分を)使いたいと思うかどうか。ナビスコ杯も1つのタイトルを取る大きなチャンス。どうなってもいいように、できるだけコンディションを上げてきたつもり。不安よりも楽しみな方が多い」。鹿島に頼もしい男が帰ってくる。

■小笠原満男(おがさわら・みつお)
 1979年4月5日、岩手県出身の28歳。98年に大船渡高から鹿島入団。Jリーグ通算204試合、46得点。99年ワールドユース準優勝に貢献。01 年からは5年連続でベスト11。02年、06年ワールドカップ(W杯)に出場。国際Aマッチ53試合出場、7得点。06年にセリエA・メッシーナへ移籍。リーグ戦6試合出場、1得点。国内カップ戦2試合出場、0得点。

既定路線であった復帰がようやく正式に決定した。
オファーがない時点から、否、移籍を決めた時点から復帰の既定路線は誰の目にも明らかであった。
そしてその通りになっただけである。
そもそも移籍以前からクラブ首脳に不要と言われ、日本人MFの機能しない例を無視し、渡伊後にイタリア語を勉強始め、二ヶ月を過ぎてやっと買い物、そして当たりに弱く走らない選手と烙印を押された選手である。
誰が欲しがろうか、使おうか。
ところで、今回はたかがレンタル復帰である。
昨季の佐々木竜太・首藤がJAPANサッカーカレッジから復帰、一昨年の康平がモンテディオ山形から復帰、古くは野沢も2000年にCFZ・ド・リオ(ブラジル)から復帰しておるのである。
特にニュースにすべきことでもない。
ただ、小笠原満男本人はやる気あるコメントを発し我等に媚を売っておる
この媚を真実とし、マルキーニョスを押っ圧すことなくプレイに専念することである。
であれば結果は自ずから付いてこよう。
しかしながら、イタリアからの移籍証明書待ちとは手際が悪い話である。
イタリア仕事でノンビリされたら本当に三十路まで戻せなくなりそうである。


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9 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (真伍)
2007-07-04 15:59:03
小笠原復帰はうれしいニュースですが、鹿島アントラーズ原理主義さんは、小笠原は今年どれくらい活躍できると思っていますか
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-07-04 16:24:55
メンタルが大丈夫なら、普通に出て普通に3G6Aくらいはやって貰って当然だと思うけど。
セットプレイを蹴るかどうかによって成績は変わるでしょうね。
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Unknown (彩陶)
2007-07-04 18:02:06
はじめまして、いつも楽しみに見させて頂いています。
私は満男が悪影響を及ぼす不安がある反面、満男、本山、野沢を監督がどう使うのか、それとやはりセットプレイが楽しみです。
野沢も昨年の本調子を取り戻したなら、ガンバ、浦和に食い込める戦力になると思います。
兎に角、彼には精一杯頑張って貰いたいです。
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-07-04 20:23:25
選手層が厚くなったので再拝が楽しみですね。
ちょっと勝ち点が離れたので、相手がどうこう言う前に一つ一つ勝っていくことが大事だと思っています。
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Unknown (スミス)
2007-07-05 03:55:15
マイノリティな意見だと思うけれど、中田より小笠原の方がひっかかります。中田に関して、僕は、会社やスポンサーのように金銭面での損得があるわけじゃないし、それ以外に問題点は特に無いと思ってます。小笠原については、試合をボイコットする位の海外志望の強さを持ちながら、レンタルといえども僅か1年で復帰。あのようなコメントはしつつも海外に未練があるようで、半年後公式にオファーが来たら移籍するつもり。昨年1月「W杯があるから」と一度断ったチームにW杯終了後移籍……小笠原にとって鹿島は何なのでしょう?
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-07-05 08:52:33
ユダは今のところ鹿島ところ無関係の選手。
ただ、サポーター的に許せないだけ。
満男に関してはおっしゃるとおりメンタル面に問題を抱えていると思います。
ただ、もう帰ってきてしまった以上、やることをやってもらうしかないですね。
でも、彼がまた出て行くなら出て行っても構わないというのが大方の意見じゃないでしょうか。

ドイツW杯の前に断ったのはプレミアシップのウェストハムですよ。
W杯半年前に断ったのは2002年の柳沢です。
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慌てず騒がず (いけ)
2007-07-05 17:33:22
おかえり、満男。



最近の夏の広島戦は、満男がらみで、いい思い出がない。

だから、書類が遅れて届くくらいでちょうどいい。

広島対策は、現在のメンバーで済んでいるわけだし。
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Unknown (スミス)
2007-07-06 00:36:08
すいません、公式な話じゃなかったんですね。デイリーの記事鵜呑みにしてました。http://www.www.daily.co.jp/soccer/2006/01/27/202804.shtml
全て小笠原のせいにするわけではないけど、勝ち点1差で優勝逃した一昨年、彼が広島戦に出ていたら…って。あの事はサポへの裏切りではないのですか?
僕は元々、小笠原のプレーが好きだから、ワガママを言ってでも海外で挑戦したいという強い気持ちがあるなら応援したいと思ってました。が、結局、大して力を試せないまま復帰することに。
柳沢が行って失敗したチームで1年間過ごすだけの為に、あんな悔しい思いをしなきゃならなかったのかって思うと、彼を素直に応援していく事が出来ません。
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コメントありがとうございます。 (原理主義者)
2007-07-06 11:00:34
>いけさん
とりあえず、日本に馴染んで貰うところから始めましょう。

>スミスさん
デイリーの記事は知りませんでした。
でも当時は柳沢も放出するぐらいでしたから、メッシーナに日本人を新たに獲得する余裕がなかったんでしょうね。
小笠原に対する思いは複雑でしょう。
それは私を含めた多くの人が同様です。
でも、サポーターである我等が後押しすることこそが重要だと思います。
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