鹿島アントラーズ原理主義

愛する鹿島アントラーズについて、屈折した意見を述べていく場です。

浦和・興梠、ラッキーなゴール

2013年05月12日 | Weblog
【J1:第11節 浦和 vs 鹿島】試合終了後の各選手コメント(13.05.11)
5月11日(土) 2013 J1リーグ戦 第11節
浦和 3 - 1 鹿島 (19:03/埼玉/46,649人)
得点者:63' 野沢拓也(鹿島)、66' 那須大亮(浦和)、78' 興梠慎三(浦和)、89' 梅崎司(浦和)

●興梠慎三選手(浦和):
「前半はテンパッて空回りしていた。あの雰囲気と対戦相手が鹿島ということで気持ちはすごい入った。ゴールはラッキーだったけど、8年間お世話になった古巣に何も挨拶できずにチームを離れて、お礼も言えずに出てきたので、今日はゴールを決めて、ヒーローインタビューで感謝の気持ちを伝えたかった。それがかなってよかった」

Q:ブーイングされていたが?
「それは仕方ないことだと思う。8年間、自分がダメな時でも応援してくれたし、感謝を伝えられたことに満足している」

Q:ゴールを決めた後、エンブレムにキスしてサポーターに伝えていたが?
「早く浦和の一員として認められたいという気持ちが強かったし、僕もいるんだぞというところを示したかった」

Q:パフォーマンスは考えていた?
「やろうと思っていなかった。とっさに出た」

Q:鹿島時代はそういうことはした?
「していない。胸に手を当てるくらい。それくらい追い込まれているかもしれない(笑)」

Q:試合前から注目されていた試合だったが?
「激しくは来ていたし、みんな一緒に8年間やっていた仲間だったのでやりづらさはあった。自分の気持ちを抑えられずに大変だったけど、ハーフタイムに監督から落ち着けと言われたし、後半は落ち着かせてやれたと思う。自分がどうにかしてやろうという気持ちはなかったけど、みんなにいいプレーを見せたい、成長したんだというところを見せたかった。それが変な風に出てしまった」

Q:新しいチームで刺激を受けている?
「鹿島で試合に出られないようになって、そのなかで浦和が自分を取ってくれたので、どうにかしてタイトルを1つでも多く取れるよう貢献したいという思いで来た。鹿島も外国籍選手を補強して、すごくいいチームになっている」

Q:ポストプレーで3点目の起点となったが?
「後半は落ち着いてポストプレーでけっこう起点を作れたと思う。(原口)元気と(柏木)陽介がなかなかボールを触れなかったので、どうにかして2人にボールを触らせたいと思っていた。そういうなかでああいうゴールが生まれたのはよかった」

[ J1:第11節 浦和 vs 鹿島 ]
同点に追い付き勢いに乗る浦和は78分、左からのクロスを興梠慎三(写真)がゴールをあげて古巣の鹿島からゴールを奪う。

[ J1:第11節 浦和 vs 鹿島 ]WOWプレーヤーズアワード:興梠慎三選手(浦和)
本日の試合で決勝点をあげた興梠慎三選手(浦和)が、この試合のWOWプレーヤーズアワードに選ばれた。


【浦和】興梠古巣へ恩返し弾/J1

後半33分、ゴールを決めDF槙野(右)と額をぶつけ喜び合う浦和FW興梠(撮影・野上伸悟)

<J1:浦和3-1鹿島>◇第11節◇11日◇埼玉

 浦和のFW興梠慎三(26)が、古巣鹿島に恩返しゴールを決めた。

 1-1の後半33分、ゴール前で左サイドからのMF梅崎のボールを頭で軌道を変えると、ボールはゴールに吸い込まれた。昨季まで8年在籍した古巣から貴重な勝ち越しゴールを決めた。

 この得点シーンではオフサイドの疑惑が発生し、鹿島選手やトニーニョ・セレーゾ監督は審判に激しく抗議。興梠も「オフサイドかなと思ってライン審判を見てたけど、なかなか旗を揚げなかったので。ラッキーなゴールだったけど、勝ち点3を取れて良かった」と笑顔で振り返っていた。
 [2013年5月11日23時20分]

浦和興梠、古巣鹿島に恩返し弾/J1

後半33分、ゴールを決め絶叫する浦和FW興梠(撮影・野上伸悟)

<J1:浦和3-1鹿島>◇第11節◇11日◇埼玉

 浦和FW興梠慎三(26)が、古巣に強烈な恩返し弾をお見舞いした。1-1の後半33分、左サイドからのMF梅崎のボールを頭で軌道を変えると、貴重な勝ち越しゴールとなった。浦和サポーターに向かって左胸のクラブエンブレムにキスしてみせた姿が、昨季まで8年在籍した鹿島からの“卒業”を印象づけた。

 「鹿島のサポーターに何も言わずに移籍したので今日はヒーローになって『ありがとう』を言いたかった」。得点シーンはオフサイドにも見え、試合後は仲間に「オフサイドじゃん」とちゃかされた。それでも、後半44分には梅崎がダメ押しゴールを決め、チームが試合の主導権を握っていたことに違いはない。「ラッキーだったけど、勝ち点3を取れて良かった。早く一員として認められたい、僕もいるんだぞ、ということを示したかった」と興梠。MF小笠原らに積極的にプレッシャーをかけ、前半27分にはDF中田を倒して警告を受けた。謝罪を要求する相手のFW大迫の腕を振り払うなど、気持ちは高ぶっていた。

 J誕生20年を記念した一戦。「(地元の)宮崎ではテレビでサッカーの試合がやってなくて、巨人の試合ばかり見てた」と明かすように、20年前は野球少年だった。友人に誘われ小6からサッカーを始めると、すぐにのめり込んだ。スポーツを愛する心で、浦和のサッカーにも溶け込んだ。

 チームは4試合ぶりの白星で3位に浮上。名実ともに誕生した「レッズ興梠」を軸に、浦和が反撃を開始した。【由本裕貴】

 [2013年5月12日7時21分 紙面から]

古巣破る決勝弾!興梠の“浦和記念日”はJ20周年マッチだ

J1第11節 浦和3―1鹿島 (5月11日 埼玉)

<浦和・鹿島>後半33分、浦和・興梠は勝ち越しゴールを決め喜ぶ
Photo By スポニチ

 開幕から20周年を15日に控え、「Jリーグ20周年記念試合」として埼玉スタジアムで行われた一戦は、浦和が3―1で鹿島を下して3位に浮上した。オフサイドの位置にいたようにも映る“疑惑”の判定だったが1―1の後半33分、FW興梠慎三(26)がヘディングで古巣相手に決勝点。リーグ戦4試合ぶりの勝利に導いた。

 運が味方した。1―1の後半33分、梅崎からのクロスを興梠が頭で押し込んだ。パスが出た時点でオフサイドの位置にいたように見えたが、主審はゴールの判定。「オフサイドかなと思って副審を見たけど旗が上がっていなかった。ラッキー」。古巣から決勝点。誇らしげにサポーターに向かって胸のエンブレムを掲げ「今までしたことがない」というキスをした。浦和の一員になれた、と実感した瞬間だった。

 追い詰められていた。今季エースの期待を背負い鹿島から加入したが、ここまで9試合1得点。「サポーターの人は良い目で見てくれていないと思う」と吐露したこともあった。さらに開幕前に「鹿島戦で得点する」と宣言していた手前もあった。移籍の際、あいさつすらできなかった鹿島サポーターに対して恩返しもしたかった。さまざまな思いを抱えていた一戦。前半27分には警告を受け、DF岩政らに削られて空回りするプレーが続いた。

 救ってくれたのは「いつも通りで良い。落ち着け」というペトロヴィッチ監督の言葉だった。冷静さを取り戻した後半は持ち前の動き出しの速さでチャンスを演出し、最後は運を引き寄せた。

 Jリーグが開幕した20年前、6歳だった興梠はサッカーすら知らなかった。生まれ育った宮崎県は野球が盛んな地。サッカーを始めた小学6年生時は20周年記念試合で自分がピッチに立つことなど想像もできなかった。

 だが今は日本サッカー界を支えている一人という自負がある。スタジアムには4万6000人以上が詰め掛け、選手を鼓舞する歌声が途切れることはない。93年に開幕したJリーグは「サポーター」という言葉を日本に浸透させた。試合後の恒例となった「Tシャツ」パフォーマンスでは“祝20周年!Jを世界最高峰リーグにしよう”とのメッセージを熱狂的なファンに送った。先人たちの努力に感謝しつつ、次なる歴史を担う覚悟を示した。

[ 2013年5月12日 06:00 ]

【浦和】興梠“恩返し弾”古巣にケジメ

後半33分、勝ち越しゴールを決めた浦和・興梠は、エンブレムをたたき絶叫

 ◆J1第11節 浦和3─1鹿島(11日・埼玉スタジアム) Jリーグ20周年記念試合として行われた浦和―鹿島戦は、後半33分のFW興梠慎三(26)の決勝ゴールの判定をめぐり紛糾。試合後にマッチコミッショナーが誤審を認めるという、後味の悪い結末となった。仙台は7連勝中の大宮を2―1で下し、昨季からの連続負けなし記録を21で止めた。

 興梠が“恩返し弾”で古巣にケジメをつけた。後半33分、ヘッドで逆転ゴールをたたき込み、チームに4戦ぶりの白星と3位浮上をプレゼント。試合後のお立ち台では昨年まで在籍した鹿島サポーター向けて絶叫。「(入団から)8年間、ありがとうございました」とお礼の言葉を口にした。

 2つの「義理」を通したかった。今季鹿島から浦和に移籍したが、あいさつ無しで移籍したことを後悔していた。試合前日から「ゴールしてサポーターにお礼を言いたい」と宣言。有言実行ができたことで迷いは消えた。試合前にブーイングを浴びても「されました? 込められた意味が『頑張れよ』なら僕はうれしい」と好意的に受け止めた。

 もう一つは、浦和サポーターへの思い。強豪同士の鹿島から浦和への移籍は20周年を迎えたJリーグでもほとんど例がない。だからこそ、得点後は鹿島時代に一度もしなかったエンブレムへの口づけをした。「(無意識に出るほど)追い込まれていたのかもしれない。早く一員として認められたかった」。生涯忘れられない1点で興梠が浦和の一員になった。

(2013年5月12日06時03分 スポーツ報知)

浦和・興梠、決勝ゴール 古巣へ見せた成長
後半33分、勝ち越しのヘディングシュートを決めサポーターの前で笑顔を見せる浦和・興梠(中央)。右はその後3点目を決めた梅崎=小川智撮影

サポーターにあいさつする、この日ゴールを決めた浦和の(左から)興梠、梅崎、那須=小川智撮影


■浦和FW・興梠慎三
(11日、浦和3―1鹿島)
 【吉田純哉】昨季までの古巣にサヨナラを告げるゴールとなった。1―1で迎えた後半33分だ。左後方からのクロスに飛び出し、頭で合わせた。「オフサイドかな、と思ったけど……。ラッキーでした」。今季2点目は、チームを4試合ぶりの白星に導いた。
 「8年間一緒にやってきた鹿島の仲間には負けたくなかった。前半はテンパってしまったけど、後半は落ち着いてできた」
 元日本代表の26歳。お立ち台では、ブーイングを浴びせられた鹿島サポーターに「ありがとう」と語りかけた。「お礼も言えずに移籍したので」。鹿島時代はJ1での3連覇も果たしたが、昨季終盤は先発落ちも経験。悩んでいた時に浦和から熱心なオファーが届いた。「試合にも出られない僕を取ってくれた」。育ててくれた鹿島と、拾ってくれた浦和の両クラブへの恩返しとなる一発となった。
 この一戦はJ開幕20周年記念試合。浦和が最多入場者数を誇るために指定された。開幕から10試合連続で先発する不動の1トップは分かっている。「浦和が優勝できたら、Jリーグは盛り上がる」
 ○ペトロビッチ監督(浦) 記念試合を勝利で飾る。「20周年にふさわしい緊迫した試合だった。鹿島が勝利してもおかしくなかった」


オフサイドのゴールをラッキーと語る浦和の興梠である。
これまで誤審にて取り消されてきた立場が、有利にジャッジされる身分となり喜んでおる模様。
興梠に関しては、イエローカードを受けた際に、その直後、鹿島の選手を突き倒しており、その時点にて二枚目のイエローで退場が妥当であった。
暴力行為を行ってもおとがめ無しという、浦和ならではの判定に擁護される身となり、心の底から浦和の選手となれた様子。
それはエンブレムにも口づけするというもの。
今後、悪質な行為を続けるであろう興梠に注意が必要である。

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40 コメント

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Unknown (県東の鹿)
2013-05-12 08:49:57
これで、赤い悪魔に成り得たと
本人としても浮かれているのでしょう。

そんなヤカラは、もうどうでもいいです。

オフサイドであろうが、無かろうが・・・
誤審であったにせよ。無かったにせよ。
鹿島を応援している身としては
そんなヤカラにゴールされたことが、とても悔しくてならない。
それだけの感情しか持ち得ませんね。
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Unknown (やんちゃ坊主へ)
2013-05-12 08:58:55
鹿島にどれだけ擁護され、育て上げらた身であるかを忘れないでね。鹿島での在籍経験なくしては、昨日の君はいなかったのだから。

本当の意味で「浦和の興梠」になれたね。
意地悪ではなく、もう「鹿島」と言う単語を君の口から聞きたくないから。

さようなら、コウロキシンゾウ
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 09:03:49
類は友を呼ぶでしたっけ。悪かった高校時代から変わらないということか。鹿島は息苦しかったんだな。なんとなく鹿島に来てしまったのか。今は気楽なんだろう。悪が当たりまえの世界にいられて。
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Unknown (カシマ)
2013-05-12 09:20:04
興梠...。
インタビューで何喋ってるかわからんかったけどお礼とお別れを喋ってたんだ。
滑舌悪いし、お前の偽物ゴールに腹がたってたから全然聞いてなかったわ(笑)
昨日のは誤審ではないよ。もはや八百長。
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これで (Unknown)
2013-05-12 09:23:08
身も心もあちらの選手になりましたね。
二人は仲良いですが、大迫を突き飛ばしたシーンを見て、私の心も完全に吹っ切れました。
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 09:29:43
興梠いままでありがとう
浦和で頑張れよU+203C
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 09:32:38
恥ずかしくないのか!!
人間として最低ー!!
今から元鹿島と言うな!!
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Unknown (京鹿)
2013-05-12 09:33:04
「オフサイドじゃん」と茶化す…

なんでこんな記事の書き方?
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 09:40:45
なるほど。
元鹿島っていうことで応援したい気持ちもあったけど、もう完全に敵だわ。
エンブレムにキス…新井場さんの真似だったら笑えます。貴方はどんなことがあっても、彼のようには歓迎されないでしょう。
傷つけすぎたのです。長年愛したサポーターの心を。せめて「疑惑のゴールだったけど、次は目が覚めるような本物のゴールを見せたい。今度はお互いにいい試合、クリーンな試合をしたい」くらい言えないか?

あんなゴールで本当に嬉しいのか?ラッキー?
浦和サポでさえ「あれはナシだわ」とか言ってますけど?

ホームで対戦するのが楽しみです「バッタもんストライカーのバッタ兄さん」(浦和サポの友人命名)
…一番悪いのは審判だけど、本当に神経逆撫でするの上手いな、バッタ兄さん!
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Unknown (Unknown)
2013-05-12 09:55:12
浦和が有利な判定で守られていることを意識して激しくプレイするし、オフサイドを見逃されることが多いので、クロスをあげるし、ゴールへ入れる。
結果は審判団が正当化してくれるから、選手もクラブも責任はなし。
ユースチームがボールボーイするときは、そこにも力が働く。

ひとことで言えば、「浦和らしい」勝ち方。
判定に守られた浦和、判定に泣かされた鹿島、20年を凝縮したような残念なマッチでした。

岩政の発言は鹿島らしいですね。
「原因は自分たちにもある。」
でも、中立であるべきものは中立でないと。

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